2005.10.31.
ようやく国勢調査の作業が終わった。結局この週末は土日とも出勤となってしまった。まあ先週は、クイーン+ポール・ロジャースのコンサートにさいたま新都心まで行ったり、下町探偵団の元さんたちと名誉都民になった江戸木彫刻の岸本さんのお祝いに行ったりと忙しくしていたので仕方がない。それでも、この2ヶ月ほど、ずっしりと両肩が重くなっていた国勢調査の作業が終わったことは嬉しい。気分的に全然違うんだな、これが。仕事の方もこれで集中力が回復するだろうから、ここしばらくのしんどさもなくなることだろう。結構周囲に迷惑をかけていたのではないかと心配になるほど、仕事に集中できなくなっていたからね。とにかく睡眠不足も解消するだろうしね。・・・国勢調査って、結構ヘヴィーなのさ。私はああいうの苦手さ。どうしても夢の中でまで作業をやってしまっていて、何度夜中に飛び起きたことか。もう疲れがピークで、普段は滅多にやらないようなポカ、例えば炒め物をしていたフライパンを落としたり、食事中にお箸を噛んで折ってしまったり、なんてことを随分やってしまっているのさ。

今週は、別にヒマなわけじゃないけど、祭日もあるし、少し元の生活に戻れるだろうから、嬉しいな。ようやく、落ち着いて夜に音楽が聴けるな・・・。まあ、昨日の夜から聴きまくっているんだけどさ。最近、買ってきて聴いてないCDとか観ていないDVDとかがいくつかあってさ。ただ精神状態を選んでくれるプログレとかはしょうがないんだけどね・・・。クラシックやジャズもまた少し聴くかね・・・。ここんとこ、どうしてもヘビメタが多くなっていたからなあ。ま、そのおかげで精神のバランスが保てているんだろうからね、いいんだけどね。

2005.10.23.
本来ならこの土日は2日間とも出勤して国勢調査の整理の予定だったのだが、昨日は以前の職場で関係のあった江東区伝統工芸会という、頑張っている若手の職人さんたちの展覧会があるというので、鎌倉まで出かけてきた。雨がしょぼしょぼと降っていて、行楽向きの天気ではなかったし、紅葉もまだ早くてマッタク色づいていなかったのだが、鎌倉はさすがに凄い人出であった。これで天気がよかったらもっともっと混雑していたかと思うと、オエッと思ってしまう。鎌倉は大好きな町なのだが、やはり足が遠のいてしまったのは、あの渋滞のひどさと駐車場の少なさだし、小町通りなんぞは洒落た店がいっぱい並んでいい雰囲気になっているのだが、トイレはないし、交通規制もしていないので、大勢が歩いている商店街の中をクルマが通るんだもんなあ。もう少し行政なり、地元が結束して、何とかしないとなあ。行きづらい場所になってしまっているよなあ・・・。来なくていいよ、ってヤツなのかも知れないけど。

ま、ついでに、しばらく行っていなかった場所にも行きたいなというのもあって、ちょうどいい機会かなと思ったんだけど、最近は疲れきってしまっているから、結局寝坊してしまい、早く出かけることができなかったので、あまり見て周れなかった。大好きな竹寺の報国寺にも、久しぶりに行って精神統一してきたかったんだけど、叶わず。相変わらず踵も痛むので、美味しそうなものをあれこれ仕込んできて、そそくさと帰ってきてしまった。無理しても楽しめないから、これでいいんだけどね・・・。


昨日の主目的は小町通りと若宮大路を結ぶ小路にあるこの画廊。小さな空間だけど、結構外からは何をやっているかよくわかるし、ロケーションは悪くない。ただ東京のほうでやって欲しかった気はするけどさ。「茶箱+」と題されたこのイヴェントは、なかなか素敵だった。わざわざでも、出向いて行っておいてよかったかな。

こいつらは、ものの本に紹介されていた、お菓子の家鎌倉小川軒というケーキ屋さんのカフェにいた連中。
小川軒のケーキはとても美味しかった。
小川軒のお隣には、鎌倉風致保存会という看板がかかった建物があった。「風致」という言葉に違和感を感じたが、歴史を感じさせるとまではいかなくとも、ちょいレトロ程度の景観は好きなんだな。
やはり、ものの本に美味しいと紹介されていた一茶庵というおそば屋さんの中庭。迷惑ものとして認知されてしまったリスくんがちょろちょろしていたので・・・。照明の少し上にいるの、判るかな?
2005.10.17.
つぶやいているヒマがない。先週は新規システムの導入に時期をあわせるように、いろいろなシステムのサーバがダウンして、夜中まで復旧作業をやっているし、国勢調査の回収も始まった。個人情報保護が取り沙汰される世の中で、こういった調査をやることに疑問がないわけではない。当然ながら集まってきた調査票は個人情報のかたまりなワケで、慎重に取り扱わなければならない。それなりに、アタマの中のどこかが、緊張しているようだ。加えて体調が悪いときているので、もう最悪・・・。さらに、明日18日火曜日に、研修の講師を依頼されていて、2時間半しゃべらなければいけないので、その準備もしており、普通では考えられないくらい時間がない状況にあるのだ。とにかく18日の研修が終わらないと落ち着かない、といったところだ。2時間半しゃべる原稿を準備するというのは、そんなに簡単な作業ではない。加えて最近は、研修というと、パワーポイントを用意することになる。こちらも案外時間がかかる。やれ表だのグラフだのを漁ってきて、ようやく70枚ほどのスライドをつくったが、まだ自分では満足できていない。大勢の前でしゃべるのに、当然ながらいい加減なことはできない。手持ちの資料もそれなりに集めなければいけない。・・・マッタク。

2005.10.09.
ちょいと気分転換がしたくて銀座に出たのだが、プランタンでカミサンのお買い物&遅ーいお昼を食べたところで体調が悪くなってしまい、さっさと帰ってくるハメになった。最近は少し気が張っていたせいか、疲れも感じなくなっていたのだが、3連休ということで、ドッと疲れが出てきたようだ。

何となくサテン・メニューみたいなものが食べたくて入ったところが、大正解。ただのハンバーグなんだけど、とっても美味しかったんだな。
熱っぽくなって、フラフラだったんだけど、それでも少し根性入れてワインだけは2本買ってきた。最近セラーを入手してからというもの、いいワインはそれなりに手に入っているのだが、普段飲みの安いモノがあまり手に入ってないので、そこそこのビンテージものを夕飯時に一人で飲んでいる始末なのだ。ま、昨日の収穫は我が家の定番ミシェル・リンチの2000年と、サンテステフの超名門コス・デストゥルネルのセカンド、レ・パゴド・ド・コスの2002年という2本。ミシェル・リンチは早速に飲むとして、レ・パゴド・ド・コスのほうは少し寝かさないともったいないかもね。それにしても、こう気温が上がったり下がったりすると、カラダがついていかない。季節の変わり目はホントに苦手なのだ。ま、2日くらいバファリンを大量摂取して寝てれば元に戻るんだけどね・・・。ま、自分にとっては、ワインも頭痛薬に近いんだけどねェ。
2005.10.06.
昨日で18年度予算の要求のための作業が完了した。一応、今年度の一つのヤマでもある。ここで一つの節目としてケジメをつけておかないと、ダラダラと忙しい日々が続いて、なんだか気がついたら年末だった、みたいになりそうでいけない。今日は本当だと休みでもとって気分を切り替えたいんだけど、午前中にはずせない用件が入っており、それが済んだらということになりそうだ。今夜はアル・クーパーのライブなのだ。こんな日程のところでコンサートのチケットなんぞ買ってあると反対に精神的負担になりそうでいけない。カミサンは最初からムリということだったので、一応一人で行くつもりだが、チケットは2枚ある。ダラダラとしていたら開演に間に合わなくなったりしそうなので、ここはすっぱり諦めるとしよう。

そもそも忙し過ぎるのだ。もっと時間に余裕があれば、もっともっといい仕事ができるのに、最近は行政改革だのなんのと言って、人員削減ばかりしていて、適正規模ではなくなっている部署が多いようだ。みーんな忙しいと言っている。忙しいのは別に結構だけど、ムリなことをやれと言われているような状況も散見される。こんな状況では、ホントにいい仕事はできない。やっつけ仕事にならざるを得ない状況が自分の場合も続いているので、何だか不満が積もってきてしまった。自分の場合、それで仕事が回らなくなるようなことはないが、自分の仕事に対して、満足できないのが悲しい。まあ、放っておいても、世の中は回っていくんだけどね。そんなことのストレスで病気になっても、自分の一回しかない人生の大切な時間をムダにするだけなので、気をつけないとね。あーあ、どこか山のほうにドライブでも行きたいなあ・・・。

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ということで、アル・クーパーのライブに行ってきた。急遽カミサンも何とか行けそうだということで、むりやり仕事を切り上げて、フォーラムに駆けつけた。予想通り1000人程度のホールCでも少し空席が目立つ客入りだったが、内容的にはかなり満足のいくものだった。好きな曲や有名曲はみんな演奏してくれたし、その空間がなぜか1960年代にトリップしたような印象を受ける、独特のライブだった。実は結構その辺には拘りがありそうだとも思えた。オルガンのそばでは、懐かしいレズリー・スピーカーがクルクル回っているし、その中には真空管がつまっていて、ほんのり灯りが見える状態。ただリズムは、しっかり21世紀と言ったところで、非常にタイト。引き締まったベースとドラムスがなかなか心地よかった。ギターのボブ・ブロズマンも上手かったし、あまり期待していなかった分、満足度は高かった。サックスとペットの2人のオジサンもいい味出していたなあ。そして、やはりアンコールは「ジョリー」。この一曲が聴けただけで十分満足なんだけどさ。途中通訳のしゃべりとかも入れて1時間50分。病後とは思えないくらい元気だった。もちろん、他の気持ち悪いくらい元気なロック・ミュージシャンみたいに、走りまわるということはしていなかったが、客席内をぐるっと一回り歩いて、ファンサービスをしていた。実質的にはライブ・アルバムにしたらCD一枚に収まりそうな程度の時間だったけど、充実度は非常に高かった。やはり忙しくてもライブには行くべきだね。うーん、マンゾク、マンゾク。

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