2006.07.30.
今月はいろいろあったので写真がいっぱい載っているが、最後で、また蓼科まで一泊ドライヴ旅行に行ってきた。以前から気になっていた蓼科東急リゾートに初めて足を踏み入れたのだが、いやはや凄いのなんの。デカイ、デカイ。一週間くらいいないと遊び尽くせない。一泊では勿体ない。食事は大満足、お部屋もそれなりに満足できたし、スタッフもOK。もう少しくもの巣が少なければ心から楽しめるのだが、無理か...。何か野生動物でも出てきそうな山の中なのだが、何にも遭遇せず、少々残念。天気は、1日目はずっと晴れ(私はそれなりに晴れ男である。一昨日も、頭の上だけ青空がついてくるような状態だった)、2日目は朝の散策までは快晴、その後小雨といったところ。まあ、今年の大雨の状況では、ラッキーと言うべきだろう。

こいつがいる限り、長期の旅行は諦めるしかない。1泊が限度。 事故渋滞の情報が出ていたので、調布から高速にのり、まずは諏訪まで。 まず、どこかしら美術館に寄ろうということになっていたのだが、高速の出口の正面のこの看板でハーモに決定。
諏訪湖畔の道路わきのかりんの木。何やら気になる。 突然遊覧船らしきもののアタマが現れる。デカすぎてコワイ。 カミサンはルソー、私はマチスがお目当てで来たが、所蔵点数が少なく少々がっかり。そのかわり、シャガールとルオーはやたらと数多く、意外。
ハーモの近所のウナギの名店、小林でお昼。さすがに美味しかった。土用の丑の日に食べ損ねたので、取り戻したといったところ。 ちなみに翌週、知事選とか。まちのいたるところにこういったポスターが...。 下諏訪から霧が峰方面に登る頃は、快晴。オープンで走るには、絶好の条件だった。
ニッコウキスゲの群生地に立ち寄る。人がそれなりに大勢いて、ちょっとビックリ。 こいつがやかましく鳴いていた。 やはりあった崩落箇所。しっかり仮設道路がつくってあるところが凄い。しかし道路が完全に無くなっていた。ビビッた。
こういった季節のドライヴだけに、花はいっぱい咲いていたが、私は花を語れない。 さて、35度もあるウンザリするような暑さの東京に戻ってきたら、とんでもない光景を目にした。国際フォーラムのガラス拭き、・・・気が遠くなる。・・・よくぞ、請け負った。あんたはエライ! 今回の収穫。地域限定のお菓子(=職場のおみや)、地元のそば、野菜(ズッキーニ、なす、トマト、たまねぎ)、果物(もも、ぶどう、ブルーベリー)、ジャム、ワイン(信濃ワイン、葡萄交響曲作品201)、栗ようかん・・・。相変わらず、食べ物ばっかし。

ちなみに、おみやの中に写っているワイン、ホテルのディナーで地元のワインをと思って白と赤を飲んだのだが、この白が妙に美味しかったのだ。モスカート系だが、あまり甘過ぎず、絶妙な後味なのだ。せっかくなので、ホテルのショップで購入してきたもの。赤も結構重かったし、ホテル・オリジナルはもっとお値段が上だったので、最近の国産ワインは、ひょっとして侮れないかと思ってしまった。

2006.07.23.
珍しく、ノンビリとした週末を過ごしている。滅多にないことなので、あれこれやりたいことだらけで困ってしまう。昨日は、こまごまとしたことを午前中に済ませて、午後からは下総・・・改め成田に行ってきた。梅雨の合間の曇り空の下、オープンにして走ることの何と快適なことか。特に夜の空気は心地よい。船堀橋の上の風は最高に気持ちよかったなあ。そして、今日は、三佳純子さんというイラストレーターの方の個展を、渋谷のBunkamura でやっているというので、覗きに行く予定。雨、あがるといいんだけどな。

ケータイのカメラだと、上手く撮れないので残念だが、・・・とにかくここの庭は楽しめる。

さて、出かけてきた。若者の街渋谷で唯一オヤジどもが憩える場所、Bunkamura。こういったアートなパネルを見ただけで、もう嬉しくなってしまう。 目的はこちら。B1にあるアート関連の専門書店、ナディッフ・モダーンで開催されていた、三佳純子さんの個展。規模は小さかったけど、なかなか楽しめた。 その後は、お隣りの有名カフェ、ドゥ・マゴで軽くお食事。
ドゥ・マゴのほうれん草のキッシュとシュークルートの盛り合わせ。超美味! 帰途、東急本店のB1のワイン屋さんで、嬉しい収穫。ボルドーの超有名シャトー、シャトー・マルゴーのセカンド、パビヨン・ルージュの1995年。セカンドといってもかなりお高いが、結構割安なお値段で売っていた。ちなみに、右のワイン、何物?シャトー・マルゴーのオーナー、アンリ・リュルトンの名前が見えるが、さっぱり情報がない。ちなみに輸入しているのはエノテカ。悪いものではなさそうだが・・・何物やら?まあ、そのうち飲んでみるかね。 ナディッフ・モダーンでは、アートな本を2冊お買い上げ。11月に没後10周年の記念コンサートに行く予定の武満徹関連を一冊と、美術空間散歩という「一度は行っておきたい、日本のアート空間48。」という、遊びに行く場所選びにお役立ちの一冊。

ちなみに現在は、奥方の武満浅香さんの、「作曲家・武満徹との日々を語る」を読んでいる。

とまあ、ちょっと贅沢な日曜の午後を過ごしてきた。何はともあれ、非常に楽しめた。・・・週末はこうでなくちゃね。
お仕事ばかりしてちゃいけませんよ、やっぱ。人間が腐ってしまいますって、ホント。

2006.07.16.
今日は、同僚の結婚披露宴で、海浜幕張まで行く。こういうセレモニーは久しぶり。おまけに初めておりる駅。
6月にクルマで幕張メッセには行っているが、電車でいくのとはかなり様子が違うだろうからなあ。
なんだか恐竜展とかやっていて、込んでいるというハナシだし、早めに行くかねえ・・・。

んでもって、行ってきた。
最近のお祝いの袋。随分オシャレ。
最近の結婚披露宴・・・。 ケーキカットしたケーキ。
最近は早くやるらしい。
寄せ書きのブタ。「Be Happy!」

行きは落雷で京葉線のダイヤが乱れていて、ビビッた。
海浜幕張は、あまり探検とか寄り道とかしたくなるような街並みではなかったので、直行直帰してしまった。
とにかく、暑かったし、まあいいでしょ。
幸せそうなお二人の写真は、・・・やめておくかね。

2006.07.10.
高知から、何だか美味しそうなものが届いた。これ、袋の大きさが分からないかもしれないが、普通のお米2合に一袋入れろという大きさ。それにしても、可愛いパッケージングではないか。これ、自然食品のお店とかに置くとウケると思うんだけどなあ。・・・楽しみー。
もう一つ、おみやを頂いた。そうドイツみやげである。M氏、ワールドカップの試合を3つも観てきたそうな。羨ましいという気持ち半分、ご苦労さまという気持ち半分。しかし、おみやは嬉しい。
2006.07.09.
金曜日の夜から土曜日の朝にかけて泊まりだったのだが、一応無事に終了した。いや無事にとは言わないか?運送屋さんが運んできたサーバラックが巨大でエレベーターに入らず、若いのを集めて階段で5階まであげたんだよな。あれは無事とは言わんな。フツーやらねーよなあ、こーいうの。あれ100kg以上あるぞ、絶対。もの凄く重かったから、右手の手のひらが内出血しているもんなあ。腰やらなくてよかった、といったところ。マッタクー!あとは順調にいったからいいけどさ。これで月曜にちゃんと起動しなかったら、ただじゃ済まされねーぞ、まじ。

さて、昨日は帰ってきて、ほとんど寝て過ごしたので、さすがに今日は出かけた。といっても、目的があるわけではなく、銀座1丁目あたりで、ブラブラ遊んでいた。本屋で散在して、カフェ・フレディというお店でお茶して、プランタンで、カミサンが服買って、こちらはワイン買って、といったところ。まあいいヤツを見つけたのでラッキーつーことで、気晴らしにはなった。


ワインはこちらのボルドー2本。夏なんだから白でも買ってくりゃいいんだろうけど、相変わらずクラシカルな重たい赤ばかり飲んでいる。

さて、左が、ムーリのシャトー・ブーケラン、1995年。クリュ・ブルジョワ級だけど、最近は格外とか。でも、これ、マルゴー初のガレージワイン、マロジャリアと同じオーナーのシャトー。マロジャリアはヴァランドローのテュヌヴァンとミシェル・ロランがコンサルタントとして入っているため、1級とタメ張る値段で売られているが、こちらはお手ごろ。それでも、畑生産量が年7000本という希少なワインなので、あれば絶対に買いなのだ。土地もヴィンテージも文句なし、楽しみである。

右がモンターニュ・サンテミリオンのシャトー・ド・ボーリュー、2000年。ボルドーのワイン・コンクールで銀賞受賞とか書いてあるけど、どんなものやら。ただモンターニュ・サンテミリオンは、衛星地区でも安定した評価を得ているし、無名のシャトーでも、それなりに楽しませてくれそうなので、まあOKかな。

本屋で散在というのも久々だが、時々やる。ユキチがとんで行く程度だが、なんたら互助会のカードとかを使うと半額補助があるとかで、珍しく現金払いではない。内容からして当然だが、カミサンのものも含まれている。最近ハマッているル・クルーゼを使った料理の本は結構多い。人気なんだネエ...。わたしゃ、技術系の本だったり、慶応大学の教科書になっているらしい文化論とか、相変わらず雑多に読み散らかしている。ちなみに「東京ねこまち散歩」は眺めているだけで癒される。オススメである。

2006.07.07.
さて、今晩から明日の朝にかけて、新規のサーバを設置するため、お泊りで立会いだ。マッタク、嬉しくない。ここのところ、トラブル続きで、いい加減ウンザリしているのだが、原因がどこか(誰か?)にあるというものでもなし、いかんともし難い。SEさんやハードの面倒を見てくれている連中は、真面目だし、ウデもいいし、本当によく働く。したがって、トラブルが続いても、あまり文句を言う気にはなれない。そのぶん、営業にあたる。・・・いや理由もなしにあたりはしないが、どうしても、言うべき相手としていつもそこに居るので、言う。ん?・・・同じことか?・・・まあいい。それが商売のヤツラだ。・・・きっといい給料をもらっているのだろう。・・・あまり関係ないか。こちらも立場上、文句を言うのが役目という場面が多い。・・・いやな商売だ。しかし、オレ、営業は務まらんなあ、ゼッタイ。


・・・営業の悲哀・・・


2006.07.03.
昨夜は、結婚10周年ということで、何か美味しいものでも食べに行こうということで、銀座2丁目のCLUB NYXまで行ってきた。朝から出勤して午後2時ごろまで職場であれやこれやと仕事をこなし、少々調子が悪くなって帰宅した頃には大雨だった。家で少しカラダを休めてから、出かけたのだが、体調はそのまんま。それでも、ワインくらい飲みたいしと思って地下鉄で出かけたのだ。クルマじゃ飲めないからなあ・・・。

まずはシャンパーニュで、カタチばかりの乾杯。2杯とも自分で飲んでしまう。ワインはブルゴーニュのほうが充実していた。なんたらというブルゴーニュの96年ものをカラフェでいただいた。 私はメインは牛フィレ、カミさんは魚をたのんでいた。これ、もの凄くレアだったけど、美味しかった。 とにかく、ボリューム満点。お味もグッドでした。
ガレットが売りの一つになっているお店だけに、デサートもクレープがあった。 お向かいはティファニーという最高のロケーション。まだ日が高いウチから飲むのは気がひけるという状態だったが、ようやく暗くなった。ティファニーの眺めはこの方がいいに決まっている。 フランス家庭料理といった風情だが、なかなか楽しめるお店だった。こういったカップがまたいい味を出している。

いやはや、楽しめた。インテリアなど、なかなかいい雰囲気のお店だった。たまの贅沢は、生活に彩りを与える。日々の活力の源である。もう少しこういうことをしたいとは思うが、時間がなさ過ぎる。何とかならないものだろうか・・・。それにしても、CLUB NYX、オススメである。

2006.07.01.
昨日は、一応結婚記念日であった。しかも10周年。でも昨日は夜当番だったので、お出かけはパス。この週末に、一応よくもったなということで、お祝いでもということにはなっていたのだが、その前に両方の両親のところへ、お菓子の一つも持っていってくるかということになった。取り立てて何かあるわけでなし、至極当たり前の土曜日だったのだが、やはり、あっという間の10年間を思い起こしてみたりもしたもので、とりあえず感慨一入。しかし、早く過ぎ去ってしまった10年であった。

先般重松清の「流星ワゴン」という小説を読んだ。男の子のいるお父さんはみんな涙を流すといわれているものだけに、子どものいない自分には面白くないかなとも思ったのだが、これが結構面白かった。面白いというよりは、重く受け止めてしまった。人生のやり直しなんてできるわけがないということはわかっていても、何とかしたいと思う気持ちって誰にでもあると思うんだけどな。タイムマシン系のSFでもよく題材になるけど、過去は決して変えられないということだからね。


さて、そんなわけで、当たり前のように、そろそろ底を着いている普段飲みのワイン探しなんぞしてきた。成田で土浦鈴木屋をのぞいて、店長オススメみたいなのから見繕ってきた。左から、コート・ド・ブライの、シャトー・ポン・ルーセの2001年。グラーヴ地区のシャトー・ロクタイヤード・グランジの2000年。珍しくブルゴーニュの赤、最近人気者のミクルスキー、1999年という3本。どれも美味しそう。多分、ハズレなしだな。

さて、相変わらず辛いものが好きである。激辛は苦手だが、適度に辛いものが大好きなのである。こういった四川黒ゴマ坦々麺みたいなものには目がない。今日は、成田の空港近くのホテルで美味しいものでも、という考えも無くはなかったのだが、やはり普段通りに過ごして、明日出勤ではあるものの、その後、どこかに出かけようということになっている。本当ならスウィート・テン・ダイヤモンドでもというところなのだろうが、我が家では、何故か美味しいものでも食べに行く、という一事に意識が集中してしまう。・・・確かに我が家らしいといえばらしい。

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