2011.03.26.
久々、本屋に行った。大震災以降すべてが狂ってしまったような状況だが何だか疲れが溜まってきたような気がしたので、ちょいと寄り道といったところ。英会話関連で「グロービッシュ」、ビジネス書はドラッカー大先生も絶賛したというオムロンの創始者、立石さんの本、そして「スタンフォード・インプロバイザー」はハーバード以外で興味をそそられるといったらここしかないでしょうよということで、スタンフォードの名前だけで買ってきた。何だか最近面白そうと思える本が少ないんだよな…。
それでというわけでもないが、ここのところひと様からお借りして読んでいた本もある。「悼む人」と「いまも、君を想う」の2冊。どういうわけか人の死に関する本が重なってしまった。「悼む人」は重たい。それでも真剣に正面から向き合わないといけないと思わせるところもある。わりと下世話な部分も出てくるが、まあ人間なんてそんなものかもしれない。

「いまも、君を想う」は読んだ時期が悪かったか、軽く感じてしまった。そもそもこの人、自分と少し違った考え方をするところがある。もちろん人は皆違う考え方をするわけだが、絶対的に相容れない部分がある人のように思う。特に9.11の部分がついていけない感覚だった。奥様はなかなか素敵な考え方をする人で、周囲から慕われたであろうことがよくわかる。如何せん読んだ時期が悪かった。「悼む人」と併読し、現実には大災害が起こって1万人を超す人間の命が奪われた時期だから、ね。

2011.03.21.
数寄屋橋の交差点に立って銀座の街並みがあまりに暗いのに驚かされた。明後日が自分のバースデーということで、カミサンは今日も出勤していたのだが、夕方からちょいと食事でもということで出かけたのだが、どこもかしこも早終い。節電もここまで徹底しているとはね。とにかく消費電力が大きいのは熱関係だろうから、空調をとめるのがイチバンさ。照明を暗くしたってあまり効果はない。その辺をもっと宣伝すればいいのにね。

それにしてもひどいことになってしまった。日本経済はここまでぶっ壊されても立ち直るのだろうか。この国は本当に底力あるからなー。きっと立ち直るんだろうな。政治は三流だが、経済は超一流だからな。技術もやはり一流だろうな。原発があんなことになっているけど、やっぱり日本の技術力は凄いなと感心することが多い。普段はテレビは全然観ないのだが、さすがにここしばらくは随分テレビを観た。相変わらず民放の鬱陶しいCMにはあきれるばかりだが、地デジの文字情報とかいろいろ便利になっているし、情報も早い。凄いネエ、まったく。ネットも本当に便利だと思うけど、高齢者が趣味なんてなくてもテレビがあるから大丈夫なんて言っているのが理解できた気もした。
2011.03.14.
  皆さん、ご無事でしょうか?被災された方々には心からお見舞い申し上げます。我が家の被害はこんな程度。家の中はCDが落ちたり立てかけてあったものが倒れたりといった程度でほとんど問題なし。ただ臆病者のジンジャーがビビりきってしまっており、人間から離れない。余震のたびに押入れに逃げ込んでいるといったところ。

結局発災直後から避難所開設の後方支援をしていて、職場に2泊、家に帰れたのは日曜日の午後4時であった。まず風呂に入り、いろいろ情報収集してからようやく眠った。職場では2日で3時間ほど仮眠したが、さすがに疲れた。現地の方々はもっとタイヘンなんだろうから、あまり言えないけどね。これからしばらくは電力供給をにらみながら仕事をしなければいけないか…。
2011.03.07.
  いやはや、クソ忙しくてろくに更新もできない。かなり割り切って帰ってこないとずっと働いていることになりそうだ。体調は肝臓のほうはだいぶよくなったが、最近また頭痛がひどくて、毎日かなりの量のバファリンを摂取している。年度末というのはこんなものか。英会話の勉強会も最終回が近づき、来年度のことばかり考えているが、その前に最終回のプレゼン。今回は課題図書としてパウロ・コエーリョの「アルケミスト」を全員に配布し、プレゼンをしてもらう。いろいろな解釈ができる物語である上に置かれた立場でもかなり言うことが違いそうなので、面白いことになるかなと思っているが、要は差異化、いかに他人と違う考え方を導き出し、目立つプレゼンができるかだ。他人と違う考えを説得力を持って披露できた者が勝ち。さて、どうなるやら。

勉強会を主催するというのは、それなりにシンドイもので、やらせるからには参加者以上にできるというのが原則。しかしウチの勉強会は、会話能力は主催者よりみんな上手いからどうも勝手が違う。プレゼンなんぞは踏んでいる場数が違うのでまだ指導的立場にいられるが、いつまで続けられるやら。優秀な連中の集まりなので、直ぐに主催者が要らなくなるかもね。

そんな勉強会の話題提供に、いろいろビジネス書なんぞを読んでもいるが、ここのところ、面白い新刊がない。この一月ほど、惹かれるものが発売されていないような気がする。最近はこんなのを仕入れてきて備えてはいるが、面白いものではない。イングリッシュ・ジャーナルはジョブズさんのプレゼンがメイン・テーマなので、思わず買ってしまった。フェイスブックは・・・面倒くさいんだけど、そろそろやらなきゃダメかネエ…?だって、やってるヒマなさそうなんだけどな。 
 
 
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