2004.03.31.
さて、年度末、ついこの前正月だったような気がする。時間の流れが速く感じられるのは歳をとった証拠だね。それでも節目節目、きっちり仕事を終えて次に進むのみ。どうも普段は古いレコードばかり聴いて後ろ向きな趣味世界にいるせいか、仕事の現場では後ろを振り向かない傾向が強い。常に他人よりも少し遠い先を見て行動する、これが結構効く。うんと先を見て行動すると、ただの変人になってしまう。このあたりの見極めが、実は結構難しい。今までは経済社会の現場にいたから、社会の変化のスピードもかなり速かったが、今後は少々違う。スピードが速すぎると周りがついてこないだろうから、うまく状況判断する必要がある。つまり「成り行きまかせ」でなく「成り行きを見極めて」、スピードをコントロールしながら行動しなければいけない。年寄り相手の調整役的立場になるケースが多そうだから尚更か。

さてこのアルバム、ストーンズの英国盤2枚目。この時期は英米で別ジャケット、別選曲なので、コレクターは楽しめる。これは英国盤3枚目で、米国盤2枚目と同じタイトルで選曲がゴソッと違うもの。「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」は、アーマ・トーマスという女性シンガーのオリジナル。あみんの「待つわ」ばりの内容だけど、こちらは成り行きを見守っているしたたかさも感じられて面白い。
「Just Wait And See」だね。

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あーあ、終わっちゃったネエ・・・。何かあっけないなあ。今の部署で4年間苦労してきたんだけど、少しは何かの役にたったのかなあ?ここ1−2週間は、もう片付けばかりに近かったから、あまり実感がないけど、この4年間で築き上げてきたものが、わずかでも、他人様のお役にたっているのなら、それでも満足できるんだけどなあ。

今日本屋で「マンスリー・アスキー・プラス」という雑誌を見つけた。新創刊なんだけど、自作PCの情報誌ってことで、とりあえず買ってみた。読むところは多そう。でもそれだけかな。今後買い続けるとは、今のところ思えない。何かいいPC情報誌ないかなあ。どれも一長一短で、続けて買う気になれない。でも少しは必要と考えている。情報はあって然るべき、ないのはコマリモノ。でも不正確な情報を持っているのは、もっと危険。ほとんど情報なしで、異動する。さて、頑張らねば・・・。

2004.03.30.
昨夜新しくできた橋を渡ってきました。橋って好きなんです。ニュー・ヨークのブルックリン橋を渡ったときは感動したなあ・・・。でなワケで、「橋」、気合を入れて聴かないといけませんぞ。

週末からあまり運転する機会に恵まれず、走行距離は一向に伸びてない我がMINI COOPER S。これでは調子がいい悪いではない。当分の間、乗る機会がなさそうなので、ムリして乗らないといけないね。というワケで、昨夜、残業していたカミサンを迎えにいくという口実で、少しころがしてきたんだけど、大して走行距離が伸びるわけではなーい。それでも昨夜は、3月28日に開通した、永代通りの延伸で江東区と江戸川区の間に架けられた新しい橋(清砂大橋っていったかな?)を渡りたくて、少し遠回りして帰ってきた。さすがに新しい道路は気分がいい。予想していたよりもずいぶんと持ち上げてある橋で、葛西の大観覧車まで見えて結構気分がよかった。まだガラガラだしね。あっという間に西葛西の駅まで行ってしまい、ちょっと驚き。当たり前なんだけどネ。そんでもってグルっとまわって船堀橋を渡って帰ってきて、バオバブに寄ってパスタ食べてきた。ちょいとミニ・ドライブだけど、結構気分よかった。面倒がらずに、こういうことしなきゃいかんのね・・・、反省。

2004.03.29.
さて月曜日だが、実は今日までお休み。つまり4連休なんだけど、3日間があっという間に過ぎてしまった。体調を崩したのもあるが、サビシー。今日はできたら自分自身のために時間が使いたいと思っている。

今週は年度が切り替わる週ではあるが、いまいち実感がない。明日明後日はバタバタして終わるだろうから、落ち着いていろいろ考えられるのは、ひょっとして、今日を除くと当分ないかも知れない。なかなかこれはこれで、サビシーものである。自分は結構時間の使い方が上手いと思っている。時間単位でできる仕事量で他人に負けることはあまりない。特に一日単位でいくと、睡眠時間が短いこともあり、早朝からフル稼働できる人間なので、不思議がられる事も多い。それでもバタバタするときはする。他の人はどうなんだろうと思いつつも、他人のことに関心がないので、自分なりに最善を尽くす。結局それが好結果を生む。

人生は1回しかない。しかもたった1000月。のんびりしているヒマはない。

2004.03.28.
エリック・クラプトンの「ミー・アンド・ミスター・ジョンソン」、ブルース・レジェンド、ロバート・ジョンソン曲集だけど、うーん、きれい過ぎるんだよなあ、この人のブルースは。ま、いいことはいいんだけどね。

早速に買ってはきたものの、うーん、これも世界中で受けるんだろうなあ。完全に納得できる内容ではないんだけどなあ。スティーヴ・ガッドにしろネイザン・イーストにしろ、上手すぎるというか、ブルース向きでないというか、・・・でもあまりにも上手く消化して自分たちの音楽にしてしまっているから、ちいとも違和感はない。さすが大御所。この泥臭さが薄いところが、素人受けする、つまりヒットする要因でもあるわけなんだろうね。しかし、ここまでやるんなら29曲全部やればいいのにネ・・・。「トラヴェリング・リヴァーサイド・ブルース」をやってくれているからまだ許せるけど、「クロスロード・ブルース」がないのはまずいんでないの?ついでに「テラプレイン・ブルース」も聴きたかったなあ。フォガットがカヴァーした「テラプレイン・ブルース」はサイコーだったな。

大御所に対しては、常に批判的視点から入るんだけど、結局このアルバムも好きになるんだろーなー。

一つ気になるというか、頭にくるというか、腹立つことがあるんだけどさ。これデジパック仕様だったんだけど、どうしてベタベタ曲紹介とかコピー・コントロールCDだとかのシールが貼ってあるわけ?簡単にとれるのかと思って剥がしたら、コーティングの表面が一部はげちゃったよ。中古なら少しくらいはげてても気にならないけど、新品で買ってきたもののコーティングがはげてるのって、許せんなあ・・・、自分が悪いんだけど。むやみにシール貼るなって、ホント、腹立つー。

さてと、昨晩下町探偵団のオフ会実行委員会とか言われて、ノコノコ出かけて行って、夜遅くなってしまったので、また風邪っぴきに戻ってしまった。それでも朝は一応起きることになる我家は結構厳しい。昨日の昼間、カミサンがしっかり猫どもを遊ばせておいてくれたのか、今日は猫の方が寝坊している、というか猫どもが寝なおしにベッドルームへ戻ってしまった。自分も2時間しか眠っていないので、もう一度寝なおすべ・・・。眠いなら起こすなと思うが、猫どもも習性になっているのか、毎朝4時にはとりあえず起こす。あまりの正確さに薄気味悪くなるほどである。なかなか義務感の強い猫どもである。

eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

結局2時間睡眠の後、もう2時間眠って、また起されるハメになった。今日は天気もいいし、このまま起きて花見でも行きたいところだネ。今日はカミサンの重要な会合があって、八千代まで送り迎えしなきゃいけないんだけどね。「さらまわし」の更新も少々サボリ気味だし、やることは一杯あるんだけど、こう天気がいいと、さすがに外に出たいなあ・・・。と言いつつ、クルマで走りだしたら、景色なんか見るどころか飛ばしまくるしょうもない奴です、ハイハイ。花見っていうタイプじゃないのよね。ついでに今日は気が向けば「下町音楽夜話」のまとめ書きでもするかね。こういうのって、忙しいって言うのかな。ベーゴマのギネス挑戦への参加はやっぱパスだね、申し訳ないけど。

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結局今日は予定が二転三転してしまい、出かけるに出かけられず一日中、家に待機状態で終わってしまった。お陰でレコードは一杯聴けたし「アームズ・コンサート」のDVDも観ることができた。それにしても一度もハンドルを握らない週末は気分がよくない。明日は、無理してでも機会を作って運転せねば・・・。

今日は「ミー・アンド・ミスター・ジョンソン」も2度ほど聴いた。やはりきれい過ぎる音、都会的過ぎるアレンジ、違和感が拭えない。その中を妙に鋭いハーモニカが鳴っているので、思わずクレジットを見直した。何だよー、ジェリー・ポートノイのじいちゃんが吹いてんじゃん。カッコエエ訳だ。しかしなあ、このメンツ・・・、サイドはいつものアンディさんに加えて、ドイル・ブラムホールIIも弾いているし、これ以上望みようがないようなメンツなんだけどなあ。虚しい・・・。

2004.03.27.
本日アップの下町音楽夜話、前期ジェネシスとピーター・ガブリエルのことを書いたわけだけど、この内容に理解を得るのは難しいかも知れないね。実は一年ほど前に書いたものなんだけど、それを少し手直しして入稿したワケ。どうしても時間が取れなくて、不本意ながら、といったところ。

ピーター・ゲイブリエルを語るときにBIKOの話題に触れずに評価することはできないよね。こういった南アフリカの活動家を取り上げ、世界の意識を人権擁護に向かわせた人でもあるわけね。だから不本意なんだな。音楽的には、前期・後期ジェネシスもピーター・ゲイブリエルもみな一様にハイレベルで、聴く価値は十分すぎるほどあると思う。それにしても少し煮詰まってしまっている文章だな。自分では、これまで書いた92本のエッセイの中で最低点だね、こりゃ。

実はひどく体調を崩して、寝込んでいるところ。昨日休みにもかかわらず、夜は係解散式ということで、汐留までのこのこ出かけたのがよくなかったみたい。もの凄いビル風でカラダを冷やされたこともあってか、とにかく暑くなったり寒くなったりを繰り返してしまい、今朝になったら起き上がれないくらい熱がでていたというワケ。まいったね、こりゃ。今日も夜だけ予定があるんだけど、何とか熱が下がらないかな。寝てるしかないかな。

2004.03.26.
あんまりお天気がよくないのかな。今日はカラダを休めることができるとは思っていたけど、結局動き回っていそうな予感。どのみち夜は「係解散式」とかで、汐留まで出かけるので、少し早めに出て用をたすつもり。異動のドサクサに紛れて有給消化にかかっている。4月以降は新しい職場で、休暇が取り辛いかもというのもあるが、早くから異動する予測ができていたので、早め早めに仕事を片付けてきたため、もうやることがないという状態でもある。あとは引継ぎのみ。

そんなわけで、今日はHMVでも行くつもり。エリック・クラプトンのロバート・ジョンソン曲集も楽しみだが、エルトン・ジョンの「グッバイ・イエロー・ブリックロード」のデラックス・エディションも発売になっているし、UAとケミストリーもチケットがとれたので、その辺の新譜とかもチェックしなければいけない。エアロスミスの新譜ももう直ぐ発売になるし、出費のかさむ季節である。

一方昨夜来、雌猫のペッパーが調子悪そうにしているので、動物病院にも行かなければいけないかも知れない。こちらはもう少し様子見。昨夜はかなりもどして全然動かなくなってしまい心配したが、今朝は少しうろついている。まだエサは全然食べないが、回復してきているようではある。

さてとこのアルバムは、エリック・クラプトンがいろいろなブルースマンのアルバムに客演した音源の寄せ集めの1枚目。これらの音源の元ネタのアルバムは、みなどれも凄い高値で取引されているので、自分のような節約型コレクターには有り難いアルバム。それでも2枚目を含めてもコンプリートでないあたりが、さすが商売。まあエリック・クラプトンのコンプリート・コレクションはムリと最初から諦めているので、別に構わない。それでも今現在、240枚のエリック・クラプトン参加盤が我家にはある。圧倒的に第1位だろう。

ちなみにジミー・ペイジ188枚、ジェフ・ベック117枚、マイルスデイヴィス152枚、ポール・チェンバース106枚、ロバート・フリップ132枚、このあたりが枚数の多い上位か。データベースを作っているといろいろ面白い。

2004.03.25.
昨日、久々にランファンに行って食事をしてきました。相変わらず美味しかったです。一昨日が私のバースデーだったのですが、バースデーの月に行くと10%引きにしてくれるのと、ドリンクのサービスがつくのです。別にそれがなくても、普段からもっと行ければ行きたいですがね、そうも言ってはいられません。改装してから2-3回しか行ってませんが、やはりあそこは、東京東部では一番美味しいな。

さて昨日は、ワインは白ですが、ラトゥール・レオニアンをデカンタで頂きました。実に口当たりがよく、喉越しのスムーズなものでした。まあどんな料理にも合うでしょう。料理はプリフィクス・スタイルのランファン・コースでしたが、メインは大好物の子羊の煮込み、デザートはおまかせ、といったところです。フラッシュを使わないで、そーっと撮影しているので、少し色がヘンですが、お味も盛り付けも素晴らしいものでしたネ。



さて、ハマスの創設者ヤシン師がミサイル攻撃で死にましたネ。イスラエルとしては、何としても殺さなければいけなかったのでしょうね。ほっとけばもうすぐ死にそうなくらい高齢だったはずですからね。もう道連れにされても堪りませんけどね。・・・過激だからなあ。アメリカ側はイスラエルに対して一定の理解を示す、といういつもの調子ですが、国連のアナン事務総長なんかはかなり厳しく非難していますからね。今後もこういった構図が続くのでしょうか。アラブにおける西欧の代弁者になっているイスラエルの立場をさらに危うくするアメリカの姿勢だったりして。裏でいろいろやり取りがあるんですかネ。何が理解じゃ、ホンマ。

2004.03.24.
年度末、バタバタしているが、何とかもっているといったところ。異動の挨拶などを少し始めたものの、次の職場の説明が上手くできず、何とももどかしい。精神的な疲れも溜まってきているのか、妙にだるい。ま、こんなときはブルーノートあたりの威勢のいい音でも聴いて、元気出すっきゃないんだけどね。

重量盤の65周年記念盤、RVGマスター使用って、今まで使ってなかったの?って感じだけど、これルディ・ヴァン・ゲルダーがリマスターしたCDが数年前に発売されたけど、あれと同じマスターを使っているよということなんだろうネ。それにしても65周年記念とはまた中途半端な年数で周年行事をやるもんだね。他に言いようもあろうにネ。

そもそもRVGさん、相当に音をつくり込むタイプのようだから、実際に鳴っていた音とは違うんだろうネ。むしろ彼の頭の中で理想としている音を再現(?)しているんだろうな。ハードバップ全盛期の、ジャズそのものみたいな人だけど、この人実はクラシック好きで、あまりジャズは聴かないという話なんだけど、ホントなのかな?ま、いい仕事してくれりゃ何でもいいけどね。

さてと、昨日読売新聞の下町版みたいなところに、「響美会」という江東区内で活躍している、女の子だけのお囃子の会があって、そこの代表者が紹介されているんだけど、実はこれ、私が売り込んだのが発端の記事。江東区内で活躍する20代の人間を紹介して欲しいと言われて、思いついたのが彼女たちだけだったワケ。普段お付き合いがあるのは、もっと高齢の方とばかりなので、20代と言われてもピンとくる人間がいない。やはり下町も高齢化しているよなあ。彼女たちとは直接面識がある訳ではないんだけど、下町探偵団のGENさんから話は聞いていて、そのうち活躍する場を提供してあげようと思っていたワケ。ちょっと予定外のものだったけど、まあいい記事に仕上がっていたので、非常に嬉しい。メディアは大いに利用するべし。

2004.03.23.
今日はマイ・バースデー、少しはいいワインを飲むかと思い立ち、サン・ジュリアンのタルボ1999年を抜栓した。流石に評判のいいシャトーだけあって、美味しかった。久々のフルボディ、適度に若く喉越しが非常によかった。一般的にはもう少し年数を経てからが飲み頃かとも思われるが、本日の抜栓は大正解であった。ちなみにBGMは、カミサンがプレゼントしてくれたジョージ・ハリスンのボックスから「33&1/3」。大いに結構であった。

2004.03.22.
先週、金曜日に人事異動の内辞が出てしまいました。来年度は何とIT推進担当ということで、今でもコンピュータ漬けの日々なのに、一層加速しそうですね。これまで以上に目を大事にしないといけませんね。やっていることはあまり変わらないようではありますが、外部のIT化を推進するのと内部のIT化を推進するのではずいぶんと違うでしょう。まあ仕事は何でもいいんですよね。あまりこだわっていない。と言うか、特別やりたいことがあるわけでなし、かと言ってお給料をもらっている身としてはやりたくないなんて言ってられないですからね。何でもいいな・・・。

最近は楽天日記の方で、毎日つぶやいているので、こちらをやめてしまおうかとも思っているのですが、こちらはこちらでデジカメ画像を載せるコーナーにでも切り替えて行きますかネエ・・・。でなことで、年度末あまり考えずに勢いで行ってしまおうかな、と思っておりますです。あーあ、今週は年取ってしまうしなあ。

2004.03.21.
本日の一枚は、昨日に続きフレンチ物。昨日アップの下町音楽夜話でも触れているけど、「バビロンの妖精」という曲はセルジュ・ゲンズブールの作曲と言われたりするものの、元ネタはブラームスの交響曲第3番第3楽章。ゲンズブールはアレンジしただけ。ウェイウェイ・ウーのCDクレジットは従って間違っているということになるね。ちなみにジェーン・バーキンのバージョンだと、オルガンがフィーチャーされていて、ウェイウェイ・ウー・ヴァージョンよりもナルホドと思わされる部分がある。とにかくジェーン・バーキンの方を聴くと、この歌詞は韻を踏みまくりの言葉遊びの曲なんだな。タイトルからしてそうなんだけどね。ついでにL.A.の地名がまた重要な意味を持っているんだな。要はこれ、「ハリウッド・バビロン」なんだよね。そこのところが、実は韻を踏んでいるだけではなくて、結構奥が深い歌詞にもなっている。ゲンズブールのデカダン。あまりにもストレートを装って2重にも3重にもひねりが効かせてある。恐るべしスケベオヤジ。

昨日は雪も降ったりする中、下総にあるカミサンの実家まで往復してきたけど、クルマのほうは絶好調。ホントに悪天候には強いクルマである。ただエンジンのかかりが悪くてディーラーで見てもらったのに、症状がでない。つまり絶好調。だから別にいいんだけど、もし不具合があるのなら、キチンと治したい。こういうときに限って症状がでないのは困ったものだ。よくあることだけどね。以前乗ってたフォード・モンデオ・ワゴンも、何週間が預けておいてようやく症状が確認されてミッションごと交換したことがある。症状が確認されるまでに時間がかかることはよくあることなのかも知れない。でも長期にクルマをディーラーに預けるのは嫌だなあ・・・。

さてと、今日は近所のサンストリート亀戸でベーゴマをやる日。毎月第3日曜日ということになっているのだが、なかなか都合がつかなかったり、体調が悪かったりで、まだ一回しか顔を出していない。家から近いので手伝いに行ってあげたいところなのだが、なかなか思うようにならない。今日あたりは何とか行こうと思っている。ただし午前中はエアロスミスのチケットが配達されるので、出かけられない。プレ・オーダーで4枚申し込んで当ったのだが、さて誰と行こうかまだ決めていない。まあ7月なので、まだまだ先なのだが、こういうのは早めに手を打たないと案外調整に苦労する。しかしエアロスミスがドーム一回で済むのだろうか。追加公演とか発売されるのかな?そうでないとこれって案外貴重なチケットになりそうな気もする。・・・東京ドームは嫌いなのだが、お祭り騒ぎを楽しんでくるしかない。

2004.03.20.
今回の下町音楽夜話は、手抜きと言えば手抜き、一気書きしたものなので、一気に読めるとは思う。1時間くらいで書いて、あとは資料などで確認する作業がもう一時間といったところか。ただフレンチ・ポップスに関してはろくに資料がない。1973年のヒット曲に関してはビルボードの年間ヒット100で十分だった。それすらなくてもこの時期のヒット曲に関しては、記憶がしっかりしている。確かによく音楽を聴いていた時期ではある。当時中学生のこづかいで買えるレコードなんて大した枚数ではないので、結局いまだに当時買いそびれたものを買い集めているようなものだ。1973年のヒット曲に関しては、もうほとんど揃ってはいるがね。

この「もう森へなんか行かない」は1978年頃に山田太一のテレビドラマ「沿線地図」で起用され、一時期ブームになっていた頃に発売されたベスト盤。「さよならを教えて」も収録されている。山田太一のテレビドラマは、いい曲が印象的に使われていて、好感が持てる。「沿線地図」や「岸辺のアルバム」は忘れられない。それにしても、この人、「自立」についてのストーリーばかり書く人だな。当然自立した人間が少ない日本では、彼の書いた脚本は受けることになるワケだけだね。この人も只者ではないね。

2004.03.19.
今日はお休み。でもクルマがないので、走りに行くことはできない。カミサンは夜中まで仕事している状態だし、・・・ね。しょうがないから、家の中の整理でもするかね、懸案事項もいろいろあるし。

本日の一枚のサンボーンの「バン・バン」ノリがいい。ホントこれで踊れたら気持ちいいだろうね。アルバム全体をこういう曲調でつくれなかったのかね。アルバムとしては、そこが不満。結果これ一曲しか聴かないアルバムになってしまった。昨日のハイラム・ブロックの「ダ・アレイ」を聴いてから無性に聴きたくなり、これとブレッカー・ブラザースの「イースト・リヴァー」の3曲をPDAにコピーした次第。フュージョンはスムース・ジャズとかいう呼び方もされるけど、自分の場合はハードな曲の方が好き。この辺の曲はヘタなロックより、気持ちいい。

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朝書いたことをすっかり忘れていたワケではないが、家の中の片付けなんてするワケないね。結局午前中はのんびりとレコードをあれこれ聴きながら読書して、午後から新宿に出かけてきた。本日のお買い上げー、本3冊、語学テキスト3冊、語学CD4枚、LP7枚、音楽CD4枚。結構散在してきた。思い切りフトコロは寂しくなったが、気分よし。

夕方からはMINI江東へ修理に出しているクルマを受け取りに行った。ミラーのモーターの方はきれいに治っていたが、エンジンのかかりが悪い方は、症状が出ないということで、しばらく様子見となった。こういうのって、大抵症状出ないんだよネエ。

さて、どうでもいいことだが、職場の人事異動の内辞が出た。とりあえず、異動できることになった。・・・嬉しい。しかも比較的得意分野。問題は人間関係か・・・。

2004.03.18.
さて、今日も年度末の片付けに近い仕事になりそうかな。天気があまりよくなさそうだから、外にも出ないだろうし、できる時にうんと整理しておいた方がよさそうだね。我々は、とにかく紙切れ一枚でどこに飛んでいくか分からない身の上だからね。あれ?紙切れすら無くなったんだっけ?まいっか。

昨夜1973年7月号のカー・グラフィックを引っ張り出してきて、ちょっと調べ物をしていた。内容があまりにも面白かったのでビックリ。ちょっと紹介すると、インプレッションはロータス・ヨーロッパ・スペシャルとポルシェ・カレラRS、ロードテストがシトロエンGS1220、ニュー・モデルに至ってはオースティン・アレグロ!、ダットサン・サニー1200・1400!ホンダ・シビック/145オートマチック!、ダイハツ・フェローMAX!、ダイハツ・コンソルテ・クーペ(何だこりゃ?)、マツダ・ルーチェ1800(当時としては案外カッコエエ)などというラインアップ。マートラ・シムカ・バゲーラなんてのまである。

ロータス・ヨーロッパの車高の低さを示すのに、旧型ミニと並べて写真に納めているあたりがとてもカワイイ。ミニの車高が高く見えてしまう。意外なのが、’73日本グランプリのレポートと「ダットサン勢、みたびサファリに圧勝」などというモーター・スポーツ記事。そして超意外なのが「活況を呈する電気自動車開発」というもの。この時期でここまでやっていたんだネエ・・・。ついでに広告では、ホンダの無段変速=スターレンジの登場とか、トリオ・カートランシーバー(定価54,900円)などが目を惹くかな。

ちなみに乗用車の生産台数は現在の半分の水準(1973年4月が345,946台、2003年12月が674,142台)、輸出実績は現在の3分の1の水準(1973年4月が121,618台、2003年12月が384,559台)。まあ海外生産分があるので、単純比較はできないけどネ、30年で随分変わったような・・・あまり変わってないような。会社名だって「スズキ」が「鈴木」と表記されているのと、「マツダ」が「東洋」となっているくらいだもんね。こういうの、結構オモシロイ・・・。

2004.03.17.
随分と暖かい一日だったので、少し汗をかいた。そのおかげか体調が戻ってきた。ただし今日は猫どもに2時に起されてしまい、それきりなので妙に眠い。従って今朝は朝飯前に4時間も時間があったのに「さらまわし」の更新で時間をくってしまい、それ以外には「下町音楽夜話」が1本書けただけ。何とも実りの少ない4時間であった。

職場では、年度末恒例というか、片付け中心の一日。うーんとデスク周りが整理されたので、気分はよい。いかにこれまでいい加減にやっていたかと驚かされた。加えて古い資料を触ったせいか、カラダが痒くなってしまい、非常に不快。

さてこの前の土曜日に、まもなくやってくる私の44回目のバースデーのプレゼントとしてジョージ・ハリスンの「ダーク・ホース・イヤーズ・ボックス」をカミサンがくれたのだが、これが何とCCCDでパソコンでは再生できない。それに加えて、日曜日にクルマのドアミラーを折りたたむモーターがいかれてしまい、今ディーラーの工場に入っているのだが、そのクルマの中にジョージ・ハリスンのCDを2枚置いてきてしまい、聴けずにいる。マヌケ・・・。よりによって一番好きな「クラウド・ナイン」が聴けない。トホホである。

それでも、「ジョージ・ハリスンの音」というものが有るんだということを、集中的に聴いて確認したかったのだが、その目的は土日である程度達成できたので、まあよしとするか。別に聴くものが他にないワケではない。いくらでもあるのだから、他のを聴くことにするべ。とにかく4月にライブに行く、一青窈のおべんきょしなくっちゃ・・・。

2004.03.16.
クルマは工場入りしてしまうし、自分も病院に入ってしまいたいような調子なんだけど、そうも言ってられない。無理やり元気にやっている。そんなワケでヘンなものを聴きたくなるのだろうか・・・。熱だけでも下がってくれれば、まだ仕事もできるのだが、花粉の症状も今がピークのようだし、節々が痛いので、集中力欠きまくり・・・。今日も一日辛そうだ。ノウテンキにヘヴィーなものでも聴いて頑張っていこ。

2004.03.15.
「大きな節目の時期にきている」という言葉をよく口にする昨今なのですが、仕事は一つ一つ片付いていき、気分的にはスッキリとしています。ただムリがたたったか、体調は最低といったところです。まあこの週末、土日ともかなり普段より多めに睡眠をとったのですが、首から肩にかけてバリバリに凝ってしまい、ヒドイ頭痛になってしまいました。ここ一年ほど、ワインを頻繁に飲むようにして頭痛とは縁遠い人間になっていたものですから、久々の頭痛が懐かしいという感じですな。最近は夜遅くまで根詰めて仕事をするようなこともなくなっていますからネエ。ホント、久しぶりなんです。

ただ仕事は忙しくないのですが、金にならない事ばっかり根詰めてやっていると言えばやってますな。ここのところ色々と地域コミュニティ関連やボランティア関連も動いているのですが、それに加えて面白いことをやっていたので一つその話を。というのも、一週間ほど前、アメリカはカリフォルニア州のマウンテン・ヴューというところに住む男性が、このサイトの「さらのリスト」を見て、売ってくれるのかとeメールで問い合わせてきたんです。勿論売り物ではない旨を伝えたのですが、明らかにショップ・ディーラーではない個人のコレクターであることが判ったので、よかったら譲るよと申し出たところ、いろいろやり取りが続き、結局途中から自分が楽しんでいる状態になってきて、昨日ようやく発送したところなんです。お人よしもここまでくれば世界から呆れられるかも知れませんが、でもどうしてもそうしてみたかったんです。

どうも普段「経済の現場」にいるからなのでしょうか。どうすれば1円でも多く儲かるかの支援をやっているわけですから、全てが金なワケです。でも金儲けじゃないところでモノが動くことだってあってもいいと思うんですよ。経済を理詰めで推し進めるのもいいですが、それではボランティアなんて全く説明がつかないですからね。加えて気まぐれとか、いろいろな要因があって然るべきだとも思うんですよ。今回の一件は完全に気まぐれが発端で、途中からはアメリカからこのサイトを見ていて、欲しいものが手に入るヤツがいるということが面白くなってきていたんですけどネ。おまけにブッシュが嫌いというところでいろいろ話が合い、結局送って上げることになったんです。まあ何といってもレーザーディスクですから・・・。もうどうやって捨てようかと思っているような代物なんですから・・・。結局購入代金よりも郵送料の方が高かったくらいです。それなりの持ち出しもありましたが、この一週間、随分楽しかったことは事実です。

まあ言ってみれば、「下町音楽夜話」もボランティアで書いていますし、私の場合、通訳のボランティアも長年やってますからね。昨日も西大島の総合区民センターで「国際交流のつどい」なんてイヴェントをやっていて、そのレーザーディスクを発送するために城東郵便局まで行ったついでに顔を出してきたのですが、あれだって完全にボランティアに支えられていますからね。世の中、そうやって金だけで動いているワケではないということが実は大事なんじゃないですかね。今更何言ってるのと言われそうですが、「どうすればモノが売れるか」ということばかりやっている身としては、案外忘れがちなんですよネエ・・・。

2004.03.14.
昨日アップの下町音楽夜話の、ドン・ニックスの名前を知っている日本人がどれだけいるか、甚だ疑問ではあるが、BBAの曲名を並べれば、「知ってる知ってる」ということにはなるだろう。可哀相な人物ではある。ただヴォーカルといい、個性がありそうでなさそうなごちゃまぜ感覚といい、売れなそうという気はする。ヴォーカルの弱さという点では、このBBAも同じなのかもね。いいヴォーカリストが見つからなくて、トリオで見切り発車してしまっただけに、やはり弱点は弱点かも。でも3人というあの最小限のフォーマットでの究極ではあるよなあ。エリック・クラプトンのクリームよりはカッコイイもんね。

さてしばらくの間は、必然的にジョージ・ハリスン聴きまくり状態になりそう。当然嫌いではないので、いいのだが、忙しいとディスクを入れ替えたりするのもメンドウになったりするので、気をつけないといけない。昨晩DVDだけ少々観てみたけど、「ガット・マイ・マインド・セット・オン・ユー」のヴィデオクリップは少々気恥ずかしいものがあったなあ・・・。ジェフ・リンとかもギターを弾いていたりするんだけどね・・・。けどねえ・・・。

2004.03.13.
下町探偵団に寄稿しているエッセイ。毎週土曜日更新で週に1本書いて入稿しているが、もう90本目。よく書いたものだ・・・。

さて一仕事終わって、今日は何ヶ月ぶりになるのか、寝坊した。と言っても、毎朝4時には起しにくる猫様たちに、カミサンがエサをやってくれたので、起されなかっただけなのだが。気がついたら8時を過ぎていた。土日もなく4時起きの自分にとっては、稀に見る幸福。カラダの調子が妙によくなった気がする。

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さて、今日はゆっくり起きてからのんびり朝風呂につかり、ブランチの後、東京都現代美術館へ出かけた。3月21日までやっている「私はどこから来たのか/そしてどこへ行くのか」という企画展の招待券をもらっていたのにまだ行ってなかったので、どうしても行っておきたかったのだ。日本人アーティスト8人の共同企画展だったのだが、まあ山口晃が一番惹かれたかな。今の時期は常設展の方でも、船越桂の特別展示もやっていたので、かなりハイペースではあったが、一応全部見てまわった。ウォホールやリキテンシュタインあたりが大好きな自分としては、やはりお目にかかっておきたいので、どうしても常設展示も毎回見ることになる。あの美術館も結構広いので、メリハリをつけて見ないといけない。

その後は銀座に出て少々お買い物。自分は特に必要としているものはなかったのだが、まもなく自分の誕生日なので、カミサンが何か見にいきたいということで、出かけることになったのだ。まずはティーヌンで辛ーいお食事の後、H2へ。H2は我々のお気に入りの場所の一つ。いつもは1Fの有名雑貨店2軒(わたしの部屋とキャトル・セゾン)でカミサンは時間を忘れてあれこれ見ている。その間自分は4FのHMVへ、というパターンなのだが、今日は1Fの雑貨屋さんはそこそこで切り上げ、GAPでシャツを一枚買ってくれた。その後は一緒に4Fへ。HMVで何とジョージ・ハリスンの「ダーク・ホース・イヤーズ」という5CD、2SACD、1DVDという豪華なボックスセットをプレゼントしてくれた。これは嬉しかった。このボックスに含まれている音源は廃盤になっていて持っていないものが多いのだ。昨年のクリスマス・プレゼントが「コンサート・フォー・ジョージ」のDVDだったので、ここのところカミサンからジョージ・ハリスンものばかりもらっている。カミサンはビートルズが好きなので、都合がよいことこの上ないのである。

その後、ガソリンを満タンにして、ちょいとMINI江東に立ち寄り、帰ってきた。・・・疲れた。でもかなりゴキゲンな一日ではあった。

2004.03.12.
大きな節目の日にきましたね。当然ながら世の中は何事もなかったように流れていくわけで(もっと言えば、私なんぞ今日ポックリ死んでしまっても、世の中って何事もなかったかのように流れていくわけで)、とにかく粛々と仕事を進めるしかない、と。感慨もなければ、希望も失望もなし。少し身の回りの片付けでもしようかな。ま、昨日から大掃除状態ではあるんだけどね・・・。花粉に加えてホコリを吸ったせいだと思うんだけど、クシャミはとまらないし目も痒い。非常に不快・・・。ただ積みあがっていた書類を整理し終わったら、きっとすっきりするだろうから、それを期待して頑張るのみ。今日は、もう多分セレモニー的に頭を下げていれば一日が終わってしまうだろう。・・・ちょっと虚しい。仕事が終わったら、レコードあさりにでも行って、少し気晴らししよっと。

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そんなワケで、出かけてきた。いろいろ収穫あり。とにかく毎月この時期にはDISK UNION へ行く。本屋では15日から店頭に並ぶ「レコード・コレクターズ」が手に入るからだ。当然今日も買ってきた。特集はディープ・パープル。あまりそそられないが、情報量は豊富そうだし、再発がもの凄いペースで追いついていないので見極めが必要でもあり、有り難いことは有り難い。それから広告によると、発売が延期になっていたらしい「グッバイ・イエロー・ブリックロード」のデラックス・エディションがようやく発売されるようだ。しばらくは欲しいモノがドカドカ発売されるので、少しセーブしとかないといけない。

さて、さらは12枚。フランソワーズ・アルディの状態がいいのが2枚とか、ミック・ロンソンとイアン・ハンターが全面的にバックアップしているエレン・フォーリーのファースト・ソロ「ナイトアウト」、ホット・ツナの「イエロー・フィーヴァー」、ジム&イングリッド・クロウチの「アナザー・デイ・アナザー・タウン」あたりかな。どれも結構状態がいいので、今日は大収穫と言えるでしょう。その他にもマリア・マルダーが参加しているトム・スコットのアルバムなんかもめっけたから嬉しいね。

朝書いたように、今日は大きな会議があったんだけど、いやはや疲れた疲れたというところ。でもこれでその疲れも吹っ飛んだかな。カミサンは仲良し連中でヘリコプターに乗るんだといってお出かけなので、今もアンプのボリュームの目盛りを2つくらい上げて、ガンガンに聴きまくり。たまには、こういうのもいいね。

2004.03.11.
さてと、昨日から急に暖かくなったようで、気分も春めいてしまった。というか少し・・・いや、かなり荒れてしまった。先の長い大事な仕事の部分では、少しは自分を抑えたつもりだけど、やっぱり「ビーンボール」とか言われる性格なので、正しいと思うことを正直に言ってしまう。ただ思い入れのない仕事をしているヤツラに腹を立てているだけで、自分が悪いとは微塵も思ってはいない。こういうとき、周囲の人間は迷惑してんだろーなー。

2004.03.10.
あまりここで仕事のことを書いても仕方ないのだけど、ここのところ伝統工芸、伝統産業系の仕事が続いており、実はかなりシンドイ。IT化とか情報化とか言われる分野とこういった伝統産業系の両方を一人の人間が関わるというのは、結構ムリがあるように思う。伝統産業を情報化するという場面も当然あるわけで、そうとばかりも言ってられないのだけど、やはり別の考え方が必要になる気もする。情報化に特化した仕事をしている限り、前向きになれる。やり方次第では明るい未来が開けるという、かなり上向きの精神状態で突っ走ることもできる。しかし伝統産業は衰退をいかにくい止めるかという傾向があり、最高によくて横ばい、頑張っててもやや下向きという精神状態になってしまう。そんな中で仕事が上手くいかないとイライラがひどくなってしまう。元々胃潰瘍持ちなので、あまりイライラしないように心がけてはいるけど、なかなか上手くいかないときもある。

こんなときはレコード屋さんでも行って、お宝探しでもしてくれば少しは気分が晴れるんだけどネエ。最近はある程度欲しいものは買い尽くしてしまって、ヤッターみたいなお宝に行き当たらないので、その効果も少し縮小気味。加えて夜の仕事も前より多いので、行く時間もとれないことが多い。・・・チョットサビシイ・・・。

先週の土曜日に行った江戸切子の新作展の会場。若手も頑張っていて、伝統産業系では非常に元気な連中なんですけどネ。私には手が出ない高価なものばかり・・・。
奥でこちらを向いて立っているのが、うちのご近所の根本幸雄さんという優れた切子職人さんで、昨年東京都の優秀技能者知事賞を受賞された方。

最近デジカメが登場する機会が少なくて、チョットサビシイからこういう仕事がらみの写真に登場願ったというのもあるんだけどね・・・。

2004.03.09.
★昨夜のボウイは選曲に難ありだったけど、カッコよかったっす。SRVがギター弾いたツアーが観れた人たちが羨ましいです。あのザクザク・ギター、案外あってたのかもネ...。★

うーん、デヴィッド・ボウイのバックには歴代いいギタリストがいるけど、昨夜のメンバーもなかなかでしたね。うまいのはもう十分にうまいんだけど、ライブではどう弾けばカッコイイかをよーく解かっていらっしゃるようでしたね。ちょいとブギー・テイストの「ヒーローズ」なんか最高でしたね。一番最後にやった「ジギー・スターダスト」なんかも、出だしのギターのフレーズを弾き始める前の一瞬のタメ。観客に期待させておいて、引き付けといてひっぱたく、じゃなくて引き付けておいてジャージャ・タリラリラーラー・・・とくる。あのホンの一瞬の間とかね、わかってるヤツラだねェ。「全ての若き野郎ども−オール・ザ・ヤング・ドゥーディズ」も、あのユルさがいいのよ。あの曲をカチッと演奏されてもカッコよくないんだよねェ。あれ、涙でそうなくらいによかったなあ。ホント、ロックのカッコよさが解かっているヤツラだったね。ただね、選曲には難ありなのよ。ジーン・ジニー、スター・マン、スペース・オディティ、レッツ・ダンス・・・みーんなやらないんだもん。頼むから日本で人気ある曲、少しはリサーチしておいで、って。・・・あーあ、しばらく引きずりそうなコンサートだったなあ。

SRV、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、死ぬの早すぎだよね。彼が一気にメジャーになったのは、デヴィッド・ボウイのツアーに参加したからということなんだけど、まあ天才は天才、放っといても世界がメジャーに押し上げたとは思うけどね。それでも最初の頃は、モンタレーかどこかのフェスで、ブーイングの嵐だったんだよね。それを観て、デヴィッド・ボウイが、「あんたは最高だ」と楽屋までワザワザ言いにいったという一つ話があるのさ。あーあ、SRVがバックアップするボウイのステージ、観たかったなあ・・・。

おっと、ちなみにこのアルバムは死後に発売された、残された音源を編集したものなんだけど、もの凄いクオリティで、オリジナル・アルバムと何ら遜色ないっす。買って損はないよ。特にネ、このアルバムだと、「ザ・スカイ・イズ・クライイング」とジミヘンの「リトル・ウイング」のスローな2曲がオススメかな。それから個人的には、ラストの「ライフ・バイ・ザ・ドロップ」は好きを通り越していて、涙出ちゃうんだよネエ・・・。この曲のギター、一生懸命コピーして練習しもんです。その後、両手のひらで3ヶ所骨折して、ギターは断念しちゃいましたけどネ。
2004.03.08.
週末があっと言う間に終わってしまい、少々マズい状況になってしまった。絶対的に時間が不足しているのに、どうしても自宅のパソコンの前に座ると、あれこれやってしまい、時間を潰してしまう。それでいて今日の夜はデヴィッド・ボウイのコンサート@日本武道館。明日はこの一月かけて準備してきたようなコンペの開催日。今週末はこの5年間、やってきた、今の仕事を一段落させる大きな会議が控えており、いろいろとバタバタしそうな時期に、あまり遊んでいてはいけませんね。解かっちゃいるんだけどね、時間の使い方というか、コントロールの仕方とかがヘタなんだよネエ。

とか言いつつ、blog を初めてしまった。楽天日記だが、確かに簡単に設定とかはできる。しかも無料で、更新すれば宣伝までしてくれる。でもそれだけ。コンテンツは当然ながら自分が作るものだから、「便利なツールが一つ増えた」といったところか。現時点で、webサイトを立ち上げている人間は、それなりに苦労しながら設定とかやってきているだろうから、blog なんて制約が多くてつまらんと思うかもしれない。ちょうどクルマのマニュアルが当たり前だったところにオートマがでてきて、一気に席巻していったような状況と似たようなことになるのだろうか。少々制約があっても、あまりに便利ならそちらに流れるだろう。もっと便利な機能が増え、デザイン的にも制約がなくなっていけば、またまたweb の個人サイトを取り巻く環境が大きく変わるかもしれないネ。まあ機能的な部分の勉強をするために始めたので、あまり楽天日記の方の内容は、考えて書いていない。ヴィジターもさほど行かないだろうし、行かないで欲しい。マメに対応できないから・・・。ちなみにアドレスは・・・

http://plaza.rakuten.co.jp/saramawashi

アドレスを見れば私のサイトだというのが一発で解かってしまいそう。

2004.03.03.
一年前まで背中合わせの席で仕事をしていた方が一昨日亡くなられた。結構ショックが大きい。つい一ヶ月前に元気な顔を見せてくれていたので、なおさら。しかも最後に会ったときは、自分が忙しくしていて挨拶すらできなかった。もの凄く心残りになってしまった。人生1000ヶ月。時間の無駄使いなんてないのかもしれないけど、やりたいことはやっておこうと思う。

さて気を取り直して・・・と、アカデミー賞の授賞式が行われましたネ。昨年6月に「ミニミニ大作戦」のプレミアム・イヴェントにいらしていたシャーリーズ・セロンが主演女優賞を受賞したのが嬉しいですな。ま、映画は「モンスター」というヤツですけどね。さてその授賞式、どうも何人かは受賞のコメントでブッシュ政策批判を織り交ぜていたようで、ニュースになっておりましたね。総合司会のビリー・クリスタルはコメディアンですけど、昔から結構キツイことも言う人だったから、納得もできますな。まあテキサス州兵の疑惑のあたりをチクリとやるあたり、センスのよさを感じさせます。でもね、「フォッグ・オブ・ウォー」のエロル・モリス監督の「ヴェトナム戦争と同じウサギの穴にはまった」発言とかは、あまりピンとこないなあ。折角なんだから、昨年のマイケル・ムーア先生くらいブチ上げればいいのにね。それでも、これだけブッシュ政策批判が一般化してきたことは嬉しいな。勿論アカデミー賞の授賞式でスピーチできる立場の人たちというのは、相当に特殊ではあると思いますけどね。折角世界中のマスコミが注視する中でしゃべるんだから、誰々に感謝します、感謝しますばかりじゃなくて、自分の人間なりを売り込む最大の機会でもあるわけですからネエ。世界中に向けて発信されるテレビカメラの前で、何を言おうが止められないワケですから、そう有るべきです。いい傾向です。

2004.03.02.
毎度のことですが、年度末は忙しいですな。年末の師走という感覚と同じなのでしょうが、どうもこの季節はバタバタしています。それも、本当にバタバタという感じで、本当に忙しいのかどうなのか、少々疑問がありそうな・・・。まあ落ち着かないといったところなんですかね。

さて、STUDIO MX に手を出したはいいのですが、いろいろな参考書を一万円分ほど(FLASH MX のサンプル集やらFireworks MX の演習本とかです)買ってきて猛勉強しているのですが、やはりちょっと出遅れたなあ、と言う感じですね。html の世界がこれほど動いているとはネエ、思ってなかったですね。とりあえず今は手っ取り早く更新できるので、現状の態勢を維持していますが、早いとこ構築し直さないといけませんね。それにしても参考書というヤツは難しそうに難しそうに書いてあるので、画面でいじる限りでは簡単じゃん!というところ。あとは時間をいかに確保するか・・・ですね。これに尽きますな。ま一旦壊してしまって99%は復旧できていたミュージック・データベース入力の方も再開しましたし、何にどれだけ時間を割くか、これがこれからの悩みとなりそうですな。