2004.01.30.
風邪なのか花粉症なのか、この季節はスッキリしない体調になってしまいます。一旦体調が落ちるとなかなか回復しないあたり、歳をとった証拠ですね。とにかく、周囲にも体調が悪い人間が多く、思い切って休むかということもままなりません。少ない人数でやっている職場は、こういうときが辛いですな。

さて、ここにきて時間のコントロールができてない状態が続いており、余裕がないことにちょっとストレスがたまっています。本を読む時間や音楽を聴く時間が十分にないと、あっという間に人間が荒れてきます。いけませんネエ。体調のせいで少し普段より睡眠時間を多めにしていることもあるのですが、いろいろな野暮用に時間をとられているといった感じですね。下町音楽夜話も、書くときはまとめて何本か書いてしまうのですが、ここ数週間はアップする直前に1本ずつ送り込む状況が続いています。一度どこかで、まとまった時間を確保して何本かの流れだけでも決めておけば一気にラクになるんですが、一本一本構成を決めて、書き上げて、推敲して、なんてやっていると、シンドイ状況が継続してしまうようで、いけません。調子が出れば一時間で3本とか書けるんですがね。まったく余裕がないということは、いろいろなかたちで影響するものです。多分表情も険しくなっているんだろうなあ、と思います。・・・周囲のみなさん、ゴメンナサイ。わたし生まれながらにコワイ顔なんです。それが険しい表情していたらネエ、いけませんネエ。・・・と、言われる前に反省しておきます。2月3月はもっと忙しくなる予定(2月のスケジュール表には既に全日何かしら入っている・・・)、さあ気合を入れて、・・・できるだけジンジャーにのっかられないようにして、・・・時間を作りながら、・・・ほどほどに頑張っていきますか。

2004.01.25.
どっひぇー!!Hot Club of Cowtown の公演が延期になってしまったよーん。

本日は横浜まで出かける予定だったのですが、出かける前に目的地の駐車場なんぞをネットで調べておりまして、ついでに会場となるThumbs Up というお店のメニューなんぞを見て、「何食うべ?」などとやっておりましたら、何とニュースのコーナーに公演中止の告知が・・・。ネットで名前を知らせて購入しているチケットなんだから、延期とか中止くらい知らせてくれてもいいじゃん。まったくー。しかし延期だの中止だのが続くなあ・・・。

なんでもウィット・スミスが中耳炎になってしまったんだと。あれ、飛行機に乗れないからネエ。10月で調整中なんだとさ。いける日だといいんだけど、とりあえず払い戻しはしないで、チケットは持っておくことにしましょ。それにしても、本日は2人ともあまり具合がよくなくて、ある意味助かったとでも申しましょうか・・・。私は木曜日の午後から風邪気味でして、カミサンはギックリ腰気味なもんで、今日は大人しく、家でのんびりということになってしまいました。ま、休んでろということなのでしょう。先日買ってきたDVDでも観ますかねえ・・・。

2004.01.22.

昨日は早く帰れたので、東大島に出てKIHACHI で「りんごのパイ」なるものを買ってかえりました。パイ?・・・パイなんですよ。キハチでパイねえ?、と思いながら食べてみましたが、味はタルトのまんまでしたね。食感のみがパイと言う感じ、「面白れー、」とか言いながらね。

最近「余丁町散人の隠居小屋」というサイトを毎日訪問しています。断らないと失礼になるので、リンクは貼りませんが(原則他サイトとはリンクをしない方針でしばらくはやっていますので・・・)、検索すれば一発で出てきます。とにかく刺激になるサイトというか勉強になるというか、似た考え方をする人間がいるものだと感心したり、呆れたり。ただお金に関する考え方は全く異なるようなのですが、それ以外は、95%程度、共感できるんです。これは相当に凄いことだと思っているんですがね・・・。まあその方が、1月19日の日経夕刊に掲載された直木賞作家、山本一力氏の文章を「説得力がない」と断じているんですが、これが実に嬉しかった。私はこの作家の考え方が大嫌いなんです。誹謗中傷する気はありませんが、自分とは違うタイプの人間だなと以前から思っておりまして、今回のこの余丁町散人氏のコメントが思い切り納得できてしまい、スッキリしたということなんです。山本一力氏は地元の名士みたいな作家さんですが、まあ嫌いなものは嫌いと。それから散人氏はiBlog についてもアレコレ書かれていて、これが参考になるんですな。ご覧の通り、私のサイトは文章だらけなんですが、blog を始める気はなくて、それでも知らないのは悔しいから研究だけはしているんですけどネ。そこで、blog について技術的なことをレポートしているサイトはないか、と探していて見つけたんですけどね。とにかく役に立つこと間違いなしです。ついでに、クール・ルールズもかなり早い時点で読んでおられて、コメントが載っているのですが、これも面白い。当分は目が離せないという気がしています。凄い人がいるものです。


2004.01.18.
ガレージ・レポでも書きましたが、昨日は雪が降り始めていたにもかかわらず、下総往復してきたのですが、あまり降られなくて助かりました。高速が空いてて快適でした。

カミサンの実家はホントに自然に恵まれていて、タヌキやらいろいろ出てきて楽しめるのですが、昨日は野鳥が遊んでおりました。


メジロですね。こいつにあげようと思って、庭のあちこちの枝にリンゴが刺してあります。


ところが、ヒヨドリがメジロを追っ払ってしまうんですね。体も大きいし、素早いですからね、手ごわそうです。


こちらはツグミさんですな。私にはヒヨドリとツグミがパッと見には区別がつきませんでした。羽を広げるとこいつは先が黒っぽい部分があるんですけどね。


最後の一個になった柚子ですね。とても柚子とは思えないほど大きくなっていました。

2004.01.15.
えー、体調がまたまた落ちてきてしまいました。節制はしているし、筋トレもかなりやっているのですが、唯一ストレスのみ思うようにコントロールできていないようです。冬は特に苦手なので気をつけているのですが、どうも思うようになりません。水分が不足しがちなのも手伝っているようですが、いろいろ不具合が出ています。目の見えが悪いのが少々気になるところなんですけどね。

さて先日のつぶやきでル・クルーゼについて書きましたが、その後も大活躍しています。やっぱ、いいものはいいですね。今日はついでに、キッチン・ツールについてもう少し。といっても、ワイン関係のグッズなんですが、どうしてもスタイルから入るようなところのある自分としては、ソムリエ・ナイフが気になっているんですが、どう見ても使い勝手が悪そうなんだよなあ。ウッディなヤツでちょいと飾っておけるのを探してはいるんですがねえ。そんなところで、普段はこんなものを使っています。


ワイン好きの方ならご存知でしょうが、上がヴァキュヴァンという、酸化防止のための真空ポンプと専用のゴム栓ですね。下がスクリュー・プルというコルク抜きなんですが、これは優れものです。結構お値段はってしまうのですが、本当にラクにコルクが抜けます。お値段の価値は十分にあります。フランスあたりには、こういったワイン関連の便利グッズって、いろいろありそうなのですが、もっと簡単に手に入れられないでしょうかね。一時期の訳のわからないワインブームが去ってくれて喜んではいるのですが、こういうものが手に入り難くなったという置き土産まであるようでして・・・、その点だけは、トホホですな。

2004.01.13.
さて3連休が終わってしまいましたネエ。先週は体調がイマイチどころか相当に悪かったので、この3連休で何とか回復を図ったのですが、一応は好転しましたね。でも今朝も寒いや。私は寒さに弱いので、何とも辛い季節です。昨日、一昨日ともちょっと買い物に出るという感じでお出かけはしたのですが、新しいカフェを開拓したりという元気すらなく、目的を果たしたらさっさと帰ってくるという調子でした。カミサンは洋服なんぞ結構見ることが出来たので、まだ満足してもらえたようですが、こちらの体調に合わせて動いてもらったので、申し訳なかったです。

さて昨日の収穫として、以前から懸案だったお鍋の買い替えがようやっと実現しました。いろいろな雑誌なんぞにも出ている「ル・クルーゼ」というおフランスのヤツなんですが、メチャ重いので年とったらキツイかなという思いもあったのですが、やっぱこの重さがいいのよ、ということで踏ん切りがついたようです。フタの重さで圧力鍋と同じような効果があるでも言いましょうか、熱が逃げないので、効率がいいんですね。高価でも、こりゃ買ってよかったという出来の昨晩のスープでございました。



楕円形のヤツも候補に上がっていたのですが、今回は無難に円形のココット・ロンドにしました。楕円形のは、お魚なんか煮るときにはいいみたいなんですけどね。まあ大は小を兼ねると。

さて、先日のつぶやきでご紹介したJawbreaker ですが、すでにカミサンがハイスコアを出しています。標準設定で1614点という信じられないような記録です。もしgenioユーザーでこれ以上の得点を出した方がいたら、ご連絡いただきたいです。何かあげますよ。私はこの点数でも信じられないほどなんですから。私が言うのも何ですが、ウチのカミサンは何か私の持ってない能力を持っているように思うんです。異様なほどの集中力とでも言いましょうかネエ・・・。うーん、人間、何かしら特技というものはあるようです。

昨晩、知人から借りていた「ボーリング・フォー・コロンバイン」のDVDを観ました。ちょっとヘヴィーな気分です。やっぱりアメリカの銃社会って、相当に病んでいますよね。カナダの平和さと比較するあたり、いい視点ですよ、ホント。ただ私は、カナダで、銃をもった人間に追いかけられたことがあるので、何ともネエ・・・。


2004.01.11.
正月明けで、いきなり5日働けば疲れもします。年末年始のお休みが長かった分、余計です。昨日は出かける気にもなれず、一日中家でゴロゴロしてました。我々にしては珍しい休日の過ごし方でしたね。大抵は出かけているか、家に居てもやることが一杯あって、動き回っている方が普通ですから。のんびり読書したりしていたのは久しぶりと言う気がしますね。

ここに来て猫どもが、病院からダラダラ食いを止めさせろと言われて、朝晩しかエサがもらえないんです。それが不満なのか、夜中に何度も起こしに来るんです。夜鳴きもひどくて近所迷惑でなければいいのですが、どのくらい聞えているのやら・・・。とにかくこちらは猛烈な睡眠不足です。ちょっと安楽な姿勢をとると直ぐに眠ってしまいます。こういうときは読書をしていても、目がショボついてダメですね。おまけにここ数日、流石の寒さでエアコンを入れていますので、尚更目が乾いて仕方ありません。

そのクセして、PDA に付属のJawbreaker というゲームなんぞをやってみたりもしています。色盲検査でもされているような画面で、色のついた風船をいかに効率よくまとめて消していくかというだけの単純なものなのですが、その単純さにハマり易い気もします。こういう単純なゲームの中で、戦略的なことをアタマの中のどこかしらで考えている自分が何とも情けないやら恐ろしいやら。通常カミサンはコツを掴むと超人的な集中力で撃破していきますが、これに関しては珍しく自分の方が得意なようです。そもそも私はゲームが苦手で、集中していられないんです。まあ自衛隊がイラク派遣でどうのとか騒いでいるご時世ですが(・・・クソくらえ)、我が家は平和な3連休です。また来週も忙しそうなので、これでいいかな、というところなんです。

2004.01.08.
新型iPod が発表されましたね。名刺サイズで4ギガだとさ。厚さ1cm とか重さ100g とか、ちょっと気になる部分もありますが(現物を手にしてみないと判りませんが)、よくできてそうですね。iPod は生産台数の累計が200万台を越えたとかで、やはり魅力ある製品だとは思いますよね。一方でソニーは40時間録音できるMD を発表して対抗してますな。何はともあれ技術の進歩は嬉しいものです。でも自分はしばらくSD カード系で行こうと思っています。SD の小ささはやはり魅力ですし、何といってもメディアとしての信頼性が抜群です。動作も安定していれば、書き込み速度や読み出しも速いですからネエ。MP3 なんぞにはホント向いていますよネエ。私はMD には嫌われたようでして、立て続けに機器が不調になり、使うことを諦めてしまいました。まあ勿論CD-R の方がよくなったというのもあるんですがね。とにかくローディングなどで、不具合がでるようなメディアは使いたくないです。ハッキリいって、MD は製品としての完成度が低かったと思います。

ここ数日、正月気分が抜けないどころか、いきなり機械の不調で、年明け早々SEのようなことばかりやっています。パソコン3台を蘇生させ、感謝はされていますが、自分の仕事が全然できない状態です。出鼻を挫かれたというヤツですね。3月4月くらいまでは、相当に忙しくなるはずなんで、先回りしておきたいんですが、世の中なかなか上手く行かないものです。どうしても、手がつけられるものからこなしていくということになる訳で、結局いつもの「帳尻あわせが得意な奴」と言われることになるんですね。何となく、こういう状況も見えてはいたんですがね・・・。

2004.01.05.
本当に休みが終わるのは早いですね。また仕事に戻るのかと思うと憂鬱ですな。もう少し達成感とかがあれば違うのでしょうが、今の仕事はその点がイマイチです。内容的には、さほど難しいことをするわけでもないので、問題ないのですが、ストレスは相当ありますね・・・。人によっては、ムチャクチャ難しい仕事とも言うんですがね。

さて、昨日一日で落合信彦の「グローバル・インテリジェンス・ファイル」を読んだのですが、これは面白かったですね。「ぽちの一冊」で書きましたが、現代史の勉強としては非常に役立ちますよ。ただ、今後どうなるか、どう行動すべきかということは自分自身で考える人間でないと、目的を見誤ってしまうことになりかねない刺激の強い一冊でした。それこそ、仕事前に読むには好都合の一冊でしたよ。いい刺激になりましたし、休みモードから脳みその活動具合が一気に仕事モードのレベルまで引っ張りあげられたような気分です。まあ仕事以上のレベルかも知れませんがね。少なくとも、休みボケみたいなことにはならないで済みそうですな。問題は「クール・ルールズ」の方です。面白すぎて読み終わるのが勿体ないくらいなんですが、後半はあまり知的興奮というものが感じられず、少々気分が萎み気味です。もう今日あたりで読み終えてしまった方がよさそうですな。

2004.01.02.
今年も新年は亀戸の七福神めぐりではじまりました。以前に左足の踵の骨を割ったことがあり、ここ一月くらいずっと痛んでいるのですが、昨日はその痛みがひどく結構辛いウォーキングになってしまいました。いつもの年よりも出かける時間が少し遅かったせいか、人の多さにびっくりしながらも、かなりハイペースで巡ってきたのですが、最近は1月1日から営業している商業施設が多く、なんだかけじめがないような気分です。ご近所の人気スポット、サンストリート亀戸も凄い人出で賑わっておりました。かく言う我々も、お茶と買い物をして帰ってきたのですから、その恩恵を被っているのですが、何とも釈然としない気分です。

家の中では、猫どもが、旅行中「アル動物病院」にあずけられていたものですから、相当ストレスが溜まっていたのでしょうか。ペッパーは3日間ほとんど食べてなかったようで、少し痩せてしまいましたが、家に帰ってきて安心したのか、ところ構わず熟睡しています。ジンジャーはやたら鳴きながらうろつきまわり、不平を訴えているようです。まあとりあえず大好物のかにかまでご機嫌を取っておりますが、動物病院からダラダラ食いを止めさせろと言われまして、いつも置いてあったカリポリがないものですから、それが相当に不満のようです。正月からやたらと騒々しい我が家でございます。

2004.01.01.
あけましておめでとうございます。自分のような人間でも、一応節目なので、けじめの意味からもいろいろと整理をしたりするのですが、さほど日常のペースが乱される訳ではありません。年末年始のお休みが今年の場合は、結構長いので、半ばにして、すっかりオフ状態にはなっているのですが、脳みその方が妙に活性化していて、いろいろ調べまくっています。現在、以前から探していて、ついに諦めてアマゾンでオーダーして手に入れた「クール・ルールズ」を読みながら、あれこれ考えているせいでしょうか?どうも100%共感できる内容ではないのですが、たしかに面白い。中野香織さんは「めまいがするほどの知性」と表現していましたが、それほどかー?と疑問を抱きつつも納得はしています。確かによく調べているし、洞察も深い。しかし主観を客観に置き換えている部分もあれば、矛盾もあるし(多分共著のせいでしょう)、だいいち翻訳がヘタ。カタカナ表記が統一されていないだけでなく、サブカルに詳しくない大学の先生がやっているから、限界があるんでしょうがね。ただここしばらくで読んだ本の中では圧倒的に面白いです。知的興奮を味わえます。

・・・まあ、そんなわけで、正月早々、ギラギラ状態で、ウロウロしています。昨日までの3日間で680km も運転してきたから神経がトンガッていても仕方ないんですけどね。ドロドロに疲れてもいるんですが、少々興奮状態かもしれませんな。何か今年一年を予感させそうな幕開けです。

「クール・ルールズ」
ディック・パウンテン+デイヴィッド・ロビンズ著
鈴木晶訳
(研究社)