2004.04.30.
名著「ASIAN JAPANESE 1」読了。肩の力が抜けてます。でも自分にとっての旅とは、路上を走るイメージです。現実逃避ではない、前向きな旅がしたいですね。やっぱりBGMはこの辺(本日の一枚はパット・メセニーの「トラヴェルズ」)で...。

さていよいよゴールデン・ウィークなんだけど、今日は出勤。昨日は現代美術館に行って、その後銀座で遊んできたので、もう十分にリラックスし始めている。それに加えて「ASIAN JAPANESE 1」を読み終えたので、もう肩の力が抜けまくり。旅のいいところを疑似体験できるのであれば、それに越したことはない。今は旅に出る時期ではないと思っている。それにしても、腰帯の「嫌だったら、逃げればいいんだ!」の文字。それだけでも力が抜けてくるのに、まあ何とも・・・。自由はよい。管理された社会から飛び出すことは、危険でもある。この本にも、自殺した人間の話が出てくるが、自由であることには、ある意味での強さを要求される。しかし自由な人には、底知れぬ魅力がある。管理社会の中にいても輝いている。この本は、写真も本当に魅力的で、人間が好きになれる気がする。

さてパット・メセニー・グループの「トラヴェルズ」だが、一つの頂点を極めていた時期のライブ盤である。「オフランプ」発売直後であり、自分も最も好きな時期だけに、このアルバムは随分聴きこんだものだ。CDでもLPでもよく聴いた。演奏能力の高さも凄ければ表現力の豊かさも凄い。この時点(1982年)で既に完成しているような気もするが、さらにある意味で進化を続けているとも言えるので、この人はやはり只者ではないのだろう。

それにしても印象的な写真が使われている。ディーター・レームと読むのか、ドイツ人ぽい綴りの写真家は、一体何者なのだろうか。レコード店で初めてジャケットを手にしたとき、見入ってしまったのを覚えている。こういう写真が撮りたいものだ。

2004.04.29.
本日の一枚、ローリング・ストーンズの「ロックンロール・サーカス」は、1968年のお蔵入りヴィデオ音源ですね。これで注目はジェスロ・タル。異様な存在感です。ついでにオノ・ヨーコも・・・ね。今日、現代美術館の「YES オノ・ヨーコ」展にいってきます。

この「YES オノ・ヨーコ」展は6月27日まで、東京都の現代武術間で開催されている。有り難い招待券を頂いてしまったので、ぜひとも早めに行っておこうと思った次第である。とにかくオノ・ヨーコといえば、ジョン・レノンなんだろうが、自分としては、エリック・クラプトンが参加しているプラスティック・オノ・バンドの音源がいくつかあるので、それが目当てで持っている程度なのである。だからあまり多くを語ることはできないが、とにかく理解されていないアーティストの一人ではあるだろう。パフォーマンス・アートの世界は、音楽のように単純ではないから、自分自身がかなり鍛えられていない限り、自信を持って評価できない。人生を捧げている人間もいる反面、その価値が伝わり難いものであることは確かなので、今日は少し気合を入れて見てこようと思っている。

現代美術館は大好きな場所なのだが、なかなか行く機会が持てないでいる。仕事帰りに寄ることも可能なのだが、なかなかそういう気になれない。やはり時間にゆとりがあるときでないと、行っても無駄になってしまう。今日あたりは、気分を入れ替えたいこともあり、最適かもしれない。

ロックンロール・サーカスは、お蔵入りヴィデオとして、コレクターの間ではかなり有名な存在だったが、95年にCDとヴィデオがリリースされて、大騒ぎになった。つい最近のようだった気がしたが、もう随分経ってしまったことにも驚かされる。メンツが超豪華で、ストーンズ、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、ザ・フー、マリアンヌ・フェイスフル、みーんな若い。それでも圧倒的に存在感を示すのが、ジェスロ・タルのイアン・アンダーソンである。ロックンロール・サーカスを地で行った人間だけに、この人のための企画かと思いたくなる。それだけでも、一見の価値はある。オノ・ヨーコにも驚かされる。「なんじゃー、こりゃ」の世界であるが・・・。

2004.04.28.
本日の一枚は、エイドリアン・ブリューの、「インナー・レボリューション」。彼のマイペースさが羨ましい昨今。キング・クリムゾンでの活動の傍ら、ハイペースで面白いものを出してきます。しかもマルチで、ほとんど自分だけで演奏しているところがミソなんですね。

キング・クリムゾンのコアなファンからはあまり評価されない彼だが、自分は大好き。もともと好きだった人間が大好きだったバンドに参加してしまったというものなので、仕方ない。それにしてもマイペースな人間である。マイペースだけど、ハイペース。これ、私が目指しているのと同じ。マルチだけど、いずれの楽器もハイ・クオリティ。こんな人間、そうそうはいない。これは目指してはいないと言うか、無理。

それでも1980年代のアルバムはリマスターでないとあかんね。これは1992年作品、ぎりぎりセーフとするか。紙ジャケリリースも部分的だったが、なんせ「ヤング・ライオンズ」がまだなので、こちらもまだ動かない。「ヤング・ライオンズ」のような、カッコいいロック・アルバムを作ったりするから、こちらも期待してしまうのだが、最近はアコースティックものが多い。ちょいと寂しい。

今日が超えられれば、仕事は少し落ち着く。今日に向けていろいろ準備してきたので、これも一つの小さな節目か。マイペースとはいえ、時間は限られている。しっかり帳尻を合わせながら前進あるのみ。さて、直前まで、最後の悪あがきをするか。

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うーん、気分が悪い。諸般の事情から、かなり苦しい会議の進行をやらされるハメになってしまったのだが、それでも最善を尽くしたつもり。涼しい顔してても、努力はしているつもりなんだけどね。アレ以上のことをできるヤツがいるなら連れてきてみろ、と言いたいところ。諸般の事情を知る人間からは慰めのお言葉まで頂いたが、尚更腹が立ってきた。みんなが普通にやるべきことをやっていてくれればそれでいいんだけどね。私だって、スーパーマンみたいな顔してるけど、その実、普通の人間だからね。限界もあるし、腹も立つわな。

2004.04.27.
昨日鬱病の話題が出たのですが、今の自分を診断する勇気はありません。本日の一枚はミック・テイラーのファースト・ソロ。この盤には躁の部分と鬱の部分があるのですが、「それでいいんだ」と言ってくれているようで、気が休まります。

さるコンピュータ関連の企業の方との会話によると、やはり病気になる社員が多いとのこと。我々の組織も病人は多いということだし、少しメンタルヘルスも必要なのかとも思う昨今。自分にしてみれば、ストレスは抜き方さえ知っていればそれでいいんだと思っているから、鬱病とかになってしまう人間が理解できないところもあるんだけど、真面目な人ほどなり易いというのも怖いね。自分なんか、ストレスを溜める体質だったら、とうに死んでるネ。胃袋10個くらいないと、生きてこれなかったと思うよ。私の経歴を話してあげたいね、その鬱になりかけの人には。

さてストーンズ脱退後、ようやく活動を起したミック・テイラーが自分の名前を冠したアルバムなんだけど、自分には躁鬱アルバムに聴こえたもの。当時血を吐きながら大学受験で苦労していた時期でもあり、余計にそういう感覚が強くなっていたのかも知れないけど、このアルバムの暗い側面は、世の中では触れられないけど、ヘタすると自殺したくなるような音だと思う。B面ラストの「A MINOR」は、それでも回復効果を内包しているので、自分は死なないで済んだような気もするがね。この一曲でも買う価値は十分にあるし、とにかく自分の中では、一番好きな盤にあげていた時期もあるほどの重要な一枚。ストーンズの音や普通のブルース・ロックを想像していると思い切り肩すかしをくうことになるけど、この人のフトコロはとにかく滅茶苦茶深い。ただの「ギターが上手い人」ではない。

こういうアルバムが、もう少し売れてくれれば、世の中違ったんだろうけどな。当時あっという間に廃盤になったような気がする。実は聴きまくって聴きまくって、もう一枚買っておいた方がよさそうだと思い、買いにいって買えなかった記憶がある。そういう予備もとってあるようなアルバムは何枚かある。従って我家のさらの数は6000ちょっということになっているが、実はもっともっとあるのである。

2004.04.26.
昨日非日常的なスピードで非現実的なドライブをしてきました。BGMでフィル・コリンズの「TAKE A LOOK AT ME NOW」を聴いてしまい、いまだにこの映画の非日常感の中にいます。たまにはいいものです。★

懐かしいっす。大学時代の超バブリーな映画だけど、結構好きなんだな。あの非日常感は、今求めようにも非現実的過ぎて有り得ないだろうけど、同時代的に体験できたのは、よしとしとくかね。徹底した非日常はそれだけで、相当のヒーリング効果がある。日常から飛び出して海外旅行に行くときだって、空港のあの非日常的な空間で求めている非日常は既に始まっている。戻ってきたときの空港は日本語が溢れていて、いきなり現実世界に引き戻される日常的な場所なんだけどね。

本日の一枚は、「アゲインスト・オール・オッズ」のサントラ盤。フィル・コリンズ、ピーター・ゲイブリエル、マイク・ラザフォードとジェネシス組が名を連ね、加えてスティーヴィー・ニックス、ラリー・カールトン、ビッグ・カントリー、キッド・クレオール・・・などの懐かしい名前が並ぶ。このアルバムが嫌いなワケないね。非現実感に加えて、この映画は夏の空気をしっかり漂わせている。日焼けしたあとの微熱感とでも言うべきか、夏の夜の気だるさが、実にうまく映像化されている。今年の夏は、これで1本下町音楽夜話を書くかね。

さて月曜日、ちょいと忙しい週だけど、1日少ないし、ゴールデン・ウィーク直前、気分よくいきたいものだね。まあ、我家にゴールデン・ウィークは関係ないけどね。

2004.04.25.
本日の一枚は、ダニエル・ラノワの「シャイン」。全く商業性とかないんですが、妙に気になる男です。タイトル曲は妙なポップ感があって、耳に残ります。★

この浮遊感は、ある意味非常にクセになる。これはジャンル分けが非常に難しいものだろうけど、アンビエント系なのか、オルタナ・カントリーの最右翼なのか・・・。あまりの個性の強さにめまいがしそうなアルバムである。そのくせ、妙に耳に残るポップさをどこかに秘めている。その「どこか」というところがミソで、とらえどころのないポップさなのだろう。そしてあまりの知性。しばらくは楽しめそうだ。

大好きなカントリー・シンガーのエミルー・ハリスの名前がクレジットにあるので、一つの購入動機にはなっているのだけど、一聴、エミルー・ハリスだと解からない程度のコーラスのみで驚いた。声のきれいな人というのは誰でも認める彼女をこういう使い方するか・・・。さすが何を考えているのか解からない男である。

さて今日はカミサンの実家に行くつもりだったが、今週は大丈夫だと言われているので、突然時間があいた。天気もよさそうなので、クルマを走らせて来ようと思っている。どこ行くかね・・・。

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そんなわけで、清里まで行ってきた。行きも帰りも2時間半ずつかかった。まあまあ空いていたので、快適ドライブであった。何で清里かというと、先々週のテレビ東京の「美の巨人たち」という毎週土曜日の夜にみているテレビ番組でルネ・ラリックをやったから。ラリック展を清里北澤美術館で開催中なのである。そこに現物があるクレールフォンテーヌがみたくて、往復311km走ってきたのである。まあそれだけの価値はあったと思う。ついでにいろいろ美味しいものも食べられた。朝8時半に出発して、夕方6時に帰り着いた。立ち寄ったのは、北澤美術館と萌木の村だけだが、十分に楽しめた。うーん、気分爽快。心地よい疲労感とともにぐっすり眠れば明日からの活力にもなるだろう。明日は午前に会議1本、午後は都庁で会議2本。夜は門前仲町で飲み会と少々忙しい。まあ今週は一日休みがあるし、何とかなるだろー。

2004.04.24.
本日アップの下町音楽夜話は「浮遊感」。読んでみてください。この盤(U2の「闘」)は印象的でしたね。本当は[BOY」と対比しないと意味ないですか?暑くなってきたから、U2の冷たい音でも聴きますかね。

このアルバムについて語り始めたら長くなる。音楽夜話でも長モノの普段の倍のボリュームで書いておきながら満足に語りつくした気がしていない。でも最近のU2はさほど好きでもないので、時代感覚とあわせて書くしかなかった。大学時代のよき思い出のBGMでもある。「てんぐや」のゆうこさん、元気にしてるかなあ?

さて今日は土曜日、でもちょいと仕事に行ってくるつもり。もうどうしようもなく準備ができていない自分が司会進行の会議が来週あるので、それの資料だけでも仕上げてくるつもり。いい天気なのに、トホホである。ちなみに昨日は課の歓送迎会だった。若い連中は元気でよろしい。すっかりオヤジになった気分で、反対に居心地がよい。割り切ってしまえば、オヤジはオヤジで気が楽なのである。しかし一人も注ぎに来なかったなあ。さすが若者中心の課は違うな。ムリに飲まされるとかもないので、二日酔いでもない。今日一日有効に使えそうだ。

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休みの日に仕事に行くのは本位ではないが、溜まっているから仕方ない。それでも、やりたいことだけやってさっさと帰ってきた。何と突然の頭痛。久々にバファリンを飲んで、夕方からしばらく横になっていた。仕事も溜まっているが疲れも溜まっているらしい。今は何とか頭痛は治まったが、仕事のことなど考えたくもない。こういうときは掃除をするに限る。デスク周りを片付けるだけでも、随分気分転換になる。それだけキタナイとも言う。CDとLPをあるべきところにしまうだけでも、随分ちがうんだよね。

2004.04.23.
本日の一枚は、ロイ・ブキャナンの「ローディング・ゾーン」。職人的なギタリスト、ロイ・ブキャナンを初めて知ったのは、この盤の「HIDDEN」でした。いい曲です。あまりにも悲しい死に方をしたこの人の音楽は、もっともっと追及してみたいとは思います。

何とか週末までこぎ着けたかという感じかな。バタバタと忙しく走り回る週だったなあ。オマケに今日は課の歓送迎会。行きたくもない飲み会は結構ウンザリ。最近いかに美味しい酒を飲んでないかということでもあるね、こりゃ。酒はもう飲まないと決めてしまえばそれもありなんだろうけど、ワインはまだ面白いし、たまーに面白かったというときもあるので、スッパリと言い切れないところが情けない。

酒を飲むハナシとなると、ついついロイ・ブキャナンの顔を思い出すことがある。トラ箱で首をつって自殺しちゃったんだけど、音楽的にも低迷してて辛かったのかなあ。それにしても、悲しすぎるよなあ。あっしは好きよ、この人のエモーショナルなギターの音。ただロッカーとかいう容貌ではないし、何か独特の世界があって、この人でなければできないというものが、結構あったと思うんだけどなあ。それでも外見からは想像できないくらいにハードな音を出すんだけどね。未発表音源とか整理されたボックスなんか、発売してくれないかなあ。一杯音源があるはずなんだけどな。

2004.04.22.
本日の一枚は、ジミヘンの「ブルー・ワイルド・エンジェル」。ワイト島のジミ・ヘンドリックスです。この死ぬ18日前のライブは元気ないと言われますが、リマスターのお陰か、予想外に聴けます。まだまだ彼を超えるギタリストはいませんね。

来週トリビュート盤がまたまた出るというジミさんだけど、ワイト島ライブはオリジナル盤がひどかったので、愛情こもったリマスターで蘇ったこのCDはありがたかった。やっぱりねえ、という感じだけど、凄いよ。ヴィデオも観たけど、それなりのことはやってる。ミスはあるけど、全然許せる程度。やっぱりこの人は凄い。この人がもし生きていたら、その後のロックはどう変わったんだろうということが時々話題になっているが、自分は多分ロックから離れて行っただろうと思うので、ロック界はさほど変わらなかっただろうと思う。ただしソウルやファンク系の世界なんかは、全然違ったかもね。いずれにしても、活動期間が短すぎる。残念。

ちなみに昨晩、当のトリビュート盤に収録されているエリック・クラプトンの「バーニング・オブ・ザ・ミドナイト・ランプ」を聴いたんだけど、うーん、止めときゃいいのにと思ってしまった。この曲はジミ本人も、67年頃までしかライブでは演奏してなくて、レコードのスタジオテイクは凄くいいのだが、ライブでやっていいかというと疑問もある曲なのである。案の定カヴァーしたものでいいのはほとんどない。アップテンポで演奏するには難しいし、スピードを落としてかっこよく演奏できればいいのだが、そこがね。うんとスローにするとかね。アレンジを大幅に変えるとか、何か工夫しないと、そのままじゃダメな曲よ。単純なリズムの曲は、こういうとき難しいのよ、ホント。

さて週も後半、今週も何とか乗り切れそうか。最近は毎日数件の予定(会議、会議、会議・・・・)が入っていたが、今日はどういうわけか一件もない。こういう日の時間をどう使うかで、今後の仕事の状況が随分違ってくるので、今日は大事な一日ということになる。5月中頃まで予定がびっしりなので、当分のんびりする気もないが、まあメリハリつけて行かなくては。それにしても、会議が多い。意思決定にこれだけ時間がかかる組織も珍しい。・・・ッタク。

2004.04.21.
本日の一枚は、アート・アンサンブル・オブ・シカゴの「セロニアス・スフィア・モンク」。自分にとってのフリーはこのアルバムです。レスター・ブーイ率いるAECが自分に教えてくれたものはあまりにも大きいです。この一枚を通ったことで、音楽世界が2桁くらい広がりました。

今週は体調がいい上に気温が上昇してきたので元気である。昨日はいきなり夏のような気温だったが、自分の体にはこのくらいが丁度よいので、真夏が思いやられるが機嫌はよい。ようやく新しい仕事が動き出したというところで、脳みそが非常に活性化しており、いろいろなことの作業効率が非常によくなっている。こういうとくはフリー・ジャズが聴きたくなる。何故だかは解からない。

もう一つこのアルバムが聴きたくなった理由がある。それはUAの今のところ最新盤の「SUN」を聴いてしまったから。こりゃ結構難解やね、とか言いながら聴いているが、ひょっとしてこれってもの凄いアルバムなワケ?いやあ、フリーしてるよ、ホント。こんな売れなさそうなアルバムを作らせてくれる会社も凄いね。録音のクオリティもいいみたいだしね。こんな音、世界中探してもそうそうないんじゃないかな・・・。この人ってやっぱ、偉大なのかな。日本人でこの音楽理解できる人ってどれくらいいるんだろう?心配になってしまうよ。絶賛するけど、絶対に他人には薦めないアルバムだね。

そんでもってAEC、しかもウィズ・セシル・テイラー。何かしょっちゅう一緒にやってる気がするので、ワザワザ書かんでもエエヤン、と思ってしまう。ただでさえ名前長いんだからさ、困らせないでよってな感じ。本当はタイトルもまだまだ長い。全部書くと「THELONIOUS SPHERE MONK - DREAMING OF THE MASTERS VOL.2 - MUSIC INSPIRED BY AND DEDICATED TO THELONIOUS SPHERE MONK」というんだな。我が道を行くレスター・ブーイ先生にロスコー・ミッチェルまでいるAEC。フェイス・ペインティングなんかして、変に思うかも知れないけど、やっていることはゾクッとするほど美しい。真のモンクの理解者なのか、それとも大いなる誤解があるのか。

AECもそうだが、UAのようなミュージシャンにはぜひとも活動の機会を与え続けてあげて欲しい。売れる売れないではなくて、これからの音楽の可能性を切り開いていくパイオニアとなり得るミュージシャンだから。音楽界の将来に向けての先行投資と思ってもいいのではないか。売れなくてもいいから、こういった活動は続けて欲しいし、そういう環境があって欲しい。

唯我独尊的音楽で元気になるということは・・・ヤバ。

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毎日少しずつフランス語講座を聴いているのだが、ちいともじゃべれるようになる気配がない。12年ほど前、バブルがはじけた直後、多くの外国人失業者がまちに溢れ、問い合わせ対応で、随分いろいろな言語の勉強をしたのだが、やはり使い物になるのは英語だけである。英語はたまに使うので、維持できるのであろうが、それ以外は使わなくなったら頭から消えていくのは早かった。人間の脳みそは便利にできている。

当時ドイツ語やイタリア語の電話は時々対応したし、スペイン語もしばらくは勉強せざるを得なかった。勿論日常会話程度で、英語に切り替えるまでのつなぎ程度なのだが、それができるかできないかでは、相手に対する印象が全然違う。英語の電話は毎日数件かかっていたので、ネイティヴ・スピードまで行っていたと思うが、さすがに最近はしゃべる速度がかなり遅くなってきた。何とも勿体ない気もするが、疲れるので、あまり多くの言語を勉強しても続かないだろう。それにしても、フランス語は耳に入ってこない言語である。その点、英語は勉強し易い言語とも言うか。

さて「英語とパソコンは当たり前の時代」と言われて久しいが、世の中ホントにそうなっているのだろうか?あやしいものである。日産自動車みたいに社内の環境が大きく変わった企業もあるが、大方の組織内ではまだまだなのではなかろうか?

2004.04.20.
本日の一枚は、ジュールズ・ホランドの「フレンズ3」。このシリーズも3作目です。今回もERIC CLAPTON, RON WOOD, PETER GABRIEL, PAUL RODGERS, RINGO STARR...と豪華なゲスト陣。加えてアレンジが秀逸。最高です。★

ジュールズ・ホランドは英国でテレビ番組のホストをやってて、毎回ゲストとセッションやトークをやっているからこういうアルバムが作れるんだけど、それにしても豪華なゲスト陣だね。一作目はジョージ・ハリスンの最後の録音まで収録されていたからねえ。とにかくアレンジがいい。こういう音楽のカッコよさが解かっている奴っているんだよな。ベースなんかシンプルなんだけど、いつ聴いてもカッコいい。できそうでできないよ、こういうの。

元々はスクイーズのキーボーダーでメジャー・デビューしてきたんだけど、彼の後任が「ハウ・ロング」の大ヒットを持つエースのポール・キャラック。2人とも大好きなキーボーダーなんだけど、スクイーズはあまり好きではない。やはりフロントマンの個性が出ているからか。・・・そこが個人的には面白い。

さて本家「さらまわし・どっと・こむ」の容量が50MBを超えてしまい、とりあえずRECENT BUYを落として対応した。増量申請しようかとも思うが、キリがないので、整理すべきかとも思う。猫の写真だけで半分以上使っているので、本来の目的から乖離しているから、尚更整理すべきと思ってしまう。・・・時間が欲しい。

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イスラエル軍、やっちゃったネエ。ランティシまで殺してはまずいんでないの?完全に戦争吹っかけてる状態だよ、これは。

2004.04.19.
本日の一枚は、ベン・ハーパーの「ダイアモンズ・オン・ジ・インサイド」。期待しすぎていたわけではないのですが、もう少し個性的なのかと思っていました。レニー・クラヴィッツのフォロワー的な音ですが、かなりいいメロディを持っていますね。ま、渋いっす。

さるお方のオススメなんだけど、いきなり、レニー・クラヴィッツがボブ・マーリーのモノマネでもやっているかのような曲が出てきて、ちょっと驚いた。想像していたのとは、全然音が違っていただけなんだけどね。結構アナログに合いそうな古臭い音もしているので、それなりに聴ける。ただこのアルバムに参加しているキーボードはタイム感が悪いというか、どうもリズムがゆるくて、いけない。ゆらぎ云々ではなくて、出てきて欲しい時に出てこない。ベン・ハーパー本人は結構渋めでいいんだけど、そこが耳につく。ちょっと残念。ボブ・ディランのようなメロディも出てくるし、ちょっとどこかで聴いたことあるような、という曲が多いのも、まあご愛嬌といえばご愛嬌。もっともっと個性的なものを想像していただけに肩すかしだっただけなのよ。全体的には、よくできてるアルバムだし、最近の音楽界ではかなりいいほうなんじゃないかな・・・。

さて、月曜日、今週も忙しいのかな・・・。まあ頑張っていくかね。体調は戻ってきたし、職場にも慣れたというか、やるべきことが見えてきたような状況なので、もう少し勉強したら、もうマイペースでいけそうかな。まあ一月くらいはおとなしくしてるべきかもね。とにかくまだ前の職場のいわゆる「シガラミ」が続いているので、体を壊さないようにしなくちゃね。

2004.04.18.
本日の一枚は、ボブ・シーガーの「アゲインスト・ザ・ウィンド」。昨日ドライヴのBGMで聴き、懐かしくて涙が出そうでした。彼の代表作ではないけど、時代の音ですかね。地元デトロイトの街と同じで、最近は元気ないですね。

いやはや懐かしい。自分にとって彼の代表作というのは、「ナイト・ムーヴス」か「ストレンジャー・イン・タウン」なんだろうけど、一番売れたのはこれなんだよね。6週連続でアルバムチャートのトップにいたんだから。イーグルスのメンバー(グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ティモシー・B・シュミット)やらドクター・ジョンやらビル・ペインやら、豪華なゲスト陣が目を引くけど、曲がいいもんなあ。マッスルショールズ・ホーンズもいい仕事してるしね。このアルバムの次あたりから、グランド・ファンクにいたクレイグ・フロストがメンバーに加わるんだけど、安定した仕事のあと、ここんところ名前を聞かなくなっちゃった。ちょっと寂しいね。こういうフツーのアメリカン・ロックってドライヴのBGMに向いてるんだよね。何にも考えずにノリノリで運転してられるから。

さてと、日曜日はのんびりしたいなと思っているものの、・・・できそうにないな。いろいろやることがあるなあ。さてさて・・・と。

2004.04.17.
本日アップの下町音楽夜話は「もらい泣き」。読んでみてください。最近は日本人も結構聴くのですが、この人はいいですねえ。詞が面白い上に曲もいい。売れて然りです。

思い切り寝坊した。疲れていたのだろう。仕方ない。猫が騒いでいたように思う。それでも布団をかぶって寝続けてしまった。可哀相なことをしてしまった。さっき、ジンジャーにいつもの挨拶のつもりで手を差し出したら、手の甲に一生懸命パンチを入れていた。ペッパーの方はふてくされているだけのようだが、2匹ともカミサンにまとわりついている。家事のジャマになるので、悲鳴をあげている。ゲンキンなやつらだ。

さて無事開放されたとわかったら、とたんにバッシングに転じた輩も多いようだが、攻撃しても仕方ない。懲りない人間は何があっても同じことを繰り返すのだろう。ライフワークならそれもよし、仕事なら仕事で、他人に迷惑のかからない範囲で頑張ればいい。思想信条は人それぞれだからね。

さて一青窈のライブ、時間がたってみて、あらためて「観ておいてよかった」と思う。曲のクオリティの高さもさることながら、歌も上手かった。おみやまでくれなくても、十分満足できたと思う。とりあえず、「下町音楽夜話」で書いておきたかった人なので、ちょうどよかったのだが、イラクでの人質事件がちょうど起きてしまい、書く内容が少し減ってしまった。まあ、あれもよしというところか。ライブを観た日にある程度書いてしまい、人質事件の情勢を見ながら直前まで入稿しないでおいていたのだが、世の中のオピニオンが一週間の間に随分動いたものだ。珍しいこともある。ただ日本人は相変わらず、流され易い国民だとも思った次第。自分の意見を持ちましょう、皆さん。

2004.04.16.
本日の一枚はJ.J.ケイルの「5」。レイドバックって言うんですかね・・・。いいんだよなあ、のんびりできるというか、張っていた神経が緩むような感触が気持ちいいんだな。ざらざらした手触りの音がクセになるね。

ようやく週末、なんとか今日一日頑張らないとネ。今週はちょいと体調も悪くてシンドかったなあ。ついでに仕事がなかなか軌道に乗らなくて、これまたシンドかった。そろそろバリバリ行きたいものだけど、そうさせてくれない現状にちょっとイライラしている。

さてJ.J.ケイルの5枚目、エリック・クラプトンがカヴァーするのも頷けるこのギタリストの音は、本当に魅力的なもの。ベースはカール・レイドルが弾いているあたり、方向性や好みが同じだったのだろう。オキーフやナチュラリーも魅力的なアルバムだが、アルバムとしてはこれが一番好きかな。金太郎飴的なところもあるが、一方でやりたいことの視点が定まっているとも言える。週末に向けて神経を緩めるのには最適なアルバムだね。

2004.04.15.
本日の一枚はマイルスの「リラクシン」。56年10月のマラソン・セッションの一枚。黄金のクインテットだね。コルトレーンもレッド・ガーランドもポール・チェンバースも快調。ひょっとして一番多く聴いたマイルスかな・・・。

昨夜はもとの所属の歓送迎会。ようは追い出される立場の飲み会なので、随分飲まされて疲れが増した。ああいうセレモニーは面白くも何ともない。けじめだろうから出ることは出るが、時間の無駄にしか思えない。得るものがないとも言うか。自分は絶対に2軒目とか行かない主義をここ10年来通しているので、さっさと帰ってきていろいろ作業ができた。しかし疲れがひどいことも事実である。

このアルバムは、ジャズを聴き始めた、わりと初期に購入したので、よく聴いたものだ。一曲目「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」の出だしで一気に引き込まれる。あっという間に聴き終えてしまう。ディスクを取り替えるのがメンドウで繰り返し聴くということもあり、相当聴き込んだものだ。まだコルトレーンがいい音を出している。後期のコルトレーンも嫌いではないが、音はこの頃が一番よい。ポール・チェンバースも絶頂期だろう。レッド・ガーランドはソロほどの個性が感じられないが、やはり上手さを感じさせる演奏である。ドラムスのフィリー・ジョー・ジョーンズはもう文句なしのテクニシャンなので安心して聴いていられる。そこにマイルスのペットがのっかっているのだから、やはりこのセッションは堪らない。ボックスもでてはいるが、リリースされた同日の音源を全て集めて、CD−Rに焼いて一気に聴く方が心地よいかもしれない。ちょいと短すぎることが難点か・・・。

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日本人の人質3人が開放された。一応よかったね。でもまた2人、行方がわからなくなっているという。今、日本人がイラクに行くのはどうかと思うよ、ホント。

さて今日は真っ直ぐ帰る気がしなくて、寄り道してきた。まずは本屋さんでレココレなどを購入。その後少しお散歩をして、自宅の近所のマツザカヤ・ストアに入っているシェ・リュイによって、カヌレ・ド・ボルドーを買ってきた。結構高いが、やはり美味しかった。日本は平和なり・・・。

2004.04.14.
週半ばで疲れてきたので、後半はカラ元気でいきましょう。それにしても寒いね。パイロットの「MAGIC」でも聴いて、少し元気出していきたいなあ。・・・「JUST A SMILE」もいい曲だったな。

寒い。ここにきて何でこんなに寒いのよ。体調崩すじゃないの。昨日から風邪気味で鼻水が止まらない。おまけにダルイ。たまらん。

さて、後々アラン・パーソンズ・プロジェクトに吸収合併されてしまうパイロットの大ヒットアルバム。マジックを聴くと元気が出るんだよな。何かボーっとしたアタマでは、考えがまとまらないので、まともな文章が書けないネ。

それでも、イラクの人質拘束の件だけど、昨日からいろいろ反響があり、ちょっと驚いている。愛国心のないようなことを書いたけど、それでも自分は被害者の家族を非難するようなことはしないよ。家族を心配する気持ちをどう思っているのかね、ああいうことをする人たちは?ワタシャ世界共通、家族愛が大事なんじゃないのと言っているだけ。愛すべき地球、愛すべき国家(?)、愛すべき地元、愛すべき家族、社会生活をする上での根本ではないの?愛だろー、愛・・・。

2004.04.13.
本日の一枚は、まもなく来日するビル・ブルフォードの「アースワークス」。でも今回のライブは残念ながらパス。時期が悪すぎ。ともあれ、彼ほどの正確無比なリズムと優れたメロディ・センスをもったドラマーは、そうそういません。★

いまさらキング・クリムゾンやイエスの名前を出すまでもないブルフォード氏。この人もきっと戦争に心を痛めているんだろうな。よくこの時期に来日してくれるな・・・。

今、ロッキン・オンの別冊のサイトという季刊誌読んでたんだけど、うーん、考えさせられた。坂本龍一やマイケル・ムーアなど、自分が敬愛する人々が「非戦と反戦」について語っているの。これは音楽雑誌の別冊なんだけど、毎号面白いので楽しみにしているんだけど、今回のは随分ストレート。この一冊で、一番印象に残っているのは、巻頭の編集長、渋谷陽一氏の言葉。「この特集で我々が読者の皆さんに伝えたかったのは、政治的なスローガンでも、思想的なプロパガンダでもない。冷静な状況認識と、それに基づく行動の指針となる批評軸の設定である。」「今の新聞、テレビ、そして雑誌を含めメディアのアプローチが、あまりにも状況追認パターンと、中立という名の客観主義に覆われているからだ。」「それほど、今のメディアはメッセージを失っているのである。」といったところ。この人、頭いいんだろうな。冷めたものの見方が好きでこの人の文章は結構読んでいるけど、随分と正面切って、メディアと向き合ったねえ。ただ戦争については、あまり正面向いて語っていない。まあ愚かしいことだってのが、十分に解かっているからなんだろうけどね。

イラクで日本人3人が拘束されている現在、これを読むことが、タイミングが良かったと言うべきか・・・。メディアはさ、世界共通の生命の重さというものにもっと言及すべきだよネエ。イラク人は、この一年間に何人死んでいるんだろう。数字を知りたいな。どれだけ多くの、家族を失った人々の涙が流されたか、じっくり考えるべきだよな。アメリカと同一視されている日本人(昔はアラブ諸国での日本というものは、「オリエントの星」とかいって、小国なのにアメリカに戦争をふっかけたエライヤツラというものだったよね)が丸腰のままタクシーでイラクに乗り込むことに違和感を覚えた人間って、他にいないのかな。イラクの連中だって、自分の国の中で、アメリカという名前の狂気が、人々を殺戮しまくっている状況の中で、必死なんだよな。人質をとるという手段は褒められたものではないけど、そこにのこのこ乗り込んでいく、渡航禁止も出さない平和な国の善人たちの行動に、振り回される周りも気の毒な気がするな。(あまり正直に書くと非国民と言われそうだから、表現を弱くしてしまった・・・)小泉首相の態度はよくないとも思うけど、何でも政府のせいにするメディアの態度もどうかと思うけどなあ。まあ家族を思いやる人々の気持ちがちょっと痛いなあ。早く平和的解決を見ないかね。

2004.04.12
昨夜の一青窈のライブ、観ることができてよかった。ホント素晴らしいミュージシャンだね。「もらい泣き」で泣くことはないけど、歌詞が心に響く。・・・いやあ、よかった、よかった。★

ここのところ毎日少しずつ走っている。でも残業しているカミサンを夜遅く職場まで迎えに行くだけなので、ちいとも距離は伸びていない。そして昨日は休日出勤しているカミサンを拾って、そのまま一青窈のコンサートへ行ったので、渋谷まで往復してきた。さすがに平均速度は落ちて来たネ。都内をトロトロ走っていては、平均速度は20km/h程度なんだろうね。街中ではどのみちあまりスピードは出さないけど、さらに今は春の交通安全週間だっけ、あれで警察の車輌がウヨウヨいるので、尚更スピードが落ちてるけどね。ま、それでも相変わらず渋滞は嫌いだな。当たり前か、好きにはならないね。

昨日は一青窈のコンサートで観客全員にハナミズキの苗を配ったので、帰りは荷物になってしまい、クルマでラッキーというやつ。結構大きめと言うか高さが60cm くらいの鉢に植えてある苗木なので、皆さん驚いてたね。退場するのにものすごく時間がかかったんだけど、さすがにモノがもらえると解かっていたからか、あまり文句を言っている人はいなかったな。出口を絞らないで一気に出してもよかったのにね、ま、いっか。

渋谷に行くときは、いつも区役所のそばの地下の公共駐車場に入れるんだけど、随分入ってたね。もうほとんど満車状態。それでもNHKホールに近い側に駐車できたので、良かったけどね。あそこの出口番号、結構いいかげんなんだよな。10番出口なんか中に入ると10・11番とか書いてあって、11番から出てきた人間は、帰るときになって11番がないって探すハメになるんだよな。さすがお役所の仕事だね。これも、ま、いっか。

さて本日の一枚は、一青窈のニューアルバムだね。これもまた結構いい内容で驚いちゃうね。何はともあれ歌詞なんだな、彼女の場合は。今回も言葉遊びの面白いのが一杯あるし、曲もオリジナリティはあるわ、耳に馴染むわ、最近は日本人の若手さんもレベルが上がってきたネエ。そうそう、もちろん歌も上手いしね。ライブでは、ちょっとおきゃんなところが笑えたけど、MCは予想通り長すぎという気がしたな。ま、それでも、おみやまでくれて、チケット代が惜しくないというか、5500円では安いと思える内容だったね。いやあ、よかった、よかった。

さて、月曜日。今週もシンドそうだけど、ま頑張って行こか・・・。

2004.04.11.
先日某氏から初めて買ったレコードが「カリフォルニアの青い空」だというメールを頂戴した。自分は欲しかったけど買えなかった盤。ずっと後々に入手した。これはもう超名盤。

昨夜は下町探偵団のオフ会だった。そこそこ盛況で、こちらも楽しめた。BGMに関するリアクションはさほどあったわけではないが、それでも懐かしいなあという感想を漏らしている人が数人・・・。その中の一人、上記の某氏、以前に下町音楽夜話第91話を掲載したときに、わざわざメールを送ってくださった。彼もオフ会にくるので、当然にこの曲は仕込んでおいた。それでもよく考えると、自分はLPでしかこの曲をもってなくて、出かける直前になって急いでCD-R AUDIO に焼いた次第。何曲か気になってCD-R に一緒に焼いたものの、音のレベルが違いすぎて使い物にならなかったが、「カリフォルニアの青い空」はかけられた。一応OK。なんだか懐かしめの曲を集めたCD-R が作りたくなってしまった。この曲は72年にリリースしたが、かなりのロングラン・ヒットになり、翌73年を代表するヒット曲となった。このスペイン系のおっさん、実はもの凄く一杯アルバムを出している。日本では懐かしい人だが、本国での認知度はメチャ高い。ソングライター兼プロデューサーとしての活動が中心となっているようだが、自分は彼の声も好きである。

さて昨日は行く前に突然思いついて「ラムネ」を1ダースほど差し入れした。ベーゴマに合う飲み物といったらこれしかないような気もするが、簡単には手に入らない。ところが墨田のオリンピックには、いつ行っても置いてある。あそこは猫砂と猫缶がとても安いので定期的に行っている。自宅から車で数分の距離にあるので、非常に有り難いと思っている。

そのラムネ、最近は安全性の問題なのか、作業効率性の問題なのか、ビンの口がプラスチックになってしまった。実はそこが少し残念。でも相変わらずガラス玉は入っていて、飲みにくい。カポッとかなって、鼻に入ってしまったりした昔が懐かしい。今考えるとビンの口をくわえてしまえば何等問題ないはずなのだが、一体どういうのみ方をしていたんだか、むしろ疑問になってしまった。

懐かしさを共有できる同時代感とか同世代感というものは、やはり心地よいもののようだ。同じような年恰好の連中が集まってくるという話もしていたのだが、それだけ居心地がいいのかも知れない。普段職場で世代の違う人間に囲まれていたりすると、尚更こういうのは楽しいかもしれないなあ。まあ楽しめた一夜であった。

2004.04.10.
本日アップの下町音楽夜話は「タイム・イン・ア・ボトル」。読んでみてください。今日は音楽夜話の本文でも書いたとおり、下町探偵団のオフ会。まあ、この曲はBGMには使えないけどね。

さてジム・クロウチだけど、「タイム・イン・ア・ボトル」をオフ会で使うことはないかも知れないけど、「アイ・ガッタ・ネイム」や「バッド・バッド・リロイ・ブラウン」などは使えるかもね。この人が死んだときはホント、ショックというか何というか。呆れたね、子どもながらにこれからという時に、と運命の過酷さのようなものを感じたなあ。とにかく、ミュージシャンの死というものは、悲しいよ。音楽家というのは、何とも罪のない存在だからね。

さて今日のオフ会、今回はアクティヴ・スピーカーで済ませてしまおうと思っている。手抜きは手抜きだね。しっかり準備する時間的余裕がなかったもので、仕方ないね。

2004.04.09.
本日の一枚は、ハウリン・ウルフの「モウニン・イン・ザ・ムーンライト」。ハウリン・ウルフの前期ベスト盤。ここのところブルースづいてて、この辺が耳から離れません。ブルースからロックが生まれる過程の、ある段階での極めて貴重な瞬間でもありますな。

今週はブルースばかり聴いている週になってしまった。どのみち忙しいので、あまり集中して聴かなければいけないような類の音楽は聴きたくない。時間が限られているのであれば、いかに素早く頭を切り替えることができて、あとはどれだけ心地よいかだね。こういう時にヒーリングなどと言っていては、音楽から遠ざかることになりそうだな。やっぱ、ゆっくり頭を縦に振って聴けるようなものがいいな。速すぎてはダメ、横に振るのもダメ。歌詞に聞き入ってしまうのはもってのほか・・・。

今日一日で週末、やっとここまできたかという感じかな。勉強ばかりしていたので、一週間が随分長く感じられたなあ。今週末は予定がビッシリなので、のんびりはできないけど、少し気分を変えて、というタイミングとしては丁度いいかな。

さて「モウニン・・・」のアルバムだけど、「ハウ・メニー・モア・イヤーズ」「スモークスタック・ライトニング」と立て続けにくるので、アタマから引きずり込まれる。ブリティッシュ・ロックの連中なんかみんなこの辺聴いて育ったんだろうね。30年代のロバート・ジョンソンあたりから比べると隔世の感があるけど、戦争一つ越えて10数年でブルースがここまで進化したというのも面白い。全然変わってないようで、もの凄く時代感覚があるのかもしれない。ハウリン・ウルフの場合、彼のしわがれ声がいい。この骨太感が、ロックに繋がって行くのは十分理解できるし、結局ロックと同じ心地よさを持っているのかも知れない。

2004.04.08.
7月の東京ドームでのライブのチケットも入手済みのエアロスミス、新譜は何とブルース・カヴァー集。エリック・クラプトンの「ミー・アンド・ミスター・ジョンソン」とはかなり趣きが違う。こちらはあくまでもロックしている。単調であるがゆえの迫力みたいなものが凄い。比べるものではないのは解かっているが、それでも言いたくなる。こちらの圧勝。

昨日は仕事がひけた後、ちょいと独りで銀座に出た。今度の日曜日にライブを観る予定の一青窈のニュー・アルバムの発売日だったからなのだが、随分散財してきてしまった。他にも欲しいアルバムがいくつか発売になっており、とにかく行った甲斐はあった。渡辺香津美のボックスやグッバイ・イエロー・ブリックロードのデラックス・エディションなどなど、そして、このホンキン・オン・ボーボーというわけ。痛い。諭吉が何人かいなくなった。ついでに仕事がらみなのだが、IT六法を購入。気になるIT関連や個人情報保護関連の法規が網羅されていて、非常に重宝する。いまや条文はすべてネットで見れるが、こちらにどういう法律があるのかという知識がないと、検索すらしようがない。実はその辺が解かっていない人間が多い。職場で買ってもらってもよかったのだが、届けられるのを待っている時間が勿体ない。とにかく知識の蓄積と現状把握に努める昨今・・・。異動に伴うストレス等はない人間なので、環境にはもうすっかり馴染んだと思うが、まだまだ改善の余地がある部署なので、やることは多そうだ。

この季節、カミサンは非常に忙しい。昨日なんぞ、自分がある程度残業したあと銀座に出て散財してきて、帰宅後いろいろ料理をして、という状況だったにもかかわらず、それから車で迎えに行くようなことになる。当然夜中という時間であり、食事をしたら即就寝という状態。自分はそれでも朝4時には猫に起されるので、・・・一日が長い。こちらも疲れてはいるが、あちらの方が遥かにキツそう。これがここ数年の春の我家である。自分はまだまだ体力的に余裕があるので何とかなるが、女性にはちょっと無理があるのではなかろうか?

2004.04.07.
本日の一枚は、ハウリン・ウルフのロッキンチェア・アルバムと呼ばれる盤。名曲だらけ。「レッド・ルースター」も「スプーンフル」も、本物が持つ輝きがある。過去、相当に聴き込んだものだ。

1957年から61年までのコンピ。やはり凄いという感じかな。もうこのアルバムは、そこらのコンピとは違ってオリジナル・アルバムに近い風格を持ってしまっている。選曲のせいか、月夜に狼が吠えているやつより好きかな。全盛期という意味ではあちらだろうけどね。ヒューバート・サムリンやウィリー・ディクスンの好サポートも素晴らしい。まさにブルースを代表する一枚。多くのロック・ミュージシャンがカヴァーし、名演奏が数多く残されているけど、やっぱこの辺と聴き比べてしまうとネエ。声の迫力も凄いからね、この人は。

さて、そろそろ人事異動に伴う引継ぎのようなものが落ち着いてきたので、そろそろ本腰を入れて勉強を始めなくてはいけない。「IT推進担当」という名称もそうだけど、所管事項が幅広い。広すぎる。せめてセキュリティ担当とか、ソリューション担当とかにしておいて欲しかったな。いろいろな調整役をやるのであれば、それはそれで結構なんだけど、本人が納得できるかたちで担当領域が判ればね。自分が積極的に口を出していいものなのか悩ましい状況になることがまだ多く、第一ものごとの優先順位がわからないので、仕事にメリハリがつかない。早いとこ、その辺だけでも理解したいものだ。こういう状況だと、イラク情勢がどうのとか言ってられなくなる。余裕がない自分にちょっと情けない気分。

2004.04.06.
本日の一枚は、ジム・クロウチの「アイ・ガッタ・ネイム」。彼の3枚目、飛行機事故で死んだ直後に大ヒットした、悲しいアルバム。この人の音楽を聴くと、時間を大切にしたくなる。

今週末にアップする下町音楽夜話を今書いている。今回はジム・クロウチが題材。どうしても悲しくなってしまうこの人の経歴は、エッセイで書くことは簡単だけど、あえてストックしておいたとでもいったところか。どうしてもこの季節に書きたかったというものでもある。

ラスト・アメリカン・ヒーロのテーマだけど、彼が飛行機事故で死んでしまってからのビッグ・ヒット。何とも悲しかった1973年ではある。中学生の自分に一生音楽を聴き続けることを示唆した出来事だったかも知れない。あのニュースを聞いたときのショックは今でも忘れられない。とにかく忙しくなると思い出す名曲「タイム・イン・ア・ボトル」も、あまりに美しく悲しい。

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さすがに忙しい。今は勉強の時期だから、いろいろな資料や文献を読んだり、関連するサイトを見に行ったりしているのだが、久々に肩が凝った。ここのところ、こういう感覚から遠ざかっていたような気がする。加えて相変わらずの睡眠不足なので、夜になると辛いのなんの。マッタク忙しいと言っておいても、猫は容赦ない。今朝も3時半起きだったので、普段以上だ。就寝は0時だったから、ちょっと睡眠が足りてない。カラダを壊さないようにしよう・・・。

今日は、産学公連携でお世話になった芝浦工業大学に異動の挨拶に行って来た。もっともっと面白い連携ができそうな気がしたので、残念である。先方も残念がってくれたが、紙切れ一枚でどこにでも飛んでいく我々のような組織人は、こういうとき、辛い。仕方ないとは分かっているが、こういうこともある。「もういいかな」と思える事業もあれば、「やり残したな」と思う事業もある。当然のことではある。それにしても、紙切れ一枚で飛んでいくと書いたが、最近は紙切れすらもらえない。何か締まらない気がしていけない。

2004.04.05.
本日の一枚は、ドゥービーズの「トゥールーズ・ストリート」。「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」もいいけど、このアルバムでは「ジーザス・イズ・ジャスト・オールライト」が好き。隠し味としての黒っぽさの最高のサンプルだね。

さて月曜日。何か仕切りなおしのような気分だけど、新しい職場での本格的な始動の週になるわけね。ま、どのみち当分は何のお役にも立てないから、頑張り過ぎないようにしとくかね。ある程度様子がわかってからでないと、いろいろなことが手もつけられない職場だからね。とにかくしばらくは人の話を聴いて、現状を理解し、その上で今後の打開策なり、やらなければいけないことのスケジュールの構築とかということになるんだろうね。法律なり諸般の事情から決められたスケジュールもあるようだけど、そういうのは、まあ何とかなるっしょ。

昨夜の「あるある大辞典II」というテレビ番組で血液型のことをやってたけど、私は典型的なO型なんだと、あらためて実感した次第。結構大雑把、他人に合わせる、自己主張がない・・・。そうなんだよねえ。おっしゃる通りよ。・・・だから何とかなるって。よく帳尻合わせが上手いとか言われるけど、結局は結果は出せるんだからそれでいいんじゃないのかね・・・。

さて、ドゥービーズのセカンド、リアルタイムで入手したアルバムじゃないけど、それでも聴き狂ったなあ。「ジーザス・イズ・・・」は時代云々じゃないね。80年代も90年代も十分に聴けてた。本当にカッコエエ曲でんな。このアルバム、リトルフィートのビル・ペインがピアノを弾いているんだけど、バーバンク組はこの頃から、しっかり横繋がりも持っていたんだね。「キャプテン・アンド・ミー」や「スタンピード」のように、もっともっと聴き狂ったアルバムもあるわけなんだけど、70年代の思い出に強烈にリンクしているのか、絶対に外せないアルバムだね。熱くなりすぎず、飄々としているべき時のBGMにはサイコーだね。

2004.04.04.
★本日の一枚はジェシ・エド・デイヴィスの「ウルル」。このギタリストのザクザク刻む粒の粗い音が好きです。ドクター・ジョン、レオン・ラッセル、ドナルド・ダック・ダン・・・、個性派揃いの共演者が、盛り上げています。★

メンツを見ただけで、音が聴こえてきそうだけど、このギタリストはしっかりと自己主張していて、それがまた凄いとも思う。どうもアメリカの音とイギリスの音と言ったときに、イギリスに近く聴こえるのだが、スワンプ系は多くのイギリス人と交流があるので、仕方ないとも思う。結局1970年代の音と言った方がよいのだろうか。ザックリとした風合いのこのアルバムは、好きな人は好き、そうでもない人は・・・全く知らないだろう。自分は大好きである。とにかくアナログで聴きたい音ではあるが、彼はずっと後になって知ったので、CDしかない。中古アナログはとても高くて手が出ない。・・・残念ではある。

さて、昨日は恒例の下総往復してきた。天気がいい割には渋滞もなく快適なドライヴができた。ここのところ毎晩のようにカミサンを迎えにいって街中をトロトロ走ることの方が多かったので、平均速度などは下がってたけど、少し盛り返した。それでも、総走行距離が伸びてきたせいで、あまり数字が動かなくなってきたね。昨日は成田で給油して帰ってきたのだけど、給油する直前、つまりガソリン・タンクが空に近い状態で、ワインディングを走ることができ、結構楽しめた。やはり満タン状態と空っぽ状態ではハンドリングがかなり違うね。空っぽのときは、あれでも随分とステアリングが軽くなるの。ウチのBMWミニ・クーパーSは、どちらかというと手ごたえのしっかりした、キャスター・アングルの強いステアリングなんだけど、その重たいステアリングがクルクルまわるようになるワケ。自分は重いステアリングの方が好きなので、感覚的には空っぽ状態はあまり好きではない。ただ早く走るということであれば、やはり軽い方が有利だね。でも別にレースをやっているわけでなし、その差が問題になることはないんだけどね。ガス欠を恐れてヒヤヒヤするのも嫌だしね。ちなみに成田でいつも入れるセルフのスタンドは、ハイオクがリッター102円。これは安いのかなあ?目につく看板ではリッター104円が多いので、安いのかなとは思っているのだけど、会員価格とかいろいろあるからね。とにかく構造的に入りやすく出やすいということだけで、そこで入れているわけ。価格はあまり考えていなかったんだけど、どうなんだろね?最近はセルフのスタンドが増えてきているので、ちゃんと比較検討した方がいいのかネエ。

2004.04.03.
★本日アップの下町音楽夜話は「ミスター・ジョンソン」。読んでみてください。この2枚組ボックスが発売されたときは事件でしたねえ。しばらく聴き狂いました。★

妙に疲れる一週間が終わって、ようやく週末になったが、お猫さまたちに夜中に起されてしまい、フラフラになっている。10時半ころに就寝したのに、1時や2時に起されるのは結構辛い。しかも波状攻撃を仕掛けてくる。2匹で交替でやってくる。あまりストレスが溜まる人間ではないので、環境の変化はさほど問題ないにせよ、こういう睡眠妨害はこたえる。

さてロバート・ジョンソン、26歳の若さで毒殺されたこのブルースマンの魅力は、語り始めたら長い。音楽夜話でもホンのさわりだけ紹介しているが、原稿用紙で100枚くらいは語れる人物。それにしても、ロバート・ジョンソンに憧れたギタリストの何と多いことか。エリック・クラプトンとレッド・ツェッペリンだけに限らず、ホワイト・ブルースの連中には大抵カヴァーされている。

とにかく自分の場合、彼とウィーリー・ディクソンの2人の名前が気になって掘り下げ始めたのが、ブルースとの付き合いの始まりであり、人生を変えられたようなものである。正直言って、今の自分があるのは、ブルースにのめり込んだ数年があるからだと思っているし、ブルースを聴かなかったら、全然別の人格になっていたような気がする。ひょっとしたら、「ひきこもり」のようになっていたかも知れないと思うこともある。まあそれだけ、思い入れも強いロバート・ジョンソンなのである。「カインドハーテッド・ウーマン・ブルース」「カモン・イン・マイ・キッチン」「テラプレイン・ブルース」「ラブ・イン・ヴェイン」「モルテッド・ミルク」・・・たまらん。

クラプトン御大が、いかにギターの神様とはいえ、クサいアレンジでやられちゃかなわない。どうせなら、アコースティック・ギター1本で全29曲カヴァーしたアルバムを作って欲しかったものだ。

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さて今日は下総へ行く日。天気が良いと道路が渋滞するので早めに出かけたいが、実家の取り付け道路を工事しているというので、ゆっくり行くことになりそう。今日は睡眠を寸断されたので、土曜日とはいえ、疲れが抜ける気配が全くない。これで運転するのはシンドそうだけど、そうも言ってられない。特に自分は運転が好きなので、むしろ疲れがとれるとも言う。ただひたすら渋滞がないことを願う。普段は片道1時間半ほどで行く(タコ・メーターも速度計も針が右傾している状態でだが)が、一番ひどかったときで5時間かかったこともある。・・・とにかく渋滞は嫌いである。

2004.04.02.
本日の一枚はスティングとギル・エヴァンスの「ラスト・セッション」。ソロ活動開始直後のスティングとギル・エヴァンス・オーケストラの、ペルージャ・ジャズ・フェスティヴァルでの競演。時期的に当然ポリスの曲中心、「凄い」の一言。

ソロ活動直後とは書いたものの、87年7月のペルージャでのフェスの記録。今でこそ、中田英寿のお陰で日本人もよーく知っている地名だけど、最初は「どこじゃ、こりゃ?」という感じだったなあ。その後のスティングの活動を考えれば全然不思議でもない取り合わせだけど、当時としては異色の顔合わせ。「コンシダー・ミー・ゴーン」と「ロクサーヌ」が私としては嬉しいけど、「奇妙な果実」をやっているあたりが、また興味津々。オノ・シュンゾウというトランペッターが参加しているけど、誰やろね?あまりクレジットがしっかりしていない盤なので、詳しいことが判らない、けど聴く価値十分にあり。自分の中では、相当に評価が高い盤。

ようやっと、金曜日。シンドかったなあ、今週は。昨日から新しい職場なんだけど、今後どういった担当になるのかもまだよく判らないで、少々フラストレーション気味。加えて05年と06年のゴールデン・ウィークは出勤という話から始められて、メゲそう。でも諸般の事情からしょうがない状況。とりあえず引越しを終えただけ。今日も引き継ぎやらで一日中バタバタしそう。少々風邪気味だけど、体調を崩さないようにしないといけないね。そんな余裕がしばらくはなさそう・・・。

2004.04.01.
エイプリル・フールで検索するとピート・タウンゼントトロニー・レインの「ラフ・ミックス」なんて盤が出てきた。楽しげなスタジオ・セッション音源集だけど、クラプトンやボズ・バレルなど興味深いメンツが参加している。

新年度、何とか落ち着いていきたいものである。毎年この日は少々神経が張っているのに、ラジオなどではエイプリル・フールの話題が必ず出てきて、イライラしたりもする。あまり好きなイヴェントではない。関連する曲が一杯あるかなと思って、自分のミュージック・データベースで検索してみたら6件しか出てこなかった。うち3件がロニー・レインがらみのアルバム。残りは「アイル・リメンバー・エイプリル」と「ジーズ・フーリッシュ・シングス」のジャズ・スタンダードを引っ掛けたクリフォード・ブラウンやユタ・ヒップなど。意外でもあり、面白くもあり。

さて当のアルバム、録音されたのは1976年から1977年のスリムチャンス期。前述の2人の他にはチャーリ・ワッツ、ジョン・エントウィッスル、ラビット、イアン・スチュアート、メル・コリンズなど錚々たるメンツが名を連ねる。ロニー・レインはもう既に発病している頃で、治療費のためにリリースされたものなのか?詳しくはわからないが、それぞれにコレクターがいそうなメンツがかなり参加しているため、昔から重要アイテムとされている。ジャケット違いもあり、コレクター泣かせのアルバムでもある。内容は・・・まあまあ。・・・1−2曲は聴ける。

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