2012.11.30.
Older Guys cw/ That's How Strong My Love Is / Chris Robinson Brotherhood (2012)
今月の1日に紹介したクリス・ロビンソンのニュー・アルバムと似たテイストのジャケで売られていたシングル曲が7inch盤で手に入りました。Alan Forbes という人物の手によるイラストが描かれた8ページもののブックレットとダウンロード・コードがついており、最近は7inchでも昔と違うなぁと思わせる代物です。世の中、CDも売れずダウンロード販売に移行してしまっているのですから、7inchなんてよほどの好き者しか買わないんですから、これくらい工夫してあってもいいではないですか。2曲ともアルバム未収録曲ですが、いかにも彼等らしいクラシック・ロック的なゆるい曲で楽しめます。「That's How…」はオーティス・レディングで有名なバラードですが、いい味出してます。こういうのが本当に上手いですね。
2012.11.29.
Tinsel & Lights / Tracey Thorn (2012)
Everything But The Girl のトレイシー・ソーンのクリスマス・アルバムです。なかなかしっとりとした、いいテイストのアルバムでして、かなり上出来ですね。アナログのみ一曲ボーナス・トラックが収録されておりまして、これがお目当てともいうものです。相方のベン・ワットは難病とかでライヴ活動はままならないそうですが、彼の書き下ろし「25th, December」がそれでして、いやはや沁みる、沁みる。何でCDには収録しなかったんでしょうね?
2012.11.28.
Long Walk / Francesco Tristano (2012)
フランチェスコ・トリスターノの新盤です。クラシック畑のピアニストですが、デトロイト・テクノあたりとも関わりが深く、ジャンルにとらわれない人種には大うけのテクニシャンです。「Strings of Life」のコンピングに驚かされ、それ以来ずっとフォローしておりますが、こういったクラシック寄りの盤でも、十分に楽しめます。恐ろしくバランスのいい人で、左手が強過ぎるピアニストが苦手な私にとっては、グリモーさんと彼が現在気になって仕方がないところです。
2012.11.27.
Velvet Underground & Nico - 45th Anniversary Deluxe Edition (2012)
バナナのリリースからもう45年も経つんですね。昔はテクにしか目が行ってなかったので、こういうのはつまらなかったのですが、まあ時代は流れ、退廃的な音の象徴のようにも言われ、影響力のあったアルバムとさえいわれているようです。ウォホールのジャケット・デザインだけは好きなんですけどね。大量の未発表音源を追加してリリースされましたが、まあ、ちょっと懐かしいなといったところで…。
2012.11.26.
Stars / The Cranberries (2002)
昨年復活して、先般とうとうニュー・アルバムまで出たクランベリーズですが、月曜はこういうちょっと元気がでるヤツがいいですね。これは2002年にリリースされたベスト盤ですが、90年代的な爽やかさが詰っております。こういうポップなのって空きなんですよね。結局、わたしゃポップ隙なのさ、昔から。とにかくニュー・アルバムがあまりによかったもんでね…。
2012.11.25.
The Studio Albums 1968-1979 / JOni Mitchell (2012)
これも少し安過ぎですねぇ。CD一枚あたり170円ちょっと。これで儲けは出ているのでしょうか?かくいう自分もデータを取り込むためのものとしてしか捉えていませんから、ジャケの出来がどうのということはどうでもいいです。全盛期の頃のアルバムが10枚、当然ながら聴きごたえ十分。特に「Mingus」は昔よく聴いたアルバムで、個人的にはちょっと特別な一枚。ジャコパス参加時期のものはみんな特別かな。シングル・ヒットした「Help Me」を聴いて空きになった頃は、まだミュージシャンの名前もロクに分からない頃でしたがねぇ…。
2012.11.24.
The Jean Genie / David Bowie (2012)
本日アップの下町音楽夜話は「ピクチャー・ディスクの魅力は分かるまい」、デヴィッド・ボウイの7インチ盤ピクチャー・ディスクについて書いたものです。読んでみてください。
4月に第1弾「Starman」が、9月に第2弾「John I'm Only Dancing」がリリースされ、いよいよ第3弾「The Jean Genie」がでました。結局のところ、ただのお飾りではありますが、いい写真を使った7インチ盤のピクチャー・ディスクなんて、記念商品などにはいいのではないでしょうか?何でもかんでも、シェア、シェアと言われ、所有するという概念が失せてしまいそうな世の中ですが、音楽もダウンロードで満足できる人はそれでいいんでしょうけど、ただの音楽データじゃないんですから、ジャケットアートやら、いろいろなかたちでのパッケージ・メディアを楽しむといったことも、アリだと思うんですけどねぇ…。
2012.11.23.
Christmas Songs / Roberta Flack (2012)
1997年にリリースされたアルバムに手を入れてボーナス・トラックなども加えて再発したものですが、それでいて9曲41分というボリュームですから、随分短く感じます。まあそれでも、いいものはいい、と。コール・アンド・レスポンスを基本としたコーラス隊との掛け合いもあるわりに、パーソナルな印象を受けるのは、やはりこの人の声のせいでしょうか。ロバータ・フラックといえば「キリング・ミー・ソフトリー」ですが、今も昔も、この人の声を聞くとコーヒーが飲みたくなることにかわりはありません。
2012.11.22.
Two Men With The Blues / Willie Nelson & Wynton Marsalis (2008)
これも最近入手したアナログなのですが、どうも最近はこういった「アメリカーナ」などと呼ばれるルーツ系の音楽に惹かれます。スタンダードやらブルース・ナンバーをやっているわけですが、まあウィリーじいさんの声は当然ながら味わい深いです。以前に大ヒットさせている「Stardust」をやっているあたりがハイライトでしょうか。こういった大物どうしのコラボレーションとか、元気なうちにどんどんやって、記録しておいて欲しいとは思いますが、もう名前だけで売れるほど、現在の音楽シーンは甘くないんでしょうね。
2012.11.21.
Lost Tapes - Baden-Baden, Germany June 23 1958 / Zoot Sims (2012)
このオッサンがどういうわけか好きでしてね。古いタイプのジャズメンは理屈抜きで好きになってしまう人がいます。この人とチェット・ベイカーは格別。これ、ヨーロッパでの活路を見出していた頃の未発表音源らしいのですが、結構いい音で聴けます。アナログで売っていたので、大して期待もしていなかったのですが、メッケモンでした。この人のわが道を行く演奏を聴いていると、憂さが吹っ飛びます。人生、ゴーイング・マイ・ウェイでいいんだよなぁ。
2012.11.20.
Duo / Helene Grimaud & Sol Gabetta (2012)
たまにはクラシックも聴きます。といっても、しっかりフォローしているのは、このエレーヌ・グリモーくらいですけどね。この人の軽やかなピアノの音が好きでしてね。チェロのソル・ガベッタも同じ傾向で、重くなり過ぎず、非常に聴き易いです。まあ、世界レベルで注目されている人たちですから、当然上手いです。非常に息もあっていますし、当り前のように演奏していますが、もの凄く高度です。こういうのを聴くと、どうしてもいいオーディオで聴きたいという欲求が捨てられなくていけません。
2012.11.19.
The Studio Albums 1969-1978 / CXhicago (2012)
最近著作権の保護期間切れのジャズ・アルバムなんかがもの凄く安く売られていて、安過ぎじゃないかなと思っていたのですが、やはりどうも70年代の音源にまで飛び火してしまっているようですね。これシカゴのオリジナル・アルバムの美味しい時期の10枚を箱に詰めたものですが、CD一枚あたり200円しないようなお値段です。これでは名盤もへったくれもありませんね。結局ダウンロードよりはるかに安い値段で売られているわけですよね。勿論全部アナログで持っていますけど、これを購入してiTunesに全部取り込んでおいて、流しっ放しにしているような聴き方になっております。
2012.11.18.
In A Dream / Gretchen Parlato (2009)
3枚目にロバート・グラスパーを共同プロデューサーに迎え、代ヒットをものにしたグレチェン・パーラトですが、これはその1枚前、2枚目のアルバムです。折り紙つきの実力であっても、そこそこ下積みを経験し、かなりいろいろなミュージシャンと共演していますから、幅も広がるというものでしょう。かなりボーダーレスな印象を受けるアルバムです。従って次作でロバート・グラスパーに行き着くのも理解できるわけですね。もう少し個性的でもいいかと思うのですが、随分サラッと歌う人です。クセがない分、現代的とも言えるんですけどね。
2012.11.17.
Double Booked / Robert Glasper (2009)
本日アップの下町音楽夜話は「時代に受け入れられたミュージシャン」、ロバート・グラスパーとグレチェン・パーラトについて書いたものです。読んでみてください。
これは、次作「Black Radio」が大ヒットしたロバート・グラスパーの3枚目ですね。前半がピアノ・トリオ、後半がクラブ系というのか、打ち込みリズムに歪んだMC,自由気ままなシンセなどが切り込んでくる現代的なことをやっています。iTunesで聞き流していると、8曲目「Butterfly」で別のアルバムに移ってしまったかと錯覚します。ショーケース的なアルバムというか、一枚に収録する必然性を感じないのですが、まあダウンロード販売中心になった現在、そういった話もあまり意味がないのかもしれませんね。手数の多さと、印象的かつ軽くてメロディアスなフレーズがいい感じです。
2012.11.16.
The Orchestrion Project / Pat Metheny (2012)
もう一枚映像ものです。2010年、自動演奏装置オーケストリオンを使った猛烈なアルバムをリリースしたパット・メセニーですが、その後カヴァー集「What's It All About」と「新メンバーによる「Unity Band」をリリースし、あれは一体何だったんだろーと思っておりましたが、ここにきて再びオーケストリオンの映像ものがリリースされましたよ。好きですね、この人も…。ブルックリンにある教会で収録されたライヴというのか、一人でやっているんですけど…。面白い人ですねぇ。ここではアルバム「Orchestrion」に収録されていた全曲のほか、大好きな「Sueno Con Mexico」や、「80/81 - Broadway Blues」など、過去の曲も演奏されています。ある意味、映像でないと価値が分からないことなのかも知れませんが、自動演奏装置でここまでやってしまう拘りを見て欲しいんでしょう。確かに凄いです。でも達人バンドでやっても十分な気もしますけどね。
2012.11.15.
Live Kisses / Paul McCartney (2012)
今年の2月にリリースされた「Kisses on The Bottom」の全曲ライヴ映像ですが、リリース翌日のスタジオ・ライヴだったんですね。アルバムでも弾いていたダイアナ・クラールやらと一緒に、大好きなマイク・マイニエリやジョー・ウォルシュも参加しておりまして、個人的にはこのゲストだけで買いと言いたいところです。さらには、PV映像では、ナタリー・ポートマンやジョニー・デップが出演しており、カネがかかっているというか、随分豪華なメンツですな。7月のブラッド・メルドーの来日公演でも演奏された「My Valentine」は名曲と言っていいのでしょう。ジャズ・スタンダードと並べて収録していた自作曲だけに、自信もあったんでしょうね。作曲能力が枯渇したとはとても思えない充実した2000年代を経て、リリースされたスタンダード集「Kisses on The Bottom」の持つ意味は何なんでしょう。結構好きだったので、あれこれ考えてみたりして楽しんでいます。70歳にして、何度目かのピークを迎えているんでしょう。さすがとしか言いようがありません。
2012.11.14.
Talking Book / Macy Grey (2012)
こちらはメイシー・グレイの新盤ですが、こちらもソウル系のカヴァー集ではありますが、スティーヴィー・ワンダーの「トーキング・ブック」一枚を丸ごとカヴァーしております。こういう規格に耐えうるアルバムは少ないでしょう。「You Are The Sunshine of My Life」は納得のカヴァーですが、「Superstition」はなんじゃこりゃの解体ぶりです。解体しっ放しで再構築してないようなものですかね。面白いと言えば一番面白いんですけど…。「I Believe」もいいですね。ホント、いいアルバムだったんですねぇ。
2012.11.13.
American Soul / Mick Hucknall (2012)
シンプリー・レッドのミック・ハックネルがとうとうソロを出してきましたね。シンプリー・レッド自体、ミック・ハックネルそのものといったバンドでしたから、別段変わらないという気もします。これはソウル系のカヴァー集ですが、渋い選曲ですね。一聴、おっと思ったのは、「Lonely Avenue」と「Don't Let Me Be Misunderstood」ですかね。懐かしいです。彼のソウルフルなヴォーカルによくマッチした曲ですしね。
2012.11.12.
The Fame Recordings / Dan Penn (2012)
1964年から66年の間に、伝説のフェイム・スタジオで収録されたダン・ペンの音源集ですが、お蔵入りしてしまった未発表アルバムの音源のようですね。年代のわりに、驚くほど色褪せていませんし、だいいいち歌が上手いです。若い頃からいい声していたんですね。勿論古臭い音ですけど、意外なほど聴けます。貴重な写真をいっぱい登載した分厚いブックレットも嬉しいです。本人も若い写真がいろいろ載ってますが、ドニー・フリッツやスプーナー・オールダムの若い頃の写真が微笑ましいです。こういう音源こそ、アナログでリリースして欲しいんですけど、まだCDしか出ていません。出さないんですかねぇ…。
2012.11.11.
Covers / Norah Jones (2012)
もう一枚ノラ・ジョーンズを続けましょう。来日直前にリリースされたカヴァー曲を集めた企画盤です。さすがに面白くないというか、オリジナル盤ほどの輝きを期待してはいけませんね。それでもさすがに同じ人間が歌っているだけに、統一感はあります。でも、「Featuring...」とどちらがいいかというと、断然あちらが勝っていると言わざるを得ませんからね。
曲としては、ウィルコの「Jesus, Etc.」が圧倒的に好きなのですが、他にも「She」とか「My Blue Heaven」もまあいいですね。
2012.11.10.
Little Broken Hearts / Norah Jones (2012)
本日アップの下町音楽夜話は「進化するレトロポップ」、ノラ・ジョーンズのライヴについて書いたものです。読んでみてください。とにかく凄いライヴでしたね。歌が上手いのは分かっちゃいましたが、あれほどとはね。2005年に観たときより、かなりよかったんじゃないですかね。初期のジャジーなものを求めている方には、少々酷な内容でしたけどね。2日とも行って、全然違うセットリストに驚かされました。そして、見事なまでのヴァーチャル・レトロポップ。ステージもラウンジ風のライティングで、物事がよく分かっていらっしゃるようでした。この盤、あらためて聴き込んでみる価値がありそうです。
2012.11.09.
Rome / Danger Mouse & Daniel Luppi (2011)
昨日と今日はノラ・ジョーンズの武道館ライヴ。いやはや歌が上手い人ですね。驚きの安定感です。セットリストはほとんど新盤で固められ、古い曲は意外に少ないです。しかも、この盤でノラさんがヴォーカルを聴かせている「Black」を歌ってくれます。
昨年リリースされた本盤、インディペンデント系では超有名らしい(?)デンジャー・マウスというプロデューサーが、イタリアの大御所とコラボしてマカロニ・ウェスタンにリスペクトを表したものとかで、ノラさんは3曲に参加。他にはジャック・ホワイトなども参加していて、BGMには使えます。過去のジャジーなノラさんから、現在のレトロポップなノラさんへの橋渡し的な曲が面白いです。
2012.11.08.
Sunken Condos / Donald Fagen (2012)
ゼロ・メートル地帯に暮らす身としては、あまり笑えないジャケットとタイトルではありますが、超寡作のドナルド・フェイゲンがこのタイミングで新作を出してくれることは喜ぶべきなんでしょう。先週ザ・デュークス・オブ・セプテンバー・リズム・レヴューで本人を観てきているのですが、ヒット曲もちょっとだけでしたから、新曲なんてやるわけないですね。メンツはほとんど同じなんですけどね。まあ、相変わらずといったところで、スティーリー・ダンと何も違いはありません。クオリティの高さは折り紙つきと言えど、どうも100%満足させてくれることはあり得ないとも言えます。「ナイトフライ」がよ過ぎたんでしょうかね…。
2012.11.07.
Calling / Neal Schon (2012)
ジャーニーのニール・ショーンの新作ソロです。この人結構ソロでもリリースしてくれるのですが、わりとインストものでイージー・リスニングっぽいものが多いのですが、今回は珍しくロックっぽい曲も含まれております。ドラムスがスティーヴ・スミスなのも嬉しいですね。
2012.11.06.
The Lost And Found / Gretchen Parlato (2011)
ロバート・グラスパー繋がりでもう一枚。まさに売り出し中のといった新人ジャズ・ヴォーカリスト、グレチェン・パーラトですが、この盤、ロバート・グラスパーと共同プロデュースというかたちで制作されております。これ、1976年生まれの彼女の3枚目のアルバムでして、1枚目は2005年リリースですから、結構遅めのメジャー・デビューですね。でも2枚目、3枚目は完全に結果を出しているわけで、いろいろな賞を総なめにしましたね。中でもiTunesのヴォーカル・ジャズ・アルバム・オブ・ジ・イヤーを受賞しているのが、時代に受け入れられている証拠ですね。ダウンロードが多いということなんでしょう。さほど個性的とも思えない声質ですが、ロバート・グラスパー同様、今後に期待できる人ということなんでしょう。
2012.11.05.
Black Radio Recovered / Robert Glasper Experiment (2012)
昨日の大ヒット・アルバムの6曲入りリミックス盤です。妙に安く売っているので、小手先だけの急造盤かと思いきや、ゲスト陣も豊富で、意外にしっかり作り込まれており、驚かされます。まさにジャズとソウルとヒップホップの三つ巴。未発表曲はラストの1曲のみ、故J・ディラに捧げられた「Dillatude #2」。やはり耳に残ってしょうがないエリカ・バドゥの「Afro Blue」がアタマに持ってきてあり、アルバム構成としては、こちらに分がありますね。ジョージア・アン・マルドロウというシンガーが加わっておりますが、ちょいと注目ですね。他にもMCというのか(ラッパーなんてもう言わないんでしょうが)、いろいろ参加してますが、よく分かりません。リミキサーもよく分かりません。でも個人的には、本体よりこちらに軍配があがります。
2012.11.04.
Black Radio / Robert Glasper Experiment (2012)
今年前半、最も話題になった一枚でしょうか。またもやブルーノートから注目株が現れたわけですが、ブルーノートはノラ・ジョーンズの登場以来、すっかり現代の梁山泊になってますね。このピアニストは、普通のジャズ・ピアノとクラブ系の両刀使いなんですが、この盤はクラブ系で注目を集め始めて、一般に認知されたようですね。一聴、それほどいいか?と疑問に思いましたが、何度か聴いていると耳に残る曲がありますね。ピアノに関しては独特のフレーズがあって、アイデンティティはしっかり確立されているようです。個人的には今後の作品に期待、といったところです。
2012.11.03.
3 Skulls And The Truth / David Hidalgo. Mato Nanji, Luther Dickinson (2012)
ロス・ロボスのヒダルゴさんと、インディジェナスというバンドのマト・ナンジとノース・ミシシッピー・オールスターズのルーサー・ディッキンソンという三人のリード・ギタリストが一堂に会してブルース・ロックというか普通のロックンロールを楽しげにやっております。まったくルーサー・ディッキンソンはいくつのプロジェクトに参加しているのやら。忙しいヤツですね。まあ、実力のありそうなのが、ユルーくやっているところがいいんでしょうね、こういうのは。ルーツ系好きには気になるメンツですが、さほどルーツには拘ってないみたいです。でも、いいです。
2012.11.02.
Bigh Moon Ritual / Chris Robinson Brotherhood (2012)
昨日の「マジック・ドア」と対をなすアルバムで、こちらのほうが先にリリースされておりました。スペーシーな音が全然違う雰囲気をもたらしますが、長尺曲が多く、独特の味わいがあります。二面性があるのはいいのですが、ライヴではどんな感じなんですかね。いずれもアナログで発売してくれておりますが、さほど必然性はないかな。でもアナログが似合う連中ではあります。
2012.11.01.
The Magic Door / Chris Robinson Brotherhood (2012)
昨日に続き、クリス・ロビンソンの新バンドのアルバムです。今年2枚目のアルバムでして、随分精力的に動いております。1曲目「Let's Go Let's Go Let's Go」のタイトルからして、古臭さを感じさせますが、いつの間にかこういう普通のロックをやるバンドが少なくなってしまいました。奇をてらうようなバンドが多い現在、本当に貴重な存在です。とにかくヴォーカルのくどさといい、大仰な演奏といい、深いエコーがかかった音といい、イラスト・ジャケといい、70年代のの匂いがプンプンですが、これがリアルタイムですからね。嬉しくなってしまいます。もう少しギターが前面に出ていればとか、キーボードが少しウルサイなあとか、不満がないわけでもないのですが、リズムはいいし、全体の雰囲気だけで十分合格点ですからね。いやはや、楽しませてくれます。
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