2010.10.26.
もうここまでくれば、ブームと言っていいんでしょうけど、ハーバード系が元気ですネエ。まあサンデル教授はテレビ番組もあるので、どうしても露出が高いでしょうけど、ここまで噛み砕いて説明しなきゃ哲学を理解しないんでしょうかね?面白いので悪く言うつもりは毛頭ないのですが、結局のところ、考えることに積極的でない現代人のあり方は随分気になります。 
村上春樹に関しては、「ねむり」の刊行まで一月ありますから、最近出た研究本でしばらくはお楽しみということで、まあかぶってしまいましたね。全く同系統のものが2冊同じ月で出てしまいましたからネエ…。ただ味わいはかなり異なっておりまして、掘り下げの深さは「読みつくす」に軍配が上がるものの、面白さでは甲乙つけ難し。「読む。」も巻末の年表は有り難いし、全体をより広い視野で俯瞰しているのはこちら。「読みつくす」は掘り下げ型。したがってかなり読み込んでいるハルキマニア上級者はより楽しめるといった印象ですね。

読書の秋、楽しんでますか?
2010.10.23.
 
カミサンに無理言って、ちょいと横浜まで出かけてきた。元町のポピーに小銭入れを買いにいったのだが、結局カミサンが買ってくれた。どうしてもこういういう日常ユースのものには拘ってしまう。とても手に馴染むのである。ただ十数年前に一度買ってなくしてしまったものと同じものが欲しかったのだが、その型はもう売ってなかった。しかし現在使っているのと同じかたちのものがオリジナル品であったのでそれにしたわけ。小銭入れはこのかたちでないとイヤなんだな。同じかたちのものは世の中いっぱいあるのだが、ポピーのものはちょいと品質が違うのである。

結局中華街で美味しいものを食べてはきたが、滞在時間は非常に短く、慌しい動きをしてしまった。ここしばらく、勧奨退職を真剣に検討しており、少しのんびりした方がいいよと周囲のいろいろな人間に言われているのだが、結局のんびりできない性格ということなのかね。それでも、クルマを運転している間はいろいろゆっくり考えることができる。不景気だというのは、重々承知している。しかし、それを理由に、安穏としたいまの生活に留まっているのは、ただの言い訳のようだし、もう今の組織には義理も未練もないし、さほどクリエイティヴでもない日々にウンザリしていても、精神衛生上よろしくないだけかなとも思うのだ。少しでもやりがいを感じられる仕事があれば、収入は少々減ってもいいんだけどな…。
Amazon で注文しておいた本が2冊届いた。大体内容は分かっている本なので後回しになりそうだが、まあそこそこ面白そうやね…。というか、「日本で2番目〜」は1時間もあれば読み終わる。下世話な話題も多く含まれているので、ついていけない部分もあるので、誰にでも薦められるものではないが、面白いことは面白い。

自分はビジネス書オタクではないが、それなりに数は読んでいるので、かなりポジティヴな思考も身についているほうだと思う。そこで思うに、こういった本のほぼすべてが、いまのような状況だと、辞めちゃえ、一歩踏み出せと言っているんだな、これが。
2010.10.20.
昨日は、この前の日曜開庁の振替休暇を入れていたのだが、会議などが入ってしまい、結局丸一日働いてしまった。疲れがひどかったのだが、真直ぐ帰る気にもなれず、OAZO の丸善へ。かなり散財してしまった。

気になっていた本のうち何冊かは入手できたが、全てではない。とにかく「大いなる不安定」ヌリエル・ルービニ+スティーブ・ミーム著が早く読みたかった。「クルマ社会・7つの大罪」増田悦佐著は目次をパラパラと見たときに「統制経済」の文字が見えたので、これは分かっている人が書いているかなと思えたので、とりあえず買ってきた。すぐには読めないか?
最近はハーバード・ブームのような状況だが、丸善ではしっかりポップにそう書いてあった。そして関連書籍が集めてあった。さすが・・・。「コークの味は国ごとに違うべきか」を書いたパンカジ・ゲマワット教授は、なかなか面白そうよ。「ハーバードからの贈り物」は、新しい本ではない。2004年に出版された、有名教授たちの最後の授業を一冊にまとめたもの。非常に面白かった。こういう影響力の強そうな本は、「仕事辞めたいなあ」なんて思っているときに読むと、危険なほど心に響く。 
      趣味的なものとしては、最近随分ハマッた不利して聴きまくっているクラシックのガイド本1冊と、先月いろいろ買ってみたテキストの中で続けてみようかと思われるのは「まいにちイタリア語」と「トラッド・ジャパン」ということになった。後者は少々簡単すぎるのだが、この辺のテーマは絶対に押さえておきたいので、別に構わないのである。 
2010.10.17.
  とにかく週末に時間があれば成田に行く。昨日は午前中に床屋に行き、諸々の用事を済ませ、午後から出かけて成田へ。さらに、カミサンのお母さんのケータイの機種変更及び県税事務所の下見で佐原まで出て、ついでに買い物を済ませてといったところ。佐原は食料品とかが安くて驚かされる。

昨日は行きの湾岸〜東関道はかなりクルマが多かった。しかも、都心を抜け出てくるのに予定以上に時間がかかってしまったのか、狂ったようなスピードで空港方面に向かうクルマが何台もいて、異様な雰囲気であった。

酒々井の工事は着々と進んでいるようで…。
 
成田はすっかり秋っぽくなっていた。やはり都内とは、気温がかなり違う。トンボだらけの庭で紫式部の色に見とれるも、安いデジカメではイマイチの発色でちょいと残念。
2010.10.16.
  金曜の午後に外で会議が入り、一応職場に戻ったものの、仕事は早目に片付いてしまったので、カミサンを誘って食事に出た。行き先は三菱一号館。青菜というチャイニーズはなかなか美味しかった。特に牡蠣の土鍋ごはんはサイコーであった。カミサンは相変わらず毎晩23時まで仕事をしているので、時々こういうことでもして、無理やり切り上げさせないと、カラダを壊しそうでいけない。まあ、正直なところ、こちらがもたないというのもある。
ダイマルユウ(大手町・丸の内・有楽町)の再開発は成功していると思うが、最近はニッパチキョウ(日本橋・八重洲・京橋)の工事が盛んになってきた。特に京橋の駅のそばは大きな更地になっている。景色は日々変わって行く。東京駅の改修も進んでいるし、相変わらずこの辺りは元気で嬉しくなってしまう。
2010.10.10.
今日は6月に申し込んでおいたアナログレコード検定2010というのを受けてきた。申し込んだ頃はそんなでもなかったが、ここにきて猛烈に忙しくなってしまい、受けるのをやめようかとも思ったが、せっかくだから受けてきた。必然的に実力勝負。しかし、問題がカルトすぎてあまり楽しめる内容でもなかった。詳しくは次週の下町音楽夜話で書くとして、次世代にアナログの魅力を伝えることが目的という割りに、カルトなトリヴィア知識勝負になっているのは納得がいかんといったところ。まあ、明治大学の駿河台校舎に入れたのは面白かった。最近の大学の教室は随分贅沢なんだネエ…。

結果は月末頃に通知がくるのだそうな…。ま、もうどうでもよくなってしまった。
2010.10.09.
家の冷蔵庫が空っぽになっていたので、結構ひどい雨が降る中、とりあえず墨田のオリンピックに買出しに行ってきた。妙にお安くいろいろ買えた。ついでに雲にアタマを突っ込んだ上体のスカイツリーの足元を通って、OAZO の丸善に行ってきた。勉強会のネタ本で欲しいのがあったので、ついつい1万円以上の出費になった。自己啓発とかで互助組合から5千円分の図書カードが配られていたが、ぜんぜん足りない…。
OAZO では7冊購入。1冊はプレゼン関連の本で、ここで紹介するまでもないものだったので、残り6冊をご紹介。7月にも「驚異のプレゼン」という本を読んでいるスティーブ・ジョブズに関しては、最近ビジネス書コーナーに専門の棚ができるほど注目されている。「超仕事力」はついでに買ったものだが、案外面白い。「危機を突破する力」が欲しかったのさ。帯の「「景気が悪い」という泣き言は、挑戦しない連中の言い訳にすぎない!」という言葉は、随分刺激的だと思うがいかがなものか…。
今回の主目的はこの「日本という「価値」」佐伯啓思著(NTT出版)。以前丸善でちょいと手にとったときには、序章で触れているブルーノ・タウトと小沢一郎の言葉の引用を見て面白いなと思っただけで、買うまで踏み切れなかったのだが、その後も気になってしまい、いろいろ調べたりして、結局本日購入に至ったわけ。もう少し自分で考えろよと言われているようで、これはやはりかなり面白い。

ついでにCOP10開催記念というほどでもないが、「生物多様性」については、英会話の勉強会で散々話題にしているので、やはりもう少しクリアにしておきたいから購入したもの。国家戦略2010も含めて、かなりいろいろ読んでみたが、どうしても身近でないだけに、上っ面の議論だけに始終してしまいそうでいけないんだな。
さて、久々にドラッカー先生も2冊購入してみた。かなり簡潔に書かれていることもあり、まわし読みネタには面白いという程度。「ドラッカー最期の言葉」は、非常に簡単な内容で、一時間もあれば読み終わる程度のもの。対して面白くもないというか、感ずるものがない。「ドラッカー・ディファレンス」のほうが面白そう。 
2010.10.07.
…いや、「さるまわし・どっと・こむ」じゃないって。

2010.10.03.
久々成田に行ってきた。カミサンの実家である。たまに顔を出さねばと思いつつも、ここのところ時間の余裕がない。ホント、何とかならんかね…。
夜遅くまで仕事をしているカミサンをお迎えにいくことは多いので運転は久しぶりというわけではないが、まとまった距離を走るのは久しぶり。ちょっと嬉しい。 ここ数年で都心方面は高層ビルが凄く増えた。あっと言う間に景色が変わっていく気がしてしまう。 東関道では酒々井インター(ランプじゃねえの?)の工事が進んでいる。これもまた人の流れを変えるのだろうか?…そこまでいかないか。ここの近くにアウトレットモールができるらしいけどね。
買い物を済ませて実家に着く頃には日が暮れてきた。季節の移ろいを実感する。 季節の実感…。 相変わらずのオバチャン…。
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