2010.03.30.
昨夜は、大惨事の会で私の50歳おめでとう!をやってくれた。50歳はちいとも嬉しくないが、まあこういうのは嬉しい。ベタなコースだが、お台場のフジテレビの球体の中にある中華料理屋「シノア四季」で食事をして、軽くドライヴ。レインボー・ブリッジを渡って、東京タワーの下まで行って、というだけだが、久々に楽しい時間が過ごせた。4人のうち2人が異動ということもあり、時期的にどうしてもお別れ会のような気分になってしまった。

年度末のこのクソ忙しい時期に敢行するのは、各人それなりにタイヘンだったとは思うが、自分の場合は土日がマッタクない3月なので、振替休暇をいれておけば何とかなる。昨日もそんなわけで、夕方から出勤し、諸々の調整だけ済ませてから出かけたというワケ。 
昨日は、新東京タワー、スカイツリーが現在の東京タワーを高さ的に抜いた日。何とも記念すべき日に東京タワーに行くことになった。デザイン的にはこちらの方が圧倒的に美しいので、何とも残念な気分になる。お別れ気分に花を添えたか...。でも楽しかった。システム課はあまりに人間関係がよろしくない部署なので、本音ベースで嫌いだったが、この会だけは唯一継続していた。この一年はみんな忙しすぎてあまり回数行けなかったことが残念だ。果たしてこんど行く区民課の人間関係はどんなものやら。

区民課には英会話の勉強会のメンバーが少しいる。これは案外有り難いことかもしれない。いずれにせよ、大所帯なので知っている人間は大勢いるのだが、同じ職場だったことがある人間はほとんどいない。仕事はどちらかというと、いかに早く正確にこなすか、という性格のものなので、これまでとは大違い。これに関しては、やはりシステム課が普通ではない職場だと思う。お客さんがくる窓口がないということの気楽さはあるが、常に緊張を強いられているような空気の悪さは、如何ともし難い。自分は自分なりにそういった部分の改善にも努めたつもりではあるが、どうにもね。お互い様なんだから、もう少し楽しく仕事ができないものかネエ?まあ、これまでとは180度性格の違う部署だから、少し工夫も必要だろうが、何せ係員が29名だ。ヘタな課よりはるかに大きい。人事評価なども含めて、難しい面は多々ありそうだ。ダイイチ、顔をおぼえるのに時間がかかっちゃいそうだな。最近若い子の区別がつかなくてさ...。オヤジくさくなったもんだ。

 
2010.03.23.
私の嬉しくもない50歳のバースデーと、異動で戻ってくることが決まったカミサンのご苦労さんを兼ねて、箱根一泊ドライヴにいってきた。と言っても、二人とも疲れていて、遊びまわる元気はなし。大渋滞に巻き込まれて具合が悪くなりかけたり、惨憺たる内容だったというべきか。まあそれでも、かなりリラックスすることはできたので、よしとするか。

お宿は小田急のはつはな。箱根のお宿は小田急系がよい。ハイランド・ホテルも山のホテルもそしてここ、はつはなも皆お気に入り。改装してかなりキレイになっていたし、とりわけ女性には喜ばれるお宿であろう。温泉も女性のほうがはるかに充実しているんだもんね。まあ、カミサン、本当にご苦労さんですから...。
とりあえず箱根の山に登ったが、今回はワインディングを走り回るようなことは控えた。 お宿は、小田急のはつはな。女性向けの和風のお宿。和洋折衷といったところか。
結構いい器や皿を使っている。焼肴も見事。 ちょいと洋も感じられる。 ご飯は1人分毎に固形燃料で炊く。
オランダ鍋??? さすがに純和風デザート。 箱根湯本は大きく様変わり中。
湯本に寄る理由は、ちもとの湯もち。ちもとも改装中で仮店舗営業だった。 おみやはまんじゅうや菜の花もよい。2Fの喫茶も行けば寄っている。 ぼちぼち咲き始めた桜。そろそろ花見の季節なんだネエ...。今年は少し早めかな。
2010.03.17.
人事異動の内示があった。こんどは住民記録である。意外といえば意外、こんなに区というか自治体の存在の根幹に関わるお仕事をやらせていただけるとは・・・。ただし法改正がらみで大規模なシステム改修も控えていることもあり、そういった部分でということも考えられる。いずれにせよ、システム課脱出成功、実にメデタイ話なのである。

しかし、悲しいかな、キャロル・キングとジェイムス・テイラーのコンサートは窓口が延長される日にあたっており、アウト!!こればかりは仕方ない。でも今後は開庁日以外の土日は休めるだろうから、かなり自由になる時間が増える。なんといっても、これが嬉しい。(結局土曜日の追加公演のチケットを入手した。やはりこの顔合わせは観ておきたいからネエ...。)

これでシステムと縁が切れるというワケではない。住記のシステムや証明書の自動交付機が止まったらボロクソ書いてやるー。どうせNさんのチェックも続くのだろう。アクセス解析くらい、当然やっているんだけどね。このサイト、日に1,800ページビュー程度のアクセスだが、ヘタすると10%ちかくがNさんだったりするからネエ・・・。 
2010.03.14.
何だか今月は本の紹介ページのようになっているが、とにかくこれ、面白い。「叫びと祈り」梓崎優著(東京創元社)。第五回ミステリーズ!新人賞受賞作の「砂漠を走る船の道」収録。言われているほど10年に1人という逸材なのかどうかは分からないが、ストーリーには唸らされる。文章はまだまだ若い気がするが、一読の価値あり。最近は万城目学のせいで、すっかり奇想天外な世界が平気になっているが、柔軟な発想は大いに結構。鴨川ホルモーはコミックや映画にもなっているだけに、ストーリーが面白いのはもう当然、彼の場合は文章もいい。梓崎優がこれからどれだけ書けるか、書き続けられるかは未知数だろうが、期待させるものはある。

何はともあれ、少し気分が上向いてきた。春らしい陽気とともに、気分が上向くのは誰しも同じであろうが、あまり落差が激しいと危ない気もする。自分の場合は、いろいろな仕事が集中していて、結構毎日シンドイのだが、ようやく峠は越えたかなといったところなので、輪をかけて上向く理由はあるにはあるのだ。明日も外仕事の連発だから花粉が辛そうだが、外に出られることが嬉しく思えるか面倒になってしまうかは大きな違いだからね。とにかく暖かそうだし、いいんでないの...。
2010.03.13.
クソ忙しいくせして、本ばかり買い込んでいる。万城目学の2冊のおかげで、季節外れの読書熱といったところだ。睡眠不足なので目の状態が悪く、視力がえらく落ちてしまっているのだが、どうしてこうなるのやら...。そう言いつつ、昨日は振休なのに人事異動の内示がでるかもということで出勤していたら、結局出ないというので、夜作業を担当職員に任せてさっさと帰ることにしたのだが、何だか家に足が向かわず、地下鉄に乗ってしまったので、oazoの丸善に行ってみた。30分ほど滞在し、左の2冊をお買い上げ。「超訳 ニーチェの言葉」白取春彦編訳と「ビジネスパーソンの英単語帳 - たった60語でうまくいく」関谷英里子著の2冊。たまたま手にとった2冊が、どちらもディスカヴァー21という、聴き慣れない出版社のものだった。気になったのでサイトを見てみたら、やはり読書会とか開催していたり、いろいろ面白そうな活動をしている会社だった。大手ばかりがいい本を出しているわけでなし、こういう小さな会社が元気だと世の中面白くなるはずなんだけどな。創立は1985年というからそんなに新しい会社ではないが、これも何かのご縁、しばらく注目してみるか。「ニーチェ・・・」は、昔から「ツァラトゥストラはかく語りき」が大好きで何度も読んでいるので、気になってしまったもの。「ビジネスパーソン・・・」は、単純に面白そうだったから。私はボランティアで通訳や翻訳をするし、英会話の勉強会も主催しているが、プロではない。少しでもプロに近づきたいとは思うが、そんなに熱心に勉強する気もない。でも、こういった面白そうな英会話関連の本を見つけると、ついつい買ってしまう...。
一方最近では、中下段の4冊をAmazonのマーケットプレイスでお取り寄せ。最近下町音楽夜話の執筆にかけられる時間がいよいよ限られてきており、20分かそこらで書いて、日をあらためて2度ほど推敲して入稿しているような状況。自分でもクオリティが下がっているような気がして不満が募っている。少しは資料集めでもして、もう少し面白いものが書きたいと思って買ったもの。

本来なら、自分のアイデンティティとしての音楽を、同時代性という切り口から語りたいだけなんだけど、それだけじゃ、400本も書けないし、読んでいる側もマンネリ化してつまらないでしょうからね。 
 
音楽関連ともいえるものがもう一冊。「蓄音機の時代」加藤玄生著(ショパン)。でもこれはどうも購入した理由が音楽夜話の資料というわけではないので、別ものと考えている。読み物として面白いということで、また著者は日本一の蓄音機通という。どの世界にも凄い達人はいるからネエ...。

下段右側は、ここしばらく、すっかりお馴染みの衛藤信之さんの本。タイトルはあまり好きではないけど、一応期待してしまおう。私は上司という言葉が嫌いでね...。どのみち組織の中での話しであって、ロールプレイ程度にしか考えていないんでね...。
2010.03.03.
昨日、ジャクソン・ブラウンとシェリル・クロウのライヴで国際フォーラムにいってきた。この季節は土日潰されまくりなので、振替休暇をとれば、平日のほうが都合がつくのである。土日は無理だからネエ...。そんなわけで、久々一日自由になる時間ができたので、自分の中での懸案だった見たくもないような気に入らなかったCDなどを処分しにいった。111枚で26,600円はまあまあか。オークションで何十枚セットとかを落としてしまい、必要なのはホンの数枚だけ、というのがいっぱいあったのさ。さっさと捨てればよかったんだけどね。まあ売れるならと思っていたもので、少しスッキリした。やはり春先だからネエ、気分が上向いてくるのかね。

査定の間、待っているわけはなくて、本屋さんとレコ屋さんで過ごすことの楽しさよ。こういうのって本当に久々なんでね。ノーテンキな本を少し仕入れてきた。レコ屋でも、嬉しいアナログ盤3タイトルを入手。ライヴの前は、カミサンも私も大好きな有楽町のNEWS DELI で美味しいものも食べられたし、大満足の一日であった。

ちなみに左の写真だが、「鴨川ホルモー」万城目学著(産業編集センター)は先日Amazon で入手したものだが、かのこちゃん以来この作家さんの本をいろいろあたっているので、とりあえず。昨日入手したうちの1冊は右の「ロードスターと旅に出る」中村淳著(三樹書房)、この著者さん30年で8台乗り継いだと言っているので、随分少ない気もするが(私は26年で11台)、このタイトルの「ロードスターと・・・」の「と」がいいなと思ってね。いやいや、私もロードスター君には随分楽しませてもらったもので...。
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