2010.06.29.
久しぶりにOAZOの丸善に行ってきた。ちょいとAmazonとかで上手く欲しい本に行き着かず、本屋さんに行きたかったのだ。人口減少の影響について書いてある本が一冊欲しかったのだが、どれがいいか決められなくてね。結構いっぱいあるのさ。そんでもって、現物を見て、やはりイチバンわかり易そうなのを選んでしまった。ちょいとお勉強さ。ついでに、英会話でちょっと前に話題になっていた水ビジネスの本が結構あるのに引かれて見ていたら、面白そうなのを見つけてしまった。「奪われる日本の森」は外資系に買い占められている日本の水資源の現状について書かれたもの。結構気になる内容。

実はもう一冊お目当てがあってね。「モフモフ売りがゆく!サモエド・クローカの日記」がそれ。最近流行りの人気ブログの書籍化だが、これは非常に評判がいいのさ。騙されたと思って読んでみぃ。これはええでぇ。

何だかんだと今月は40冊ペース。勉強会のおかげだが、充実した読書の日々なのである。ここに掲載しないハズレもあったが、結構な確率でアタリだったな。
2010.06.27.
昨日はもろもろの用事を片付けて、夕方から銀座に出た。目的はあくまでも気分転換。ウィークエンド・ブランチで軽く食べ、洋服を少し物色し、アフタヌーン・ティーでお茶して帰ってきただけ。まあ、それでもずいぶん気分は変えられた。今日はこれから丸一日出勤予定。もう毎週土日どちらかは出勤というのが生活パターンになってきてしまった。今日は自分のほうもやることがいっぱいある。

銀座はロイス・カフェがなくなってしまったのが寂しい。あそこがイチバン気分転換には向いていたように思う。ま、ウィークエンド・ブランチの黒糖くるみマフィンは美味しいし、アフタヌーン・ティーは落ち着けてなかなかよかったから、文句はないんだけどさ。どこか、落ち着ける雰囲気のいいカフェ、ないかねぇ。
2010.06.21.
新緑の季節というのだろうか、本当だと爽やかな美しい季節なんだけどね。結局のところ、週末は一日は出勤、一日はカミサンの実家に行って…、といった状況。特に今週は日曜開庁で出勤していたので、自分の仕事はぜんぜん捗らなかった。ちょいと残って英会話の準備は少しやってきたが、疲れがひどくて満足できるほどではなかった。

成田のほうは、大人になりきっていない小雀がワラワラと遊んでいたりして、季節を感じさせるが、これとて、成田に行くのにどうしても運転中に眠くなってしまうので、酒々井でワンストップすることが多くなっており、今回もその休憩中に撮影したもの。クルマの走行距離は着実に伸びており、一昨日は帰宅直前に13,000kmを確認したが、本当ならもう少し遊びに行ったりして走行距離が伸びているというのが望ましいやね…。まあ、そんなわけで、疲れきった状態での月曜日、何だかシンドイことになっている。
 

さて、英会話の準備と言いつつ、少し先取りして「まちづくり」関連の情報収集をしているのだが、相変わらず建築家の視線でのまちづくりに拘っている。最近はアトリエ・ワンという連中の視点が面白くて、続けて読んでいるのだが、この人たち、ふざけているのかと思いたくなるほど、まちづくりの視線が楽しげ。建築家って真面目な人が多いからね。こういった楽しむ感覚が必要なんじゃないのというのが、最近の思い至ったところ。「MADE IN TOKYO」なんて事例紹介だが、かなり独特の視点から選ばれているし、ジョークも多い。でも与えられた条件をどれだけ最大限活かして使い勝手のいい建築にするかは、狭小な土地が多い東京ならではの技術だったりもする。東京は巨大だからね、個人のセンスでどうのなんて、あり得ないさ。そもそも、アトリエ・ワン、英語表記は「AtelierBow-Wow」。おう、そっちのワンかい、といったこのネーミングのセンスからしてよろしいではないか。
2010.06.18.
今月も楽勝で30冊越えとなりそうだ。まだまだ注文してあって、届いてない本もあるからね。相変わらず環境関連は読みまくり、そこから派生して哲学的なものも読んでいる。少し早いが、夏過ぎには英会話で「まちづくり」のテーマが出てくるので、建築家さんの本もあたり始めている。結構準備に時間をかけているのさ。

アル・ゴアさんの「私たちの選択」はカラー・ページが多く、写真が豊富で眺めているだけでも面白いというか勉強になる。とにかく分かりやすいのがよい。先日小川なんとかさんの「教育改革のゆくえ」とかいう本を読んでいて思ったのだが、いいこと書いてあるのに、面白くないのである。ここに掲載してオススメする気にならないのである。やはり、勉強するにも分からなければやっていて意味がない。分かりやすいテキストというのは大事である。そういった意味で、最近は賛否両論あるのかもしれないが、地球温暖化防止を世界的なムーヴメントにしてしまった映画「不都合な真実」とこの本「アワ・チョイス−私たちの選択」は貴重である。どうするべきかは読者サイドが自分で考えればよい。鵜呑みにするなというのも結構。自分のような人間ですら自分にできることを探り始めたのだから、この人の存在価値は大きい。

環境問題の本を探していて出会った内山節という哲学者に最近非常に感化されている。ただし、この人は群馬県の上野村から、自然の中の人間のあるべき姿を、深い深い考察とともに発信しているので、自分とは少しスタンスが違う。それでも、大いに共感する部分があり、面白くて仕方がない。実は、これらの本の前に秋付岩魚という写真家とのコラボ「自然の奥の神々 − 哲学者と共に考える環境問題」というのを読んでいるのだが、これがハズレだったのである。あまりピンとこなかったのだ。それでも気になって、「「里」という思想」を読んで非常に感銘し、これらの本を読みまくった次第。「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」「森にかよう道」「山里のごちそう話」といったタイトルのコピー・ライター的センスもOK。谷川俊太郎と共著というのもOK。あたりはずれはあるかもしれないが、この哲学者さんはもう少し読んでみるつもり。
環境省の「生物多様性国家戦略2010」は読み応えがある。おそらく環境問題に関しての議論の最先端の話題はこの辺でも触れられているであろうことを期待して…。

「持続可能な社会をめざす8人のライフスタイル」は、読み物として面白い。ただ100%共感できない人が含まれているし、「持続可能性」という言葉の咀嚼が足りない気もする。「持続可能性という言葉を的確に使えている本は意外に少ない。

環境ものではないが、「これからの「正義」の話をしよう」は、マイケル・サンデル教授のハーバード大学史上最多の履修者という講義を一冊に纏めたもの。NHK教育テレビの「ハーバード白熱教室」という番組にもなっているとか。やはり結構面白い。届いた日に一気読みしてしまった。深い考察を促すよい本である。ちょいと面白すぎ、軽すぎという気すらしてしまう。
       
建築家さんの本はこんなところを読みまくっている。建築家さんたちは仲が悪いのか、Amazonの書評も罵りあっていて信用できない。自分の感性で判断して、アトリエ・ワン、隈研吾、陣内秀信、五十嵐太郎といったあたりの建築家さんのものを読んでいる。空間デザインは昔から好きな分野だけに、こういったお勉強は楽しい。またアトリエ・ワンや隈さんの本は英日バイリンガルで嬉しい限り。

「東京の空間人類学」をアップデートしてもらえないだろうか?非常によい本ではあるが、かなり古くなってきた。そういった意味では、代官山の朝倉さんとやっている槇文彦さんの「ヒルサイドテラス白書」も少し古くなったか。でも尊敬に値するお方である。あまり行政を悪く書かないで欲しいが、実際に苦労されたのであろう。やはり低層に拘った空間デザインによる心理的な快適さの追求に関しては世界一であろう。
 
       
あまり勉強ばかりしていても、息が詰まるので、万城目学さんの新しいエッセイ本なんぞも読んでいる。当然ながら笑える。

「1日30分…」は賛否両論あるので、興味がわいたもの。誰もが褒めるものはあかんよ…。こういったビジネス書的人生訓のような本は、もう腐るほど読んでいるが、やはり面白いものは面白い。この人も言葉はよくない部分もあるが、なかなか正しいことを書いている。ただし自分の場合は、この程度は軽くクリアしているので、「人生勝利の勉強法」などと言われても、笑うしかない。別に勝つために勉強しなくてもさ、そもそも人生は勉強の連続でしょ。当たり前だろー、みたいな部分もある。ついでに書けば、思い切り勉強して、さらに思い切り遊んでなきゃ、人生勝利とは言えないんでないの…。
2010.06.12.
またぞろ、本ばかり注文しまくっている。英会話の勉強会の準備のために買っているものが多い。環境問題関連やゆとり教育の賛否といったライフスタイルの変化に関するテーマを掲げて討議しているだけに、こちらもある程度勉強しておかないといけなくなっているのだ。

あわせて今年は記念すべき40回目だったダボス会議に関してはソニーの出井さんが参加されたころからずっと定点観測を続けているのだが、この会議をネタに英語の勉強に使えるCD付の本が出ていた。これがやはり読み物としても非常に面白く、重宝している。VOAは環境問題に関する表現のおさらい用。映画「不都合な真実」で環境関連用語は十分に学べてしまったのだが、あれだけで済ましてしまうのもまずいからね。
  古川日出男の新刊「MUSIC」が出たので早速お買い上げ。これは三島由紀夫賞受賞作「LOVE」の続編ともいえる内容で、登場人物(登場する猫)が重なっていたりするのだが、妙にスピード感があって面白い。また代表作「SOUNDTRACK」もまだ読んでなかったので、一緒に入手。いずれも、これほど若者向けの装丁にする必要があるのかと思うのだが、私のようなオジサンが読んでも十分に面白い。
また、麻生圭子さんの京都本も2冊入手。もっと時間的に余裕があれば、頻繁に京都に行きたいくらいなのだが、そうも言ってはいられないのでこういった本で雰囲気だけでも楽しんでいるといったところ。

時間がないということでは、最近とんと映画をみてない。本を読むヒマはあっても、映画をみるだけのヒマはない。そんなわけで、こんな新書を買ってきて、ときどき眺めている。各映画の解説が「蘊蓄力UPポイント」と「教養力UPポイント」から構成されていて、それなりの深読みはできる。また評価も人生星、思考星、社会星、仕事星、恋愛星、家庭星の6項目による星の数でなされているのだが、あまり共感できない部分もあり、そこが可笑しかったりもする。
  池上彰さんは、最近本屋さんで特設コーナーがあるほど人気になっているようだ。たしかにこのヒトの文章は読み易く、また時事問題などを簡潔明瞭に解説してくれるので、非常に役に立つ。結構次から次へと読みまくっている。「伝える力」などは1時間もあれば読めてしまう程度の内容だが、「こんなことまで本にしなければいけない世の中なのかね」と疑問にも思いつつ、そうなんだよなあ、といった印象。結局のところ、面白いのである。
こちらは生き方の蘊蓄といったところだが、できることとできないことがあるからネエ。こういう本に書いてあることは、まあ参考までといったところなのだが、内山節さんの本はなかなか面白い。哲学者だけあって考えさせられる部分が多く、珍しく時間をかけて読んでいる。それにしても、豊かさを感じることが少ない日本という国は、本当に困ったものだ。先日も、メルマガで、「急激に人口が増えている一方で、3秒に1人、子どもが死んでいる。また世界中の子どものうち7人に1人は、労働力とみなされている。」などということを書いて、我々って本当に幸せな世界に暮らしているわけですよね、と言いつつ、豊かさは感じにくいんだな、ホント。こういうのってよろしくないよね。
     
2010.06.07.
週末は、一日は成田、一日は出勤といったところ。成田は新緑の季節、田んぼが非常にきれいで、ドライヴも快適である。カミサンの実家も、花がいっぱい咲く季節だ。紫陽花はまだ色がつき始めといったところだったが、いろいろ咲いていた。やれ車椅子の注文だのとわさわさやっているそばで、ムコは食っているか寝ているか…、いいのだろうか、これで。

PCは相変わらずネットが繋がらず、非常に苦労している。…というか、設定とかをやる時間がないといった方が正しいか。とりあえずWiMAXで繋いでしまっているので、WEBは見られるのだが、遅いし、メールの送信ができていない。ワケワカンナーイ状態。64bit侮ることなかれ。
2010.06.02.
ようやく新しいPCが届いた。iPad の一番容量が大きいヤツと同程度の価格で買えるもので、デスクトップとなると、いろいろ妥協しなければならないが、今回はクァッドコアと1テラHDDというあたりに拘ってみた。結果的にメモリは6GBとなったが、そのせいで必然的に64bitに移行するはめになった。おかげで、あれこれ動かない、繋がらない、なんじゃこりゃといった状況になってしまった。まあ、何とかさらまわしを再開するところまではきたが、ネットワークはまだ復旧していない。フレッツ接続ツールはあきまへん。今のところWiMAX でネットには接続中。もろもろの操作感が変わってしまい、非常に違和感だらけ。クァッドコア機は思ったほどサクサク感ないし…、まあそのうち、かな。

仕事では、信じられないようなミスが発覚し、あちこち頭を下げてまわっている状況。再発防止策を考えなくてはね…。
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