My Cars...history

私のクルマ遍歴は以下のようなものでした。
サンクより前は三菱党だったんですが、まあそれは置いといて、と。
思い切りヨーロッパ車にハマった原因になったルノー5(サンク)以降をご紹介!
1987 Renault 5 GL 1100c.c.

当時、練馬の谷原交差点のそばにJAXというカー・ディーラーがありまして、そこで他の中古車なんかと一緒に並べられていた新車です。正規では1400c.c.と1700c.c.のみが入っていたと思うのですが、ほんの一時だけ1100c.c.のこれがあったんです。まさに超ベーシックな一台でした。何と47馬力しかなかったんですが、結構勇ましいエグゾースト・サウンドを響かせて、のろのろ走っておりました。エアコンはアフリカ仕様とかでメチャメチャ強くて、一番弱くしていても、凍える思いをしました。エアコンのダクトを通すために開けた穴から水が入ってしまい、運転席の床はいつも湿っぽかったんです。ある大雨の日に、池のようになっていたのには絶句しました。
このクルマはもらい事故で、フロントを壊されてしまったのですが、対応パーツがないなどと抜かすディーラーでしたから、途中から88年式の顔になってしまったんです。しかも正規の88年式はボディと同色のグリルだったんですが、このクルマに関しては、塗ると4万円とか言われて、塗らなかったので、実に変なことになってしまいました。菱形マークは1ヶ月遅れで届きそれまでは、ポッカリと穴が開いていました。
とても好きなクルマだったので、そういったディーラーの体制が影響して印象が悪くなってしまうのは、とても悲しいことでした。もちろん本体にもいろいろ不具合はでましたよ。ルームミラーはよく落ちてきたし、ハッチゲートのかみ合わせも悪かったですね。運転席側(左側)のドアも叩きつけるようにしないと閉まりませんでした。そしてエンジンが走行中に止まるという変な症状も時々出ておりました。まだチョーク・ボタンのあったクルマですからキャブ仕様でしょうけど、かぶり気味なのは、どうにも解決しませんでしたねえ。それでも、ホントに大好きなクルマでした。
実はこのクルマを買うことを検討していたとき、まあバブルも上り調子の時代ですから、私も少しは上を見ておりました。中古のフェラーリ308なんぞも見にいって乗ってみたりもしました。もう一台、中古の初代サンクも候補の中にあったんですが、このシュペール・サンクが一番自分には合っている気がしたものです。
1990 Rover Mini Monte 1000c.c.

このクルマは、スプライト・ベースで、白屋根とメッキ・グリル、メッキ・ホイール・キャップ、メッキ・ドア・ハンドルなどの仕様変更をしたモデルでした。その当時のカタログにはないボディ・カラーですが、200台限定で入ってきたうちの一台です。随分メカの勉強をさせられました。自分でできる修理は全部やりましたが、ホントに現代のクルマでは考えられないくらい手をかけないと良好な状態では走れません。それなのに、購入して半年で16,000km走行してしまいました。これも台風の日に膝の高さまで浸水したことがありまして、結局ダイナモをやられてしまい、2年半という短いお付き合いになりました。もうヘトヘトという感じでしたね。
Miniとのお別れの日(シトロエンは当時ユーノスで扱っていたんです)

ミニはシトロエンを購入したユーノス店に下取りしてもらいました。ダイナモ交換と配線のやり直しをした状態で下取りに出しましたが、ほとんど値が下がらず、とても嬉しかったですね。なぜか当時ロードスターには気持ちが行きませんでした。とにかくリアのランプの形状が気に入らなくて、ついでにフロントのリトラクタブル・ライトも嫌いだもんで、いけませんでしたねえ。
ミニを手放したときは、正直なはなし、ホッとしましたかね。疲れるクルマであることは、傍から見ていても想像できるでしょうが、まあ愛おしさもそれだけ大きいというものでして、人間の感覚というものは、複雑でございます。
 
1992 Citroen AX GT 1400c.c.

ほとんど衝動買いでした、これ。関東一円の店舗にあたりをつけてもらい、神奈川の方のショールームに展示してあったやつを、出来るだけ早くと急かして買ったことを覚えています。南流山の駅の近くにあったユーノス店ですが、ここの営業の方にはよくしてもらいました。この頃からマツダ系のディーラーの人たちにはお世話になっているわけですね。結局このあと6台つづけてマツダ系で扱われる車種に乗るわけですからねえ。実は旧型ミニのディーラーの営業とはどうにも合わなくて、大変不快な思いをしました。点検や修理も、ディーラーを通すのが嫌で、交通の便が悪いのも承知の上で、頼み込んで川崎にある工場と直接やりとりしていました。バブルがはじけた直後で、まだ悪あがきしていた日本経済の象徴と言う感じで、安いクルマに乗って楽しむわれわれのような趣味の人間には冷たかったですね。

結局シトロエンAXに関しては、ミニからの乗り換えですから、物凄く印象は好いわけです。まあ何だってそうだったでしょうけど・・・。一気に30年分進化した乗り心地ですからねえ、しかもシートがいいことで定評のフランス車ですから、こういった安いやつでもホントに快適でした。疲れないという点に関しては、もう当時入手できるクルマの中でもベストの部類だったのではないでしょうか。小さいですから取り回しもよく、最高でしたね。鉄バネのシトロエンなんて邪道だとおっしゃる方は多いでしょうが、まあ乗ってみれば納得しますよ。知人のBX(名車です、デザインもいいです) にも何度か乗せてもらったことがありますが、ボディ剛性が高いせいか、私にはAXの方が好ましかったです。このクルマでのトラブルは、運転席側のドアミラーが突然落ちたことが忘れられませんね。ワイヤーが切れていたんですが、純正品を取り寄せたのに、左右で凸レンズの曲率が違っていて、ミラーに映るものの大きさが全然違うんですよねえ。あれには閉口しましたねえ。それから本体の問題ではないのですが、スロー・パンクチャーに悩まされたこともありました。結局問題の箇所を発見できず、買い換えるまでの数ヶ月間、2週間に1回くらい、エアを入れてもらってました。トラブルではありませんが、このホイール・デザインに騙されたというか、これで3穴なんですよね・・・。
 
1995 Ford Mondeo Wagon LX 1800c.c.

「価格破壊」という言葉が新聞紙上でも頻繁に見られた時期に、ヨーロピアン・ワゴンの価格破壊と言われた安いクルマです。絶対に値引きなんかできないとおっしゃったディーラーの方の引きつった顔が忘れられません。多分相当に無理をしていたのでしょう。これもよくできたクルマでした。1980年代の中ごろから欠かさずにずっと買い続けている唯一の自動車雑誌「CAR GRAPHIC」は、もう200冊以上が本棚に並んでいて、床が心配になるほどですが、結局毎月1日に買って、月の前半は読み込んでますからねえ(15日頃になると「レコード・コレクターズ」という雑誌が発売になるものでして、だから月の前半だけ)、とにかく知識だけは豊富なものですから、あまり変なクルマを買ってしまうことはないと思うんです。とはいえ、「CAR GRAPHIC」で褒められているから買ったということは一度もありません。あくまで自分の価値観で判断してますから。あの雑誌はホンダやBMWが好きですからねえ・・・。私、この辺嫌いですからねえ。それでも記事の内容が圧倒的に正確ですからねえ。

このモンデオはそれでも、随分褒められていましたねえ。確かに価格以上のものでしたし、高速道路での安定した走りはさすがヨーロッパ車(イギリス・フォードで設計してベルギーで生産されたドイツ・フォードの車ですから)と言う感じでした。大学生の時に初めて買った三菱コルディア以来、初めて車検というものを経験したクルマです。
 
1999 Mazda Roadster 10th Anniversary 1800c.c.

このクルマは、まあ、語り尽くせません。あまりにも楽しくて、人生観を変えられてしまいました。とにかく「乗ってよかった」という思いでいっぱいです。
カーグラ誌上で、このロードスターの10周年記念モデルの国内向けは500台のみという記事があって、うーん、とか呻いていたんですけどね。カミサンが背中を押してくれたんですね。「買わなきゃ一生後悔するよ」という言葉は効きました。モンデオの世話をしてもらっていたマツダの営業に電話で手に入るか訊いたら、あっさりありますよと言ってくれたもので、即決だったんですけどね。実はもう売れてしまっていて、他のディーラーへの割り当て分を探してもらったんですね。北の方の地域はオープンはあまり売れないということで、茨城にあったやつを何とか入手したものなんです。上でも書きましたが、初代のリトラクタブルのヤツよりこっちの方がデザイン的に好きなんですね。

ワインディング・ロードを走る楽しみというものは、どのクルマもそれなりにあったわけですけど、やはり圧倒的にこのクルマが楽しかったですね。マニュアル6段のミッションが少し渋かったのとブレーキも少し不満だったんですけど、走るのが楽しくてしょうがなかったなあ。結局小雨の日に、右折車に正面をふさがれて横っ腹に突っ込んだんですが、こちらは正面から行ったほうが強そうだったので、ブレーキだけで止めようとしたんですが、間に合いませんでしたね。やっぱちょっとブレーキは不満かな。でも先方さん(ミツビシのちょっと背の高いスライドドアのついてるアレです)前輪を横から押されたので車軸がイッてしまって廃車かなという感じでしたが、こちらは、バンパーが気持ち持ち上がったかなという程度で、ずいぶんと硬いクルマだなあ、という感じでしたね。もちろん怪我はなかったんですけど、やっぱこういうことあると私ダメなんですねえ。早々に次の大衆車に乗り換えてしまいました。ほとんど代車気分でしたけどね。次はフォードのフォーカスにでもしようかなとか考えていたんですが、近所のマツダのディーラーが取り扱わないとか抜かすんだもんなあ。親会社だろー。選ぶ余裕あんのかあ。まあ次の大衆車、直進メチャ速いから許すけど、曲がらん。道具としてはもう文句なし。ただ所有する喜びという点でねえ・・・。
2000 Mazda Familia S-Wagon Sport 20

こいつは、絶好調で手放すのはもったいない気もするくらいでしたね。よく走るクルマでした。こういうクルマはカーグラなどでは絶対に褒められたりしないのですが、このクルマのオーナーで不満を持っている人間がどれだけいるのでしょうかね。第一どこが不満なのか?クルマとしてはホントによくできていて、ちょっとフロント・ヘヴィーで箱根でぶん回すのは少々めげる気もしますが、普段使いではもう最高でしたね。機構的には言うことないです。強いてこのクルマを手放す理由を作ると、やはり所有する喜びみたいな部分が希薄なんですよね。つまり道具としてのクルマとしてはいくらよくできていても、趣味性に欠ける点が難と言えば難なんでしょう。これでロータリーでも積んでいれば、また違うのでしょうがねえ。ただ大衆車という点で気楽に乗れるというメリットはホントに大きいですよね。超安楽クルマでそこそこスポーティ、いいクルマでしたね。
2003 BMW MINI Cooper S

文句なし、楽しいクルマでした。前の車は代車気分で買ったものですから、半年もしたあたりで次の候補を探し始めました。結局新型ミニにするか、新型のビートルにするかで迷った程度で、しかもクーパーSのお値打ち感は相当のものでしたから、展示試乗会みたいなことをやっている日に行って即決してきました。結局納車までに10ヶ月も待たされたワケですが、まあ待っている間も楽しませてくれました。これも結局2年半で手放して、次のミニ・コンヴァーチブルに買い換えるわけですが、当然不満なんてありません。強いていえば、パワーがあり過ぎることかな。峠道を走っていても、どうしてもオーバー・スピードになってしまい、思い切り踏み込めないんですね。高速でもついついもの凄い速度域に達していて、よくまあ命があったものだと、今になって思っています。・・・ウフフ、あまり大きな声では言えないですけど、リミッターありませんからね。足周りが硬いとばかり書かれておりましたが、個人的には柔らか過ぎという印象でした。ボディも少々ユルかったけど、そんなこと書く人いなかったから、これも個人的には、ということにしておきましょう。
2005 BMW MINI Cooper Convertible

こんなに楽しいクルマってそうそうないです。幌を閉めているときの後方視界の悪さには閉口しましたが、オープンにしたときの気持ちよさは、ロードスター同様、文句なしの開放感でサイコーでした。後部座席がある分、使い勝手もよかったですしね。
2008 BMW 320i Touring

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