Live Live Live!

2005

Date
Artists
Place
Tickets Comment
2005.12.27.

Rickie Lee Jones

Cotton Culb
これは結構、悶々でしたね。何せ彼女、「CHUCK E.'S IN LOVE」をやらないという暴挙にでましたからネエ。しかも、いきなりステージから駆け下りていくように終わってしまったので、アンコールもかけられない状態でした。それにしてもかなり入り込んでしまう人のようで、涙を流しているときもありました。年齢のわりには、声も変わっていないし、演奏も上手いし、クオリティは高かったんですけどネエ・・・。ちょっと残念。「COMPANY」や「COOLSVILLE」あたりの好きな曲は演ってくれたので、まあいいんですけど・・・。でもねえ・・・。媒体では、アントン・フィアー(Dr.)とあったのに、ドラムレスだったのは、何なんですかネエ?うーん、悶々・・・。
2005.12.17.

Rick Overton Unit

Nogata Wiz Hall
13回目を迎えるリックさんのクリスマス・ジャズ・コンサート・イン・野方。私はかれこれ10回以上行っているのですが、裏方をやっていた時期もあるので、チケットなんぞはしっかり残っていません。それでも、ここ数年、これがその年の最後のライブか?みたいな感じで、楽しみにしているんです。今年はベースが、見かけによらずパワフルな佐藤忍さんから、熟年の業師的な藍沢栄治さんという方に変わり、少し雰囲気が変わりましたね。ブルース・スタークは相変わらず品の良い、そして猛烈に上手いピアノを聴かせていたし、ドラムスのマーク・ディローズも高度な技術を披露していました。チケットも手作りのような雰囲気だし、何とも心温まるライブなんだな、これが。
2005.12.03.

Ben E. King

Cotton Club
オープンしたばかりのコットンクラブでの、ベン・E.・キングのライブ、かなり楽しめました。バックのバンドの連中が上手いのなんの。ベンさん、おちゃめなじいさんという風情、低音はまだしっかり出ていて、ソウル・レヴュー的な楽しめるステージ構成でした。でも、お客がネエ、...結局「STAND BY ME」を聴きに来ているのはわかるんだけどさ。他のヒット曲では全然盛り上がらないんだな、これが。当然ながらの「Stand By Me」「Save The Last Dance For Me」「Super Natural Thing」などの他には、「On Broadway」や「Under The Boardwalk」やら、アンコールにはウィルソン・ピケット・メドレーで締めて、もう上出来でしたよ。
2005.11.21.

Leon Russell

Bunkamura Orchard Hall

アコースティックバンドということでしたが、しっかりエレクトリックで、ギターとベースはやっていましたね。言うなら、ドラムレスということでしたかね。前半がレオン・ラッセルのソロで、後半がウィズ・バンドだったのですが、音のバランスが悪くて、前半も後半もさして違いがなかったような印象です。Jason Marion Speegle(g), John Charles Wessel(b), Tina Rose Goodner(bvo), Grand Marcus Whitman(perc)といったメンバーでしたが、このTina Rose Goodnerって、レオン・ラッセルの娘なんですかね?ソロ・ヴォーカルを披露した後に、レオン・ラッセルのほうを向いて、「Thank you, Daddy!」と言っていたんですがね・・・?大体好きな曲は聴けたのですが、「」Jumpin' Jack Flash」なんかやってくれたのは面白かったですねえ。
2005.10.27.

Queen +
Paul Rodgers

Saitama Super Arena

いやはや、これには参りました。懐かしい曲が多いということもあるのですが、みんな上手い、上手い。ポール・ロジャースの歌の上手さが際立っていましたが、ブライアン・メイとロジャー・テイラーも現役感を維持していて、かなり楽しめました。地味な「REACHIN' OUT」に続いて「TIE YOUR MOTHER DOWN」を始めたときは鳥肌モノでした。アンコールの「WE WILL ROCK YOU」と「WE ARE THE CHAMPION」を続けて演奏したときも、観ておいてよかったなと思いましたね。ただ、ポール・ロジャースにはちょっと酷だったかも知れませんね。クイーン・ファンが多かったのでしょう、フリーやバッド・カンパニーの曲ではノリがかなり違いましたね。ヴォーカルも演奏も、文句なしだったんですがね。
2005.10.06.

Al Kooper

Tokyo Kokusai Forum Hall C

いやあ、楽しめましたねえ。好きな曲は全部演ってくれました。「JOLIE」も最後の最後で、しっかり演奏してくれました。通訳を立ててメッセージを伝えるスタイルで、ライブの流れよりも、メッセージ性や歌詞の持つ意味合いを伝えたかったようです。客席に下りてきて、うろついたりして、気さくな好感の持てる内容でした。歌はとりたてて上手いわけではないのですが、音には随分気を使っていたようです。懐かしいレスリー・スピーカーも回っていたし、アンプのなかの真空管もよく見えました。何せ2列目でしたから。(下町音楽夜話第171曲)
2005.08.07.

Suar Agung

Sumida Trifony Hall

これは鳥肌モノに素晴らしかったですネエ。真夏に幻想でもみたような気分です。下町音楽夜話で、興奮冷めやらぬうちにライブ・レポートを書きましたから、詳しくはそちらを読んでいただくとして、とにかく幻の竹アンサンブル、ジェゴグですよ。強烈な低音と調和。踊りも素晴らしかったのではないでしょうか。こんなに安い値段では失礼だな。(下町音楽夜話第164曲)
2005.07.31.

Karla Bonoff

Yokohama Blitz

これは強烈な座席でした。1列目ド真ん中。こちらが緊張してしまいました。暑そうでちょっと気の毒でしたが、衰えない美しい声を聴かせてくれました。2部構成にして、1部がケニー・エドワーズでしたから、こちらとしては、もうサイコーでした。一緒に連れてきたニーナ・ガーバーという女性ギタリストも、かなりいい音を出していて、気になる存在でしたしね。ちょっとマーク・ゴールデンバーグっぽいところもあったかな・・・。好きな曲は、大体演奏してくれましたしねえ。楽しめましたねえ。(下町音楽夜話第162曲)
2005.07.05.

Jeff Beck

Tokyo Kokusai Forum Hall A

これは、これで、何と申しましょうか、・・・ジェフ・ベックも人間が丸くなってしまったようですね。昔の曲も随分やってくれましたし、最後は「OVER THE RAINBOW」だもんな。ジェニファー・バッテンまで出てきたのにはビックリしましたが、ヴォーカルはウェット・ウィリーのジミー・ホールですからねえ。合ってないんだって、ホント。それにしても、フュージョン系のミュージシャンがバックアップしていたのには、ちょっと驚かされましたね。(下町音楽夜話第159曲)
2005.06.05.

Katie Melua

Bunkamura Orchard Hall

これはこれで、いいのでしょう。取り立ててサプライズもない反面、それなりに将来性も感じさせる内容で、楽しめましたね。演奏は、やはりおじさんたちが格好よかったなあ。何せギタリスト、ジム・クリーガンだもんなあ。ただ、もっと冒険してもいいのかなあ。・・・セカンドに期待かな。(下町音楽夜話第154曲)
2005.05.12.

Jethro Tull

Shibuya Kokaido

アクアラング、サイコー。イアン・アンダーソン、濃いー。今年はライブの当たり年だな。これ、渋谷公会堂でなかったら、もっと楽しめたのかなあ。結構ロックしていたし、上手いし、個性的だし。MCも楽しいし。言うことなし!(下町音楽夜話第151曲)
2005.04.22.

Pat Metheny Group

Tokyo Kokusai Forum Hall A

もうサイコーです。脱帽です。これ以上は、何も望みません。文句なし、世界最高レベルの一夜でしたね。「THE WAY UP」完璧です。1曲目の終了時に5分近くもスタンディング・オヴェーションだもんな。凄すぎ・・・。ただし「ARE YOU GOING WITH ME?」はちょっと熱すぎて、イメージとは違いましたがね。(下町音楽夜話第149曲)
2005.04.18.

Norah Jones

Tokyo Kokusai Forum Hall A

日本の観客を舐めていたかな・・・。チョイ、手抜きに聴こえたなあ・・・。あんなに淡白な演奏じゃ、ロビー・マッキントッシュを連れてきても、私は満足しないな。・・・期待が大きすぎたのかなあ。(下町音楽夜話第148、147曲)
2005.02.19.

Every Little Thing

Tokyo Kokusai Forum Hall A

ま、これもありかな。歌はまあまあなんだけど、曲がいいから、それなりに楽しめましたよ。もちださんの人柄も肌で感じられたし・・・。ハイ、楽しんできましたよ、いちおう。(下町音楽夜話第139曲)
2005.02.01.

Mark Goldenberg

Blue Jay Way

インターネットで予約して、当日直接ご来店を!だったので、チケットがありません。残念です。内容は凄くよかったのですが、ギター一本ではなく、マルチにやって欲しかったなあ。でも本人と話もできたし、楽しかったなあ。(下町音楽夜話第137曲)
2005.01.21.

Sting

Budokan

フツーのコンサートと言うと、言いすぎかな。格好いいし、曲は当然いいし、ポリスの曲も随分やって、ファン・サービスもしてくれたし・・・。文句なしなんだけどね。ちょっと悪ガキっぽいところが残っているように思えるあたりが、この男の魅力でもあるんだな、きっと。あまり政治的なメッセージ色は濃くなかったので、一層好感が持てたしね。うん、これは行っておいて、よかったと思えるものだったな。しかし、凄い存在感だなあ・・・。(下町音楽夜話第136曲)
2005.01.07.

Tohgi Hideki

Tokyo Kokusai Forum Hall C

これは観ておいてよかったな、と思いましたねえ。別に自分のアイデンティティを探求して、雅楽を聴きに行ったわけでもないのですが、やはり自分が日本人であることは意識しましたねえ。古典の雅楽演奏と舞踊が特に観ることができてよろしゅうございました。普段とは、かなり趣きが違うにせよ、一応楽しんではきました。雅楽のよさを完全に理解できるとは思ってもいませんが、こういう世界を、そしてその世界観を知っているのと知らないのでは、これは大きな違いになりますからね。少し年数が経ってから、もう一度観てみたいな。(下町音楽夜話第132曲)
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