Live Live Live!

2008

Date
Artists
Place
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2008.12.04.

Extreme

Shibuya C.C.Lemon Hall
   
いやはや何とも・・・、猛烈な轟音爆汗ライヴでした。難聴が結局3日引きずりましたね。2曲目の終わりから耳に詰め物をしたのですが、もう手遅れでしたかね。しかし、エンジニアが素人なみで、ノイズもハウリングもひどかったです。それでも、ヌーノ・ベッテンコートのもの凄いテクのギターは堪能できたし、バレエだかパントマイムだか入ってそうなゲイリー・シェローンが動き回って煽りまくり、キレのいいドラムスを叩くケヴィン・フィゲイレドとかいう人もよかったです。演奏がよかった分残念でしたね。ちなみに選曲もこちらが望むとおりのものでした。前半で昔のヒット曲をバンバンやってしまうので、大丈夫かなと心配になりましたが、ニュー・アルバムもいい曲が多くて、しかKり全編楽しめましたネエ。名曲「MORE THAN WORDS」は観客に歌わせていて、あまりちゃんと歌わないんだもんな、あれはちょっとなあ...。やっぱり聴きたいですよネエ...。
2008.11.24.

Jackson Browne

Kosei Nenkin Kaikan
いやはや、解釈が難しいライヴだったとでも言うんですかネエ・・・。個人的には大歓迎のセットリストだったんですけどね。何せ1曲目「ブールヴァード」から始まり、前半はかなりロックっぽい選曲で終わり、休憩をはさんだ後半は、少し落ち着いた曲中心だったのですが・・・。最新盤「時の征者」の曲を中心に据えた構成は、確かによくできているアルバムだけに、納得もいくのですが、古くからのファンはちょっとガッカリだったのではないでしょうか。一方で、そんなもの期待していたワケでもないのですが、政治的なコメントなどは一切なく、コミュニケーションを閉ざしていたような印象も受けました。ちなみに私の場合、大好きなマーク・ゴールデンバーグがお目当てで行っているワケですが、この点では大満足でした。相変わらず多彩な音で、しかも抜群のテクニックで、素晴らしいギターを聴かせておりました。今回はスライド・バーを多用していたのも意外でしたが、結構楽しめました。(下町音楽夜話、第337曲) 
2008.11.22.

Carole King

Tokyo Kokusai Forum Hall A
 
何とか無理やり都合をつけて行ってきました。Welcome to my living room tour だけあって、アット・ホームな雰囲気のいいコンサートでした。ドラムレスの構成とはいえ、曲への影響は最小限、ギターとベースも、最小限の音数でやっていたようなものですね。名盤「つづれおり」からの曲を多くやってくれたこともあり、案外満足できたセットリストでした。もちろんやってくれてない大好きな曲が山ほどありますけどね。しかし、最後が「Locomotion」というのも、何だかネエ...。それに、随分歌詞を差し替えて歌っていたようですが、観客の皆さんは判っていたんでしょうか。自分の実年齢まで折り込んで歌っていたのはご愛嬌ですかね。とにかく心温まるといった感じの、いいコンサートでした。行っておいて、本当によかったですね、これは。ちなみに、ステージ恐怖症は完璧に克服したんですかね?音を外す場面も全然ありませんでしたね。(下町音楽夜話、第337曲) 
2008.11.17.

The Who

Budokan
 
デビュー44年目にして、初の単独来日公演、行ってきましたよ。いやあ盛り上がっておりました。観客は異様にテンションが高くて、ウロウロしているヤツは多いし、ノリまくっているし、飲みまくってるし、やたらマイペースな性格の人が多いんですかね、モッズって。衣装もちょっとこれまで行ったコンサートとは大分違ってましたねえ。まあ私も珍しく興奮しておりましたけどね...。それでも、おいおいというセットリストでして、有名曲でやらなかったのが多いんですよ。「Magic Bus」「Summertime Blues」「I'm A Boy」なんて、当然やると思っていたので、意外でした。それでも結構曲数はやっていたし、歌も演奏も悪くはなかったので、満足はしてますけどね。メンバーは、ベースがピノ・パラディーノ、セカンド・ギターがサイモン・タウンゼント、ドラムスはリンゴの息子のザック・スターキー、キーボードはラビットという豪華版でした。(下町音楽夜話、第336曲)  
2008.10.23.

Def Leppard +
Whitesnake

Budokan
 
ダブル・ヘッドライナーはどうしても、比べてしまっていけませんね。それでも明らかにデフ・レパードに軍配が上がる内容だったのですが、まあ、どちらも楽しめました。ホワイトスネイクはアンコールなしだし、元ホワイトスネイクのヴィヴィアン・キャンベルがデフ・レパードに在籍しているのに、両バンドのメンバーがジャムる場面は一度もないし、というわけで、少々不満には感じています。しかし、少し前に親父が倒れて入院していたときだけに、行こうか行くまいか迷っていたくらいなので、いい気晴らしにはなったというわけです。やはり自分の生活を変える気にならなかったんですけどね。長期戦になりそうなときには、マイペースがイチバンですから・・・。デフ・レパードは「Rock On」なんてやってくれたり、大好きな「Two Steps Behind」をアコースティック・セットでやってくれたり、と本当に嬉しい内容でした。(下町音楽夜話、第332曲)  
2008.08.16.

Deodato

Cotton Club
 
猛烈な雨が降ったり止んだりといった蒸し暑い真夏の土曜日、夕方からジャケットを着て出かけてきましたよ。いやはや、信じられないような気がまだしています。「ラプソディー・イン・ブルー」や「スーパー・ストラット」そして、最後には「ツァラトゥストラはかく語りき」まで演奏してくれました。イタリア人のベースとドラムスを引き連れてのトリオだったのですが、無理を感じたのは「ツァラトゥストラ〜」のみかな。オーケストラ抜きのため、手数は多くなっていたようですが、3人でできてしまうんですネエ。5メートルほど離れた斜め後方からデオダートは弾いている姿を見るような最高の席でしたから、ドラムスとのアイ・コンタクトや一部始終が見えたような印象です。90分フルフルで演奏し、時間を気にしながらもアンコールにまで応えて「ドゥ・イット・アゲイン」もやってくれましたからネエ。最高に楽しめましたね。(下町音楽夜話、第321、322曲) 
2008.07.13.

Ken Hirai

Saitama Super Arena
  
何度もチャレンジして取れなかった平井堅、ようやく取れました。酷暑のなか、しかもギックリ腰から1週間しかたってなくて、かなり辛い状況だったのですが、クルマでさいたまスーパーアリーナまで行ってきましたよ。お席は最悪でしたが、まあ楽しめました。3月にリリースされたFAKIN' POP というアルバムの曲が中心だったのですが、途中ミニKen's Bar と称してアコースティック・セットをはさみ、結構長時間やっておりました。・・・というか、MCが長いんだな、これが。よくしゃべるんだ。ま、歌はホント上手いです。びっくりするくらい声が出てました。ちなみにアンコールは聴かないで出てしまったのですが、おかげで、早く帰ってこれました。さいたま新都心から錦糸町まで30分。のんびりしていたら、駐車場から出るのに30分くらいかかりそうなところでしたからネエ、まあよかったのではないでしょうか? 
2008.05.13.

Asia

Shibuya C.C.Lemon Hall
  
追加公演で、第2部はファーストアルバム完全再現、という特別プログラムのスペシャル・ライヴをやるというので、今年はもういいかなと思いつつ、行ってきました。昨夏心臓のバイパス手術を受けたというジョン・ウェットンは、予想外に元気そうで、声もよく出ておりました。カール・パーマーも相変わらず猛烈な手数のドラミングで、時々あやしいリズムも変わりなく、さすが空手家さん、お元気でした。スティーヴ・ハウは妙に丁寧に弾いている感じ、ジェフ・ダウンズは随分多くのキーボードを積み上げてましたが、肝心の「ラジオスターの悲劇」の出だしでミスってましたね。ま、ご愛嬌と。休憩は無く、ドラム・ソロを含む「HEAT GOES ON」から、続けて第2部は始まってしまいました。「HEAT OF THE MOMENT」の出だしはさすがにいいですね。イチバン盛り上がった瞬間だったのではないでしょうか。ファーストアルバムを曲順にやっていったん終了、アンコールに「OPEN YOUR EYES」であっさり幕を閉じましたが、結構楽しめましたね。昨年同様、「宮殿」に「ラジオスター」に「ラウンドアバウト」に「ファンファーレ」と、サービス精神旺盛で、前半も楽しめました。なかなかだったんじゃないでしょうか。(下町音楽夜話、第308曲)  
2008.04.19.

Chicago +
Huey Lewis & The News

Tokyo Kokusai Forum Hall A
 
小雨が降ったり止んだりの土曜日の午後、行ってきましたよ、オヤジの集会・・・。といっても、案外観客の年齢層はバラケていて、シカゴも80年代のバラード・ヒット中心になるのかという不安を感じてしまいましたが、大丈夫でした。ヒューイ・ルイスたちは曲数を少し減らしている感じ。大好きな「DO YOU BELIEVE IN LOVE」をやってくれなかったのが非常に残念。でも相変わらずで、楽しめました。もともとオッサンぽい人だったので、あまり年をとった気がしませんでしたね。2部のシカゴは前後に古い曲を配し、中盤が80年代のバラードという構成で、全体に曲を短めのアレンジにして、たたみかけるように多くの曲を演奏してくれました。現在のシカゴのメンバーはみんな猛烈にテクのある人ばかりなので、演奏は素晴らしかったです。ホーン・セクションの連中も元気そうで、予想外に楽しめました。「Saturday in The Park」涙が出そうなほど懐かしかったです。2部の割りと早いタイミングで「I'm A Man」を2つのバンド総出でやったのは壮観でした。(下町音楽夜話、第305曲) 
2008.03.11.

Maroon 5 + SOFT

Budokan
マルーン5とSOFTのライヴ、行ってきましたよー。何だかオシャレな感じのオネーサンがいっぱいで、いつもと違った雰囲気の武道館ではありました。直前までカミサンがいけるかどうかわからなくて、ひやひやしましたが、何とか無事、SOFTのアタマからちゃんと観ることができました。両方とも意外なほど演奏はしっかりしていて、歌も上手いし、文句なしの内容でした。SOFTは「GONE FADED」をやってくれなかったのがちょっと残念でしたけどね。マルーン5のほうは、聴きたい曲は一応聴けましたかね。「BETTER THAN WE BREAK」はやりませんでしたけど、ライヴ向きの曲じゃないし、やらないかも、と思っていたので、まあしょうがないでしょう。むしろ、「SUNDAY MORNING」もやらないかも、と思っていたので、聴けて嬉しかったですね。どうもこのバンドはバラード曲のほうが好きなんですよねえ。
2008.01.24.

Suzanne Vega

Tokyo Kokusai Forum Hall C

いやはや、これは想定外に楽しめたコンサートでした。本編は「Tom's Diner」で始まり「Tom's Diner」で終わるという嬉しい構成でした。選曲は、最新作「ビューティ&クライム」の曲はほとんど全部やってくれました。このアルバムは気に入っているので、もう最高でしたね。旧曲もヒットした曲や人気曲は、みんなやってくれたような気がします。よくしゃべる人でしたが、客が静かに聴くことに少々違和感を覚えていたようですね。でも日本人はそういう聴き方なんだということも分かっていたようでした。私とほぼ同じ年齢、学年が一緒という方なんですが、上手く年をとったという印象で、何だか非常に好感が持てました。最後はピンヒールの靴を脱いでいましたけど、スーツ姿はいつもというワケではなさそうですね。
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