2008.04.29.
  休みの日に上手くお届け物を受け取れると、妙に嬉しい。今日は、いつものHMVフルフィルメントセンターからではなくて、ミュージックフィールドの落札ものが一つとアマゾンだった。中味的にはあまり代わり映えはしない。午前中にきてくれたので、一日音楽を聴きながら、読書しながら、部屋を片付けたり、うたた寝したり、と超快適な祭日であった。昭和の日は昭和の音楽をと思ったワケデモないが、懐かしいティン・パン・アレイ系の紙ジャケット11枚組ボックス「TIN PAN ALLEY & MEMBERS BOX」を安く入手したので、細野晴臣、松任谷正隆、鈴木茂、林立夫の各人のソロや「キャラメル・ママ」などを聴いていたというワケ。

日本人のCDはDBには入力していないのだが、この手のものは結構ある。実はさらは、もっと、もっと、あるのであった・・・。
 
さて、アマゾンのほうは、こんなもの。先月、リックさんに誘われてBBCが製作する村上春樹のドキュメンタリーのエキストラをやってからというもの、妙に村上春樹の旧作などが懐かしくなってしまい、短編集などをベッドで読み直したりしていたのだ。村上春樹はほとんど読んだつもりでいたのだが、ここにきて、まだ読んでないものがあるかもと思い、アマゾンで検索したら翻訳モノなども含めて結構あることが判り、その一部を注文してみたのだ。あわせて「謎とき 村上春樹」などという関連モノまで購入してしまった。村上春樹研究本は結構な数が出ていて、こちらはなぜだかあまり読む気になれなかったのだが、石原千秋氏のこれは、面白そうなので買ってみたところ、予想どおりで早速にかなり読んでしまった。最近アマゾンは、HMVでのショッピングで貯めたGポイントをつかって買っているので、ほとんどお金を支払っていないようなもの。アマゾンでの買い物はソニーポイントに4%分還元とかいった具合に、いろいろポイントを使いまわして上手くやっている。工夫すれば、それなりに楽しめるものだ。

 

2008.04.27.
最近は週末にしかつぶやけないが、つぶやくにしても仕事のグチしか出ないので面白くない。これではいかんと思うが、平日は無理にしても、土日くらいは、少し気分を入れ替えて、遊びたいものだ。カミサンは相変わらず毎日午前様だが、激務も少しは落ち着いてきたようで、少し表情に余裕が出てきた。土日も交替ではあるが休めるようにはなったが、とにかく8月まではこういう状況は続きそうだ。結果的に家事全般をやることにはなるのだが、洗濯は機械がしてくれるし、料理は好きなので全然問題ないが、どうも掃除だけはイマイチ苦手だ。おさら(CDのほうね)は枚数が半端ではないので、ある程度整理はしているが、掃除は整理整頓とは違う。ネコトイレの始末だけでもない。こちらもそんなに早く帰宅できるワケではないので、あまり遅くに掃除機もかけられないし、困ったもんだ。結構家中をよごしてくれるヤツが一匹いるので、それなりに、・・・それなりにやることはある。ま、それでも、花粉症も落ち着いてきたし、腰痛もだましだましではあるが、少しは快方に向かっているようだし、気分的には動けるようになったようだ。
さて、最近もう一つ悩ましいことがある。音楽と同時に自分にとって大きな趣味といえるクルマに対して、興味がドンドン薄れて来てしまったのだ。この期に及んでという気もするが、結局イチバン欲しいものを手に入れてしまったので、こうなってしまったのだろうかとも思う。あまり高級なのは興味ないし、ビクビクしながら乗るのもいやなので(そもそも貧乏性なのね)、今くらいのもので十分なのだが、かといって、今は他に欲しいと思うようなクルマもない。ミニコンも、最近は夜中に結構走っているが、オープンで走る機会が少ないからいけないのだろうか。一応趣味のアイテムと捉えているので、車検は通さずに2年半程度で買い換えてきてはいる(モンデオだけ4年乗ったのかな?)のだが、今回のミニコンは、もう2年5ヶ月経ってしまったので、そろそろ買い替えの検討をすべき時期なんだけどな。ホントに今、欲しいクルマ、ないんだよなあ・・・。ルノーやシトロエンも普通のクルマっぽくなってしまったしネエ。旧車も環境問題や燃費のことを考えると、イマイチだしねえ。何だかルノー・サンクを乗り続けるか、買い換えるにしても、(旧型の)ミニにするか、シトロエンの2CVにするか、フォルクスワーゲンのビートルにするか、なんて悩んだ頃が懐かしい。あの頃は夢中になれるものだったんだけどな・・・。 
それに比べると、音楽趣味を取り巻く環境は、ドンドンよくなっている。さらまわしといっているくらいだから、パッケージ・メディアが好きなので、ダウンロード販売に手を出す気にはなれないが、CDやアナログLPを買う手段は増え続けている。ネットのおかげで家にいながらにして、24時間、あれこれオーダーできるのは本当に有り難いし、専門的なものも、全国、いや世界中のお店から買えるな。先週もポートランドのCDBabyから届いたしネエ・・・。しかし郵便の不在配達通知の差出人欄に「外国」と書いてあったのはちょっと笑えたけどね。そういった側面だけではなしに、昔夢中になって聴いた連中が、再結成ブームとかでドンドン来日公演やってくれるし、ネット上の情報も増えたし・・・。マイナス傾向は音楽雑誌かな・・・。昔ほど面白くないので、ほとんど買わなくなってしまった。サイテーはレココレだったな。もう買わないどころか、本屋さんで手にとってみることすらしなくなってしまった。そういう意味ではPlayerとかスイングジャーナルとかって、凄いかもね。買わなくはなってしまったけど、クオリティを維持しているからなあ・・・。ま、CGをはじめとしたクルマの雑誌も買わなくなって久しいな。新車情報はWebCGで十分だもんな。本はいまだに結構買って読むけど、雑誌は読まなくなったなー。出版不況とか言ってるけど、こりゃ確かにそうだろうなぁ。

ちなみに、これ、今のPCデスクの上の状態。いつもこんなもん。本とCDの山越しにモニターを見ている。
 
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今日は朝一で風呂に入ってから床屋に行き、その足で、ちょいと仕事がたまっていたので、片付けてきた。カミサンも出勤しているが、まあこれが我家のペースというものなのだろうか。あまりそうは思いたくないが、事実は事実。最近はしょうがない事情もあったが、まあよく働いている。今日のネットニュースを賑わせている日本電産の永森重信社長の発言「休みたいならば辞めればいい」は、さすがにひどいなと思う。そういう気持ちで働けということであれば、もっと言葉を選ぶべきだろうし、過労死した人の遺族とかの心情はどうしたものか・・。自分だって、別に好きで休みを返上して働いているワケではない。やはり周囲に迷惑をかけたくないし、自分で満足ができるように仕事で結果を出したいから、サービス残業だってするのだ。自己満足というならそれでもよい。それが結果的に区民サービスに繋がるなら、それも結構ではないか。

「この発言を批判できる人間は公務員かあるいは庶民の生活を知らないゴールデンウィークには高い金払って海外旅行にいける大企業の人間だけですよ」というコメントも紹介されていた。多分公務員の実態を知らないのだろうが、我々公務員も働くヤツは働くのさ。多分そこらの民間企業の連中になんか負けないくらい働くヤツは何人も知っている。公務員にだって、過労死するヤツはいる。ゴールデンウィークに高い金払って海外旅行にいける大企業の人間は、多分若いころ頑張って一生懸命勉強して大企業に入ったのだろう。私はそう思いたいな。自分の職場に出入りしている大企業の連中は、さすがにみんな人間ができている。全部とは言わないが、さすが大企業の職員と思う優秀な人間が多い。こういうコメントを目にすると無性に腹が立つ。

2008.04.19.
やれやれ、もの凄いスピードで時間が流れてしまう。ま4月はこんなもんさという気もするが、統一地方選挙がある年などと比べればまあ楽勝かな。今年は職場のセキュリティ・システムの更新をやっていて、まさに今作業中なので、妙にバタバタしていることもあるのだが、自分で増やした仕事なので、文句も言えまい。とにかくセキュリティといえば、個人情報保護のムーヴメントといっても過言ではない昨今、少々の経費がかかっても理解はしてもらえる。今回は認証装置なのだが、ウチのメインヴェンダーN社の指紋認証システムは、世界中の警察が導入しているほど信頼性が高い技術らしいが、その割には冬に手あれしてしまうと認証できなくなる。ただでさえ忙しいのに余計なことでイライラが増幅してしまう連中もいるので、更新に踏み切ったワケ。今度はH社の某生体認証システムと非接触型ICを組み合わせたもの。時代は変わる。環境の変化を多くの人間に強いることになるが、いたし方あるまい。せいぜい説明会でも丁寧にやって、理解を得るしかあるまい。今年のゴールデンウィークは、こいつの工事で2日潰れる。まあその程度はぜーんぜん問題ない。

さて、今後はウチのシステム全体の再構築を3年がかりでやる。オープン化といわれるヤツだが、結局はメインヴェンダーの囲い込みから、一つ一つ切り出していくようなもの。抵抗も強いだろうが、6人の専門部隊が推進していくことになる。現行システムを管理している立場として、いろいろお手伝いしなければいけない。個人的には、今回の認証装置をメインヴェンダーのN社のものではないものにしたのは、こういう事情もあったから。あまりコアな部分ではないところからつき崩して、突破口にしていこうというワケ。N社は人はいいのだが、如何せんお値段が高い。今度のH社もわりと似た傾向にある。大手のシステムヴェンダーはみんな似た傾向なのだろうか?某F社は、営業が課長としか話さない。管理職以外のペーとはしゃべろうともしない嫌な奴らだ。実質カネを握っている係長の自分は、従ってF者を完全にシャットアウトしている。最初は担当営業の個人的なものかと思ったが、どうも社の傾向のようだ。あそこまでの大手も、社員教育をもう少し人間味のあるものにしないと足元をすくわれることになるのではなかろうか。

ま、新規参入の超大手、H社も手放しで褒められるものではない。自分たちの製品出荷態勢がマヌケなために発生した追加作業の代金も、しっかり請求してくる。後だしじゃんけんみたいなものだ。でもここはあまり文句を言わず支払っておくか。こういう小さなシステムのときには、素直に支払っておいて、大きなシステムのときにこれをだしにして、2ケタくらい高い大きいものの値引き交渉のネタに使ってあげよう。ちょいと品がないかもしれないが、税金の無駄遣いはできない。そこは、ありとあらゆる手段を使って、駆け引きする。・・・結構これはこれで面白い仕事なのさ。

さて、今日はつまらん立会い仕事を午前中に済ませて、午後から遊びに行く予定。夜はシカゴとヒューイ・ルイスのコンサート。抜くときは抜かないとね。

2008.04.13.
うーん、猛烈な勢いで時間が流れてしまう。一週間なんてあっという間で、マイド、マイド、驚いてしまう。まあ1時ごろ寝て、5時には起きている生活なので、これでも他人様よりはいろいろやっているはずなんだけどな・・・。まあ新年度が始まり、順調かといえばそれほどではないが、仕事のほうは何とでもなるし、問題はカミサンがカラダを壊さないか・・・かな。毎日午前様でめいっぱい仕事をしている状態なんでね。土日も結構出勤しているし、・・・まあこれはこっちも同じだけど、こっちは「いるだけ」みたいな仕事ばかりだからなあ・・・。

さて、ジャネット・クラインからメールがきた。まあ新しくリリースしたCDの宣伝ではあるが、CDBabyで自主制作盤のようなのを買ったことがあるので、記録が残っているのだろう。ミュージシャンにとっては、以前に買ってくれた顧客に情報を発信するのが最も効果的なプロモーションとも言えるだろうからね。以前はジェネシスのツアー・ギタリストのダリル・スチューマーからもきた。いずれも、自身のメールアドレスから発信しているから面白いのであって、これがレコード屋さんとかのアドレスだと面白くも何ともないんだけどね。ま、リック・オヴァトンのCDも買うつもりだったので、久々CDBabyでお買い物してみますかね。通訳もやるような私のような人間でも、海外のサイトでお買い物をするのはドキドキするのさ・・・一応。

ということで、CDBabyでお買い物をした。どうも海外のサイトはドンドン新しくなるので、いろいろ面倒でいけない。まあ、日本のサイトでも電子チケットぴあなんかも、大規模なシステム改修を今年のお正月にやっていたし、少しはやっているのだろうが、それでもそんなにドンドン改修するようには思えない。お客さんにとっては変わらないのがイチバン使い勝手はいいワケで、あまり買い方なんかが変わると面倒だと思うが、セキュリティが高まるのはよいことだ。最近のアメリカのサイトでは、発送先で州を選ぶ中にEAとEEとEPという選択肢が含まれていて、これがアメリカ大陸とヨーロッパと太平洋という区分けらしいんだな。正確なことは判らないが、日本の場合、こういうときにはEPを選ばないといけない。またCDを購入するときは、ノーマルのエアカーゴかエクスプレスも選べるし、CDBabyなどは、ウィズ・プラスチックとウィズアウト・プラスチックという選択肢もある。つまりプラケースのままか、プラケースから出してスリーヴとディスクだけを送るかということ。勿論ノーマルのウィズアウト・プラスチックがイチバン安いので、私の場合はそれを選ぶ。100ドル程度のお買い物(8枚)で、9ドルの送料。イチバン高いのは送料が75ドルとなる。私は絶対に選ばない金額である。CDなんぞ別に急がないのさ。普通便だとアメリカ国内でも3日から10日というからデカイ国だね、まったく。国際便は7日から30日とあるが、だいたい7日程度で着く。カナダとイタリアは税関がうるさくて、もっと時間がかかるらしい。エクスプレス便を強くオススメとなっているが、・・・ちとお高い。ちなみに本日のお買い物の中身は、リック・オヴァトンの2種のCDを2枚ずつと、ジャネット・クラインを2枚、レベッカ・マーティンを2枚、といった内容の6タイトル、合計8枚であった。このCDBabyというサイト、ミュージシャンの自主制作盤が手に入るので、眺めているだけでも案外面白い。一枚5ドルのコーナーもある。おヒマなら、お試しあれ。

2008.04.06.
やれやれ、年度当初というのは何故こんなにバタバタするのだろう。いろいろな問い合わせ電話やクレーム対応などで、喉がおかしくなるほどだった。3日間は猛烈な電話攻勢だったなー。4日にしてようやく落ち着いたかというところだった。金曜日はそんなワケで軽く一杯やってきたのだが、強い花粉のクスリを飲んでいるせいか、疲れていたからか、たいして飲んでもないのにヘロヘロになってしまった。昨日土曜日はそんなワケで、思い切り骨休めと相成った。一切家事らしいことはせず、昼寝もした。それでも、夕方から銀座に出かけた。バッテリーがかなりあやしくなってしまったケータイを機種変更に行ってきたのだ。ついでにワインやら以前から欲しかったノートやらいろいろ仕入れてきたが、やはり最大の収穫は往復オープンで走れたことか。寒さも温み、超快適であった。

さて、ワインはこの2本。左が、最近妙に評判のよい、シャトー・クレール・ミロン、2004年。ポイヤックの5級シャトーだが、如何せんラフィット・ロートシルトとムートン・ロートシルトという超有名1級シャトーにはさまれている立地からして、潜在能力は恐ろしく高い。近年パーカーさんは90点以上をつけているし、雑誌などでも、すこぶる評価が高い。畑の所有者はフィリピーヌ・ロートシルト男爵夫人。1985年以前は酷評されているが、1995年以降は一段と評価が上がってきており、もうこれは期待してしまうなどというものではない。比較的早く飲めということで、パーカーさんによると収穫後5年から14年が飲み頃とか。もう来年あたりから、飲み頃に入るというわけで、さて、いつ抜栓するか・・・。クレール・ミロンは1997年ものも一本セラーに眠っているんだな。どっちを先に飲むかも悩ましい選択だな。

右はオー・メドックのシャトー・フォール・ド・ヴォーバン、1983年。クリュ・ブルジョワ級ということで、それだけでも十分に期待してしまうのだが、ネットで情報を探ってみる限り、かなり評判もよい。ただし、83年ものがやたらとネット上で売られていて、プチ・シャトーというわりには、たま数は出ているようだ。まあ25年も前のものだが、蔵出しということで、シャトーで眠っていたものらしいので、保存状態は悪くないのだろう。何はともあれ、お手軽に古酒が楽しめるのは有り難い。こちらは即抜栓か・・・。 
さて、問題のケータイだが、今回はこれ。東芝のW55Tという思い切り薄くて思い切り機能が限られているヤツ。何せ、ケータイでは通話とメール以外ほとんど使わない。最近はワンセグ・ケータイなどといって、テレビが観れるものが主流のようだが、老眼も入ってきたし、あんなちっこい画面でテレビを観てもネエ・・・。そもそも、テレビをほとんど観ない人間なんだから、ワンセグなんて必要ないのさ。しかし、この薄さは何?auのサイトである程度の検討はしていたが、実物を見て驚いた。やはり、薄い軽いに越したことはない。昨年の秋冬モデルなので、もう既に少し古めの機種ということか、かなり安くなっていた。ポイントだけで買えてしまったので、なんとタダ。表面はミラー仕上げのステンレスなので、女性に人気がありそうだが、別にオヤジが使ってもおこられまい。ミラーっぽいということは、当然ながら指紋がつくというか、手の脂で汚く見えてしまうので、マメに拭かないといけないようだ。ただし、これまでの機種も、サブの液晶の上をいつも拭くクセがついていたので、あまり変わらないだろうということで問題はない。

最近の若い人たちはしょっちゅうケータイを買い換えるということだが、オヤジは不具合が出始めるまでは使う。それでも2年半程度で買い換えることになるので、あまり寿命の長い機械ではない。まあ使用頻度や使用環境を考えると、いたし方ないことかとも思われる。今回のものも、形状からして、長持ちはしないだろう。

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