2004.07.31.
★本日アップの下町音楽夜話は「水辺の心象風景」。読んでみてください。そして、本日の一枚は夏の定番、松岡直也の「九月の風」。直也さん、最近はあまり見かけませんが、1980年代の夏、ドライブのBGMに絶対欠かせませんでした。★

夏だー。(もうとっくにきとるわ)
海だー。(行かねーだろ)
休みだー。(おう、週末だー)

2004.07.30.
★本日の一枚は、ジェフ・ベックの「ライブ・アット・BBキング・ブルース・クラブ」。最新ライブはネット販売のみです。昔ながらの名曲群に加え、最近の曲まで、テリー・ボジオとトニー・ハイマスのトリオで演ってます。メチャメチャいいです。★

最近この手の音源が増えている。ネット販売のみ。デジタル・デバイドを加速させそうなこういったアイテムは、扱いが難しい。特にCDの場合、米国販売ものだと郵送料が結構かかったりするので、これなんか安く売られていても、結局普通に買うのと変わらない、いやむしろ高い値段になってしまう。共同購入でもすればいいんだけどね。そういう仲間いないからなあ。キチッと発売すりゃいいのにね。・・・だって、ジャケットは海賊盤以下レベルなんだもん。紙ジャケなんだけど、妙に小ぶりでさ。こういうのって、扱いが難しくなってしまうんだよな。何かどうでもいい宣伝用CD−ROMとかの雰囲気。その点だけがちょっとさびしい。

中身は9.11のメモリアルでもあるそうで、ステージの最後には犠牲者のうちのジェフ・ベックの猛烈なファンだった消防士のジャケットを着て演奏したんだそうな。何でも「プランB」のグラミー・ノミネート記念ということでエピックが発売したということなので、決して海賊盤ではない。音質も凄くいい。好みを言わせてもらえれば、テリー・ボジオのドラムスの迫力がイマイチという気がするけど、ヤツの凄さは十分に聴き取れる。16年ほど前にこのメンツのトリオを横浜アリーナで観たことがあるのだが、いまだに目に焼きついている。実はテリー・ボジオのドラムスが聴きたくて買ったようなものである。

客席にはあのレス・ポールさんやジョン・マッケンローなんかがいたらしい。・・・だから何なのさ・・・。

さてと、金曜日だよーん。今日行けば土日だー。台風一過、少し気温も下がったみたいだし、頑張って行きましょー。

2004.07.29.
★本日の一枚は、ボブ・ウェルチ・アンド・フレンズの「ライブ・フロム・ザ・ロキシー」。フリートウッド・マックの面々やカーマイン・アピスなど豪華なゲストが目を引きます。選曲は多々あるソロ・ヒットやパリス、そしてマックの曲まで。「エボニー・アイズ」好きでしたネエ。★

おかしな動きをする台風のおかげで、昨夜からずいぶん雨が降っているが、少し気温も下がってくれるだろうか。しばらく外に出る機会がないのでさほど影響もないのだが、やはりここしばらくの暑さは異様な気がした。昨日も昼時に大手町にいたが、37度という外気温を指し示していたものの、アスファルトの上はもっともっとあったと思う。あまりに暑すぎて、普通の考え方ができない。

さてこのライブ、いい音源を発掘してくれたものだ。ミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィー、クリスティン・マクヴィーに加えて、スティーヴィー・ニックスまで登場する。フリートウッド・マックのフロント陣はいつの時代も好きである。こうやって違った時期のフロントマンが一緒のステージに立つというのは、それだけでも興味深い。さらにカーマイン・アピス。ひょえーだね。この人、やたらと他人のライブの飛び入りするみたいだから、これも飛び入りなのかな?メチャひょうきんなオヤジなんだけどね。ドラムスは重くて、いいやね。・・・好きだな。

2004.07.28.
★本日の一枚は、フリートウッド・マックの「ファンタスティック・マック」。どういうワケだか大好きなアルバム。次作「噂」の方がメジャーだけど、内容的には同レベル。シングル・ヒット「リアノン」はいまでもマイ・セレクションに頻繁に登場する一曲です。★

多分録音にかけた時間と労力は格段に「噂」の方が多いと思う。だけど、このアルバム、もの凄く勢いがある。新しいフロントマン2人を据えて、バンドがリセットに近いかたちで再スタートを切ったのだから当然といえば当然。リンジー・バッキンガムもスティーヴィー・ニックスも、若さを上手く音にしている。初期のブルース・バンドとしてのマックも好きだが、この辺も大好き。このメンバー・チェンジは正しい選択だったと思う。

さて、昨夜は下町探偵団のパーティだった。自分の下町音楽夜話100回突破も兼ねていたので、記念品までいただいてしまった。とても楽しくて、いい時間を過ごせた。ただ少し飲み過ぎたようだ。・・・反省。

2004.07.27.
★さて今日は下町探偵団の何やらのパーティとか・・・。こういうのはノリでしょうな・・・、ノリ一発!ひたすら繰り返すのみ、とにかくノリ。さて、本日の一枚は、J.ガイルズ・バンドの「ハウスパーティ」。・・・実は結構いい曲あるんですけどね。とにかくノリ!★

J.ガイルズ、結構好きなバンドさ。バラードは「テレサ」一曲くらいで、あとはひたすらワンパターンのリフを繰り返すロックンロールという感じだけど、いいメロディ持っているから許す・・・どころか全然OK。ノリのよさで右に出るものなし。

ノリノリで、といっても暑そうだなあ・・・。まあ昨日少し降ったから、気温は下がったみたいだけどね。今日は午後から、またまた説明会で神田なので、疲れそうな一日である。ムリせんどこ。

2004.07.26.
★本日の一枚は、ストーンズの「ザ・ストーンズ・イン・ザ・パーク」。さて夏休み明けの月曜日、引き締めていきましょう。B.ジョーンズ亡き後の仕切りなおしライブ、わきでキング・クリムゾンの連中が見ているのが笑えます。もう35年も前の夏なんですね・・・。★

猫どものおかげで、否応なしに日常のペースに引き戻される。これはこれでいいのだ。毎日同じことの繰り返しでも、十分楽しんでいるし、その安定から生まれるものだってあることはある。ワクワクするような刺激は、決して生まないけどね。

仕切りなおし後はできるだけ早く普段のペースにもどさないといけない。こんなときにはストーンズなんてうってつけ。何せ40年間同じことを続けている連中。まもなく新作ライブも出るそうな。敬意を表さないといけない。35年前の仕切りなおしはずいぶん盛大にやっているが、やはり時代を感じさせる。ポエトリー・リーディングは最近また流行っているようだが、歴史は繰り返されるもの、これもありか。

東の空が朝焼けのようになっている。5時前だというのに、妙に明るい。今日も暑そうだ。さあ、集中力を高めないと。

2004.07.25.
★旅の疲れを癒すべく、のんびりしていますが、こんな日はブルースが心地よいです。そこで本日の一枚はコロンビアが集めたスライド・ギター集「ザ・スライド・ギター」ですが、あまり脈絡はありません。でも今日はこれでOKなんです。★

さすがに暑さでまいった。普段昼間に外を出歩いたりする機会のほとんどない人間が、この猛暑の日中に歩き回っていたんだからムリというもの。相当こたえた。

今日は生活を元に戻すためにとっておいた一日。それでも旅の後片付けや、いろいろな作業に追われる。久々、ジンジャーに4時過ぎに起されたが、起きられず、腹っ減らしはずっと鳴いていた。ウルサイったらありゃしない。ご近所迷惑なヤツである。それでも昨日、病院から帰ってくるときに鳴きすぎて、声が枯れていたので、少しいつもと声が違う。寝言をよく言う猫なのだが、今朝は「ヒュルヒュルピー」とか、喉だか鼻だかが鳴っているようで、思わず笑って目が覚めてしまった。

なんとか日常に戻りつつあるが、夕方からカミサンは友人のおじいさんのお通夜。まったく260kmで突っ走っているのぞみの中にメールでこういった情報が届く。凄い世の中ではある。ということで、冷蔵庫も空っぽにしていったので、お香典袋とともにお買い物にも行かないといけない。やれやれ、また暑い中を出かけることになるのか・・・。トホホ。

2004.07.24.
神戸旅行のご報告だよーん。 --- お写真はこちら

7月22日
のぞみ7号で問題なく神戸着。11:04。予想外に涼しい。とりあえず市営地下鉄で三宮へ。バッグをコインロッカーに放り込み旧居留地方面へ。カミサン、おしゃれなショップを見つけ、さっそくにTシャツ1枚お買い上げ。少しうろついてから、旧アメリカ領事館の十五番館へ。しばっらく待たされたが、何とか名物のハヤシライスにありつく。

その後、旧居留地のクラシカルな建築物を見てまわり、大汗をかく。その後、2yankoさんオススメの、Voiceへ。なかなか、こだわったJAZZ喫茶。外回りのオジサンたちのオアシスと化しているが、内装もスピーカーもなかなか。かかっていたのは、ハンク・ジョーンズの「ポギーとベス」。低音がきもち不足しているが、アナログとしての美味しいところは掴んでいる模様。

それから三宮駅に戻りバッグを取り出し、そのまま徒歩で一泊目の北野ホテルヘ。4時にチェックイン、そしてシャワー。夜は北野ホテルの有名レストラン、アッシュでお食事。リオネル・ルコント・セレクションなんてことやっているが、みーんな美味しくて当たり前の名醸ワイン。とにかくフレンチだから、なんと言ってもワイン。カミサンは全く飲めないので、ハーフ・ボトルのあるボルドーという条件をだしたら4本持ってきた。でもうち一本は、シャトー・フィジャック。冗談ではない。何万円するのやら。大好きなサン・ジュリアンのタルボも今回はパス。結局、ムーリスのシャトー・モーカイユ1999年にした。ハーフで9000円はまあまあのお値段か。食事は大満足。6種類のミネラル・ウォーターの飲み比べも面白かった。さすがに食後は即寝。猫に邪魔されず、翌朝7時まで熟睡。サイコ−の一日目ではあった。とにかく北野ホテルに泊まることが最大の目的でもあったので、この時点で今回の旅は満足のいくものとなってしまった。とにかくこのホテル、なかなかスタッフの質も高い。言うことなし。

7月23日
さてシャワーを浴びて、問題の朝食。北野ホテルの朝食は世界一とも言われるもの。これ、今回の旅行のハイライト。さすがに素晴らしい。ここまでくればアマンとも比較できよう。朝食は勝っているかもしれない。1時間以上かけてのんびり楽しめた。

チェックアウト後、まずお向かいにある、北野ホテルのイグレク・プリュスでおみや購入。その後、本日宿泊する、ホテル・モントレへ行き、荷物を預ける。身軽になって、まず地下鉄でハーバーランドへ。モザイクあたりを探検後、煉瓦倉庫のレストランで昼食。その後周辺探検するも面白くなく、市内を循環しているシティループで栄町一丁目まで。降車後、旧居留地を突っ切って市立美術館へ。フェルメールの「画家のアトリエ」などが見られる「栄光のオランダ・フランドル絵画展」を見る。込んでいて、驚いた。

一旦ホテルへ戻り、シャワー。夕方から元町方面へ。その後、国際会館へ。B2で有名なビゴさんのパンを購入。そのまま11Fまであがり、Tooth Tooth The Dining Gardenで夕食。・・・まあまあ。その後ホテルへ戻り、テレビでトトロをやっていたので、最後まで観て寝る。

7月24日
シャワー後、よくあるバイキングの朝食を済ませる。モントレのほうはビジネス・ホテルとシティ・ホテルの中間程度のもの。オシャレだが、取り立てて書くこともない。北野ホテルと比較してはいけない。値段も全然違うから、これはこれでOK。満足はしている。

チェックアウト後、市営地下鉄で、まず新神戸の駅へ行き、かなり増えた荷物をコインロッカーへ放り込む。それから徒歩で北野の異人館めぐりへ。メチャクチャ暑かったが、まず朝のうちに一番上の方まで行き、下りていったので、結構効率よくまわれた。昼過ぎに新神戸の駅に隣接するオリエンタル・ホテルの併設する商業施設まで戻り、軽い昼食の後、トイレで着替えて新幹線のぞみに乗り、無事東京帰還。最後の仕上げで、預けてあった猫どもを迎えに行き、我々の夏休みは終了したとさ。

とにかく神戸、面白いまちである。大震災後3回目の訪問になるが、見事に復興している。まあリセットされてしまった街というところでもあるが、必然的に新しい施設が多く、基盤はしっかりしている。意外なほど清潔でもあり、落ち着ける街である。ただ東京の生活に慣れていると、人の歩くペースが遅かったり、エスカレーターは左を空けるルールになっていたりというあたりで、プチ・イライラが積もる。妙に他人の進路を妨害する歩き方をする人間や、(携帯やタバコなどの理由で)突然立ち止まる人間などが目に付く。凄く人の流れを妨げることに気がついていないようで、東京の街中では見なくなった光景ではある。東京も悪いことばかりではない。

まあ、旅から戻ってくればホッとするのは当たり前。何か全てが面白かったで済ませる程度なのでいいのだが、本来なら海外に行くはずの今年(積み立てて2年に1回行っている)の旅行がこれなので、かなり贅沢もしてきたし、まあ満足のいくものとなった。いやあ楽しめましたとさ。神戸、オススメです。

2004.07.22.
★本日の一枚は、パット・メセニーの「ザ・ロード・トゥ・ユー」。さて今日から神戸旅行。旅といえば思い出すこの人。ロード・ムーヴィーのようなジャケが印象的なものが多いですが、このライブもなかなかです。とにかく音がいいです。★

さてさて、旅行です。暑いでしょうねえー。でも夏休みはここでしかとれないので、仕方ないですな。
ではではー、いってきまーす。

2004.07.21.
★本日の一枚は、エアロスミスの「ゲット・ユア・ウィング」。いやはや元気、元気。いまだエアロスミス・モード。昨夜はやはり「TRAIN KEPT A ROLLIN'」がラスト。我々は古い曲いっぱいで楽しめたけど、若い連中は物足りなかったんじゃないのかね。★

うー、あぢー。脳みそとろけそー。こんな季節にエアロスミスなんぞ、観ちまったっけー、あぶないオヤジになりそー。他人に噛み付かないように自制しなくては・・・。

この盤、「飛べ!エアロスミス」とかいうんだよね。昨日のトイズ・イン・ジ・アティックは「闇夜のヘビィ・ロック」・・・。何か、かわいー邦題ではある。この辺の曲をいっぱい演ってくれるのは嬉しいが、困ったこともある。

いつも一緒にコンサートに行く、高校の時にやっていたコピーバンドのメンバーは、どうしても「こいつ、これを歌っていたんだぜ」とかカミサンに告げ口をする。・・・困りものである。今は髪の毛突っ立っている私だが、高校の時は鳩尾(みぞおち)まで届くさらさらロングヘアーのロッカーさんだった。オフクロさまのスケスケのブラウスを借りて(・・・着れたんだよなあ)化粧してステージ飛び回っていたアホであった。28年も前の話なんだからさ、もう止めようね、その話題・・・、ってこんなところで書いてちゃ意味ないか。

そう最初にエアロスミスのライブを観たのも28年前。年とるワケだ。しかし元気なオヤジどもだな。少し見習おー。やっぱ、ああいうの観ると、かなり元気になるね。後でどっと疲れが出そうだけど・・・。

さて、次に観るのは楽天日記で知り合ったいしじいさんのライブか・・・。元気ないステージだと、客席で暴れちゃうぞー。・・・ウソでーす。

2004.07.20.
★本日の一枚は、エアロスミスの「トイズ・イン・ジ・アティック」。そして今夜はエアロスミスのドーム公演。彼らで一番好きな盤はこれですかね。「SWEET EMOTION」や「WALK THIS WAY」などの名曲が収録されています。さ、元気出して行ってこよー。★

と言ったところで、あまり元気じゃないんだな、これが。体調不良againときたよ。マイッタね。今週は予定詰まっているのにね。


2004.07.19.
★本日の一枚は、エアロスミスの「ロックス」。明日はエアロスミスのドーム公演。来日のたびに観ていますが、いつの間にか最高のエンターテイメントになってしまいましたね。この盤の頃、コピーバンドで歌っていたのが懐かしいです。★

この人たちはアタマがいいから、観客が何を演奏すれば歓ぶかを考えてセットリストを組んでくるだろうから、古い曲をやるかなとか心配しなくても済みそう。でも今回は最新盤がブルース・カヴァー集なので、少し違っているかもね。楽しみは楽しみ。しかし平日の仕事帰りにドームでエアロスミスというのは、何か凄いものを感じるなあ。やっぱ、年とったよねえ。そんなことして翌日大丈夫かなとか心配になってしまうもん。疲れそー、でも楽しみー。

2004.07.18.
★本日の一枚は、「ザ・チアフル・インサニティ・オブ・ジャイルズ・ジャイルズ・アンド・フリップ」。どうしてこれがキング・クリムゾンに繋がって行くのか理解に苦しみますが、印象に残るメロディが随所に。これ、のんびりできる日曜日に聴くには案外いいんです。しかし不気味な笑顔じゃ。★

今日はのんびりするぞー!、と意気込んでもしょうがないので、こんなのを聴いているが、やっぱ普通じゃないのかな、この人たちは。普通の英国トラッド・フォークを装っていて、裏で何か異様なことが起きているような、そんな感じだね。BGM的に聴き流せないや、どうしても。

昨日は結構ヒドイ渋滞だったので、妙に疲れてしまった。マニュアルはやっぱ渋滞には向いてない。ふくらはぎつりそう。とにかく今週後半は旅行なので、体調を整えておきたいのと、下町音楽夜話を少しまとめ書きしたいので、今日は大人しくPCに向かって、眉間にしわ寄せているつもり。外に行ったって暑いしね・・・。

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何だかんだ言って、また出かけてきてしまった。結局好きなんだよね、遊びに行くの・・・。新宿まで行って、いろいろ旅行の準備みたいな買い物をしてきたんだけど、いやあ暑かった。遊びでもウンザリするのに、こんな中仕事していたら嫌になるわな。何か申し訳ない気もする。

今日の新規開拓は2軒。新宿の名店、但馬屋珈琲店とサザンテラスのトラットリア、ペッシェ・ドーロ。全然タイプが違う2店だけど、両方とも満足。・・・それなりの目的が達成できたからなんだけどね。但馬屋は実に落ち着ける空間。濃い味のコーヒーは最近流行らないかも知れないが、さすが本格珈琲店、脳天突き刺す濃さ。こういうの久々だったので、妙に嬉しくなった。ペッシェ・ドーロは歩き回って疲れた後だったので、「とにかく冷たいもの」という状態だった。薄めのアイス・カフェオレが、これまた嬉しかった。店員さんも非常に感じがよい。さすが有名店。

その他の収穫は、CD3タイトル5枚。本屋は寄る気力なく断念、ゼロ。まあ、あまり長時間いたわけではないので、こんなものだろう。

2004.07.17.
★本日アップの下町音楽夜話は「ドルフィーで元気」。読んでみてください。そして、本日の一枚は、ドルフィーの「ラスト・デイト」。自分は元気になりたいときに聴くドルフィー。みんなそういうの持っているんじゃないかな・・・。★

別のところで書いたものを加筆して下町音楽夜話に仕上げてと思ったら、結果的に90%くらい書き直すことになってしまった。どうもドルフィーは別格なんだな。いろいろ考えさせられる。こういう単純に聴いて楽しいような音楽とは違う世界を知ってしまってから、ドルフィーは自分の師匠みたいなもんだね。文章で精神世界のことを云々することは、哲学者ならできるだろうけど、音でやるのは難しいでー。

さて3連休初日。今日は恒例の下総に行く予定。カミサンのご両親はずいぶん元気になったが、やはり定期的に顔を出してないと心配になる。一時期病院に泊り込んだり、平日も含めて頻繁に行き来していた時期に比べると、最近はずいぶん落ち着いている。こちらも成田あたりでショッピングに立ち寄るとか、いろいろな道を通って、ドライブを楽しんだりと、楽しみを見つけるようにしているので、全然苦にはならない。まあ高齢社会なんだし、親の面倒を見るのは当たり前。その中に楽しみを見出して長く続けられるように工夫するのも、案外大事なことなのかな。

2004.07.16.
★本日の一枚は、「ザ・ベスト・オブ・ヴァン・モリソン」。とりたてて好きなワケではないけど、やはり認めてはいます。一曲と言われれば「WILD NIGHT」。全体にヴォーカルがメロを引っ張る彼のスタイルを時々聴きたくなります。★

以前に買ってみて、あまり気に入らずに友人にあげてしまったことがある、ヴァン・モリソンのベスト。何故か聴きたくなって、また買ってしまった。こういうのって、実は結構ある。だからもう諦めて、買ったら手放さないようにすべきなんだな。場所はとるけどさ。

それに、10年ほど前に、もう連絡のつかない知人に200枚ほど持っていかれたことがある。別に訴える気もないけどね。結構痛かった。もう手に入らないやつが何枚かある。さすがに有るはずなのにないという状況は脱したけどね。ヴァン・モリソンのベストはその中にもあった。ま、いっか。

だからヴァン・モリソンのベストを買ったのは3度目。どうしてもオリジナル・アルバムで集めようという気にはならない。いろいろな本やムックで褒められていて、決してけなされることのない人だけど、自分の好みのスタイルではないことは確か。それでも、時々聴きたくなる困り者。こういうのはベスト盤のCDに限るやね。

さて、今日も一日セミナー受講。まあ知識の整理ということで、頑張って聴くしかないね。今日行けば3連休。何か面白いことあるといいんだけどなー。金曜日、金曜日ー。

2004.07.15.
★本日の一枚は、ロニー・ジョーダンの「アット・ラスト」。素晴らしくメロディアス、音もいいし、リズムもしっかり進化している。これを現代のジャズとして受け入れるか?私は当然O.K.。現代最高のジャズ・ギタリストだと思います。★

何がジャズかっていうのは結構難しいハナシなんだけどね。昔のゴリゴリのヤツしか認めねーという人も多い。私の場合、何でもおーけー、おーけー。フュージョン大好き人間なので、コアなジャズ好きからは多分バカにされる。でも聴いてよけりゃそれでいいのさ。この人、とにかくギターはメチャクチャ上手い。センスもいい。時々うーんと思うリズムトラックもあるけど、コンピュータ・リズムの使い方もかなりセンスがよい。そして何といっても抜群のメロディセンス。さてこの人をジャンル分けするとどこに入るのさ?

さてさて、今日と明日は東京ビッグサイトの会議棟でセミナーを受けることになっている。暑いなかの移動は嫌だなと思うが、まあ、いつもの冷蔵庫の中に一日中いるのよりは、何かしら面白いこともありそうなので、少しは楽しみ。でも全然面白い内容ではない。やっぱ、ヤダナ。

2004.07.14.
★本日の一枚は、ブルース・スプリングスティーンの「ザ・ライジング」。タイトル・チューンのギターが好きなんです。この曲、発売された時期があと20年いや15年早かったら大ヒットしたんじゃないかなあ。9.11以降のメッセージ・ソングですが、・・・ま、いっか。★

何でもっと早くにこの曲を発売しなかったんだろうなあ。完璧20世紀の音してて、「もう自分の時代ではありません」って宣言しているようにも聴こえる。でもこういうエモーショナルなギターって、オヤジの世代にはうけたりするのよ。何とも言えず好きなんだな。

昨夜は頼まれ作業で、DVDライターがフル稼働していて、裏で別の作業をやる気になれなかったので、珍しくテレビなんぞというものを観てしまった。メジャー・リーグのオールスターの前夜祭だと思うんだけどホームラン競争なんかやってて、スコンスコン飛んでいくのが気持ちよかった。だけど相変わらず不正確な情報やいい加減な日本語が飛び交っていて、他の番組は正視できるものではなかった。やっぱ、いろいろな面で子どもにも悪影響を与えているような気がしてならない。

昨日はほぼ半日JavaScriptの半自動化してあるソフトの操作説明会というような研修を受けていたのだが、何か歯切れが悪くてイライラしてしまった。メーカーさんの人間が講師だったので、ソフトの不備の言い訳に徹しているようで、もっとメリハリつけて大事なところを要領よく教えられるんじゃないかという気がしてならなかった。何か違和感を覚えた。

外はまるで海水浴場にでも来ているかもような暑さ、行き帰りや昼飯どきには大汗をかいたが、それはそれで何か気持ちよかった。そういえば、オレ夏が好きだったんだよな、なんて考えながら、頭の中真っ白になっちゃった。それでも体調はグー。疲れが完全にとれた、・・・どころか妙に元気になってしまった。やはり慢性的な睡眠不足がよくないのだろうが、如何せんお猫さまには説明しても虚しいだけか。今日も今日とて、巨体が擦り寄ってくる。・・・ああ、お前がもう少し賢かったなら・・・。

さて、くだらねーこと書いてないで、頑張って仕事いってくんべ。

2004.07.13.
★本日の一枚は、「ザ・ロング・ラン」。10月の来日が待ち遠しいイーグルスの解散の引き金になった盤。でも内容はかなりよい。不仲でもこれくらいは作れる実力者の集まりだったということか。どの曲もみんな好きだなあ。★

体調は昨日一日ノンビリしたので、かなり戻ってきた。でも今日も暑そうなので、油断はできない。ノンビリと言っても、一応はちょいと銀座まで出てフラフラしてきた。欲しい本があって大きい書店に行きたかったのと、選挙から気分を素早く切り替えるためには、どこかいいカフェにでも行って、ボーっとしてくるのが一番ということだったんだけどね。

結局グランド・アフタヌーン・ティのカフェでランチ・セットを食べてきたんだけど、さすがよくデザインされた空間。店員さんも感じがよいし、目的は十分に達成できた。カミサンは他にも買い物をしてきたようだし、こちらも本は三省堂で手に入ったし、ワインを2本買ってきて一応ご満悦。ワインはカミサンとマスカットの話題になっていたので、1本はモスカート・ダスティ。早速に夜に冷やして飲んでみた。ちょっと甘すぎで香りも弱かったのが残念だが、まだ疲れを引きずっていたので、アルコールを入れてさっさと寝てしまうのには最適だった。口当たりがよく、ちょっと飲みすぎた気もするが、今朝は快適。スッキリと疲れは取れている。

さて今日はちょっと大事な研修会。東京の55の自治体が集まって共同運営している電子自治体関連の電子申請を受け付けるための画面づくりのためのもの。たった一回の研修を受けたらもう教える立場にならなければいけない。市販のテキストがあるような話でもないし、全く気が抜けない大事な一日。こういうのは体調万全で臨みたいもの。まあ気合を入れて、頑張ってくるしかない。

2004.07.12
★本日の一枚は、グラント・グリーンの「ソリッド」。ブルーノート系のギタリスト、G.グリーンは渋いんだな。ジャズにおけるギターがそうなのか、リーダーとしての存在感は薄い。でもいい演奏をしている。オルガンが入ってないこの辺が最高!★

さて、選挙のハードな一日が終わって、ぶっ倒れるようにして眠りについて、要約目覚めた。結局20時間くらい働いていたことになるのか。一日でカラダがボロボロになる感じ。ピリピリもしているので、疲れが普段とは全然違う。腰痛も思い切り再発した。ゲルマニウム、効いていたのになあ・・・。

さてさっさと気分を切り替えて頑張らないとね。今日は月曜日だもんね。今週頑張れば3連休。その後は夏休みというお楽しみもあるし。よし、気分も上向いてきた。・・・って、ようやく目が覚めただけともいう気もするな。

2004.07.11.
★さて今日は参院選挙。長い一日になりそうです。天気もイマイチですな。さて、名曲「I WISH IT WOULD RAIN DOWN」はこの盤(本日の一枚は、フィル・コリンズの「バット・シリアスリー」)収録。エリック・クラプトンのギターが相当にいいです。★

さて、選挙じゃ。13時間投票に従事して、速攻で移動して、夜中まで開票。ハードな一日の始まりだー。

2004.07.10.
★本日アップの下町音楽夜話は「ウッド」。読んでみてください。そして、本日の一枚は、ビックス・バイダーベックのコンピ。伝説のコルネット奏者ですが、何とも柔らかい音を出します。この時代の音が残っているだけでも凄いことですけどね。★

1924年から1930年までの録音、音が残っているだけでも凄い。だって大正時代だよ。80年前だよ。ウチのオヤジが生まれた年だよー。それだけとも言うが・・・。でもやっぱ凄いな。

昨夜、選挙の設営。2kgくらい痩せた。エアコンのない小学校の体育館は蒸し風呂。やり慣れない力仕事はキツかった。明日は一日そこで、走り回るワケ。うーん、体力温存しとかなくっちゃ。

2004.07.09.
★本日の一枚は、イーグルスのファースト。10月末の東京ドーム公演が決定したようですが、このグループこそ小さなホールで観たいですね。今日も忙しそうですが、「TAKE IT EASY」といったところです。★

やれやれ、ようやく金曜日だね。今日はこの暑さの中、出先のWGに出席したり、夕方からは選挙の準備で小学校の体育館で設営をしたりと、大汗かきそうな予定がびっしり。時間に余裕がないので、また走ることになりそう。今日は着替えを持っていっておかないとダメそうね。

さて、やりたいことがいろいろあり過ぎて、チョット無理が出てきたので、整理をする意味でもペースダウンを宣言してしまった。「さらまわし」は個々のコーナーにそれぞれ固定客がいるので、とにかくアクセス数の多いほうから残して、他はしばらくペースダウンしてみることにした。何といっても、4月からIT推進担当という肩書きで電子自治体構築をやっている。昼もパソコン漬けなのに、家に帰ってきてもパソコン漬けでは、どうも自分の中のバランスが崩れてしまいそうで嫌なのだ。他の趣味、例えばドライブや音楽関連にもっと時間を使いたい気分というだけなので、別に大したことはないのだが、いろいろなことがルーチン化してくると、それが負担になってしまうようで、これはこれで辛いものがある。まあ、このブログは面白いので、当然ながら継続項目の一つだけどね。

ところで今年の夏休みは、本来なら海外に行く年(隔年で行っている)なのだが、諸々の情勢から判断して、中止にした。その代わり、国内の小旅行をコマメに行くことにしようと決めて、まずは再来週の後半に神戸に行くことにした。旅は行くと決めたときから始まっている。準備も楽しいものだ。どこに行こうかとか、何がしたいかとか、アレコレ考えるのは何とも楽しい作業だ。実はクルマでない個人的な国内旅行は、冠婚葬祭以外では初めてのようだ。ガイドブックも買ってきたが、パラパラ見た限りでは、実にカミサンが好きそうな街である。まあこれもよいであろう。

2004.07.08.
★昨夜「バードランド」を耳にして、いまだに頭の中で鳴っています。そこで、本日の一枚は、ウェザー・リポートの「ヘヴィー・ウェザー」。ザヴィヌル、ショーター、パストリアス、3人とも凄い凄い。でもやっぱ、ジャコパスの勝ちだな、こりゃ。やっぱ、天才だわ。★

相当仲が悪かったという話だけど、天才同士ってそんなもんかもね。自己主張が強くないとね。大成しないかもね、こういった個性が必要な世界は。まあ、ここじゃジャコパス、ダントツの個性と言ったところかな。ジョー・ザヴィヌルと同じにシンセは弾けても、ジャコと同じにベースは弾けない。

ジャズ好きな人にこの辺の盤の話を振ると、両極に分かれる。これはジャズじゃないという人や聴こうともしない人と、一方で好きなんだよなとかあれは聴くと言う人。やっぱフュージョンに分類されるんだろうけどね。アドリブがなきゃジャズじゃないというお説もわかるが、こんな素晴らしいものを聴かない手はない。ジャンルなんてどうでもいいんだけどさ。

昨日あたりから、かなりお脳の調子悪し・・・。モチベ暴落。夏バテかな・・・。

2004.07.07.
★本日の一枚は、幻のテナーマン、ティナ・ブルックスの代表作「トゥルー・ブルー」です。いいです。全てにおいてブルーノートしてます。フレディ・ハバードのペットとの相性も非常にいいように思います。★

いやあ、久々いいもんメッケました。これ好きです。ティナといってもオッサンです。たった14回しか、レコーディングの機会がなかったのに、そのほとんどが未発表で終わってしまうというカワイソウな人なのですが、42歳で亡くなっていて、まあ幻と言われても仕方ないみたいですな。それでも、いかにもブルーノートという演奏をしています。ジャケット・デザインなんかもいかにもですな。この時代のジャケは、ホントオシャレですな。南青山あたりでこれのアナログのジャケ、見たことあるんですが、ハマってたなあ。

何を勘違いしたか、オルガンものだと思い込んでいたので、今まで手を出さなかったんですが、今回の東芝の暴挙(24ビット・リマスタリングを1500円シリーズで出すなんて・・・)で、あらためてカタログを見て、???と思った次第。よかったですよ。こんないいもの、聴き逃すところでした。

2004.07.06.
★今夜はすみだトリフォニーホールでUAのライブです。そこで、本日の一枚は、UAの「11」。「情熱」と「リズム」は歴史に残る名曲・名演。だけどこの盤で一番好きなのは「雲がちぎれる時」のリフなんです。古い曲、演るのかな?★

そう、今日はUAのライブに行く日。数ヶ月前に予約する時点では、どれほど忙しい時期かとかは判らないので、パッパカとチケットは買ってしまう。実際に行く頃になって自殺行為に近い場合もあれば、行きたくなーいなんてことになる場合もある。まあ、今日はあまり予定が詰まっている日ではないのでよかったのだが、気分的にはあかんね。選挙前でもあるし、結構ピリピリした状態で、こういうときにライブを観ても楽しめないからなあ。特にUAさん、最近いっそう難解になってきているからなあ。大丈夫かなあ。

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行ってきました、UAネーサンのコンサート。なかなか面白い感じでした。うーん、素直によかったと言えないものでもあり、ちょっと苦しい。難解といえば難解。何もそこまで崩さなくてもと言いたくなるようなのばかり。大好きな「雲がちぎれる時」を一番最後に歌ってくれたけど、ヴォーカルはまんまなのに、全く別の曲。カミサンはちょっと憤っておりました。演奏が耳障りで歌に集中できないと。目を閉じて聴くと、まるでジャングル。ジャングル・ビートじゃないよ。おサルやデカい鳥が吠えてそうなジャングルね。それから、ガムランのフレーズ、随分研究したね。まあそれはそれでよし、と。ちと異な体験をしてきたようなコンサートでございました、とさ。

2004.07.05.
★本日の一枚は、「ドント・コール・アス・ウィル・コール・ユー」。タイトル曲が中ヒットしたシュガーローフ。デンバーの一発屋ですが、ジェリー・コーベッタは、ロバータ・フラック等のヒット曲の作者。4シーズンズにもいた、知る人ぞ知る名コンポーザーです。★

メチャ懐かしい1975年の一枚なんだけど、今聴いても十分聴けることに驚き。日本では超マイナー、アメリカではコロラドのローカルバンドといったところ。ジェリー・コーベッタはフランキー・ヴァリのプロデューサーを務めてその関係で4シーズンズのキーボードとしてツアーにも参加している。他にはロバータ・フラック&ピーボ・ブライソンの「YOU'RE FEELIN' LIKE LOVE TO ME」なんて曲まで書いている。現在もコンポーザーやプロデューサーとしての活動を続けているらしい。・・・うー、マイナー。ま、いっか。

えー、気を取り直して、今週もブリブリに忙しいので、バリバリ頑張って行きましょう。・・・カラダを壊さない程度にね。・・・最近歳なのかなあ。疲れが抜けないんだよねえ。トホホ。

2004.07.04.
★本日の一枚は、ソニー・クラークの「スタンダーズ」。うーん、いい感じです。このピアノ・トリオは何とも抑制が効いていて、邪魔にならないんです。BGMとしても最高の一枚です。ポール・チェンバースがベースを弾く前半が特にオススメかな。★

ソニー・クラークといえば、「クール・ストラッティン」やタイム盤トリオというところが定番なんだけど、この盤の特に前半、予想外によかった。実にソニー・クラークらしい音しているし、ポール・チェンバースがいいベースを弾いているんだな。58年のセッションだけど、この時期のミスターPCはいいなあ。それにSBMリマスターもいいねえ。古いCD、全部とっかえてよ、って感じだね。

さて今日は少し作業をやらなければいけない。あまり遊び歩いてても、家の中が収拾付かない状態になってしまうんだな。性格的にあまり整理整頓は好きではないらしい。レコードやCDは整理していないと、何がどこにあるのか直ぐに埋もれてしまうので、聴きたいときに聴けないと悲しいから一生懸命整理するけどね。でもPCデスクのまわりはいつもCDの山と本や雑誌の山ができている。急に片付けろと言われてもとてもムリなので、PCデスクがリビングにあるのはよくないね。急のお客とかには対応不可。・・・別に今日一日中片付けするつもりじゃないんだけどね。

2004.07.03.
★本日の一枚はジェフ・ベックの「ワイアード」。そして、本日アップの下町音楽夜話は「迷い」。読んでみてください。結局この盤のような演奏を期待して、買い続け、聴き続けているのかもしれません。それだけカッコイイ演奏なんです。★

何とプロデュースはジョージ・マーティンとヤン・ハマー。凄いと言えば凄い。ビートルズ以降で、ジョージ・マーティンのプロデュースとしては、最大の成果なのかもしれない。ヤン・ハマーはこの後も活動をともにするけど、ここではマルチ・プレイヤーらしくシンセとドラムスで参加しているが、ナラダ・マイケル・ウォルデンもピアノとドラムスで参加。他にはリチャード・ベイリーとエド・グリーンも叩いているので、やたらとドラマーが参加している。それ以外にはベースのウィルバー・バスコムとキーボードのマックス・ミドルトン!だけだから、やたらとリズム・トラックに拘ったワケね。複雑なリズム、いっぱい出てくるからね。それにしても、凄いメンツだな。

やっと週末やね。昨日はただでさえいろいろ予定が入っていたのに、朝から電話鳴りまくりで、来客もいろいろ、庁内は走って移動、衝突も少々といったところ。メールも一体何本発信したのやら。ちょいやりすぎの一日。締めは、監査が終わったので、打上げやろうよという上司にお付き合いして、飲みにいってしまった。まあ、たまにはいいだろう。

自分は滅多に職場の人間とは飲まないし、行っても絶対に一軒、ということをこの10数年守ってきたので、この生活ペースが保てているのだと思っている。深酒していたら絶対翌日に影響が出るし、カラダももたないだろう。生まれてこれまで、遅刻もしたことがない。これからも一応この辺の生活習慣は守っていくつもりである。

さて今日は天気もいいし、どこか出かけますかネエ。カミサンは久々買い物にでもいきたいと言っておるし、結婚記念日に何もできなかったので、まあ出かけて買い物して、美味しいものでも食べてくるしかないでしょう。銀座かな?新宿かな?カミサンが買い物に行きたいとなると、大抵この二つのどちらか。・・・性格はかなり違うけど、どちらも結構好きな街ではある。大きい本屋さんもレコード屋さんもあるしね。それに雑踏の中にいると妙に落ち着ける。・・・ヘンかな。

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結局新宿に行ってきた。道が空いていて快適だったよー。ただ人がもの凄く多くて、気分が悪くなりそうだった。まあ、女性はこの時期、お買い物ですよねえー。私は、カミサンが買い物をしている間、レコード屋さんや本屋さんに行っているので、時間は有効に使えるのである。まあこれも携帯電話のおかげだよね。出先で別々に行動して、またおちあって、なんてできるのは、数年前までは結構タイヘンだったような気がする。

本日の収穫はCD6枚と本1冊のみ。わりと収穫が少なかったか。まあそれでも以前から探していたものが手に入ったので、結構嬉しい。

懸案のお食事は、SHUNKANの中にあるウルフギャング・パック・カフェで、カリフォルニア・キュイジーヌといきましたさ。ウルフギャング・パックさんはアカデミー賞公式シェフなんだとさ。んでもって、美味しかったんだけど、量がちょっと問題でさ、二人して顔見合わせて、何か買って帰ろーということになっちまったさ。まあ、MY CITYの地下で、お寿司買ってきて今食べたとこなんだけどね・・・。何かしょーもない一日になってしまったのさ。

2004.07.02.
★本日の一枚「マイアミ・バイス」のサントラは、自分にとっての懐かしい夏の夜のテーマソングです。チョットもの悲しいストーリーと素敵な音楽と焼けつくような空気感が堪りませんでした。ドン・ジョンソンどうしてるんだろ?★

懐かしいネエ・・・。ヤン・ハマーの奏でるキーボードが何ともいい味だしてたんだな。サントラもそこそこ豪華でさ。グレン・フライやチャカ・カーン、ハマってたなあ。やっぱり夏の空気なんだな。小野リサや松岡直也やボサ・ノヴァの名盤なんかと伍する夏の定番としておこう。他にも「アゲインスト・オール・オッズ」とか、「危険な年」とかね。いいよね。暑い暑いと言ってないで、夏の空気を楽しむ方向に意識を持っていきたいもんだね。

さて金曜日。今日も予定が集中している。午前中は監査、午後は来客一件、会議2件、さあ、気合入れていきましょー。明日は土曜日だー!

2004.07.01.
★本日の一枚は、ウィントン・ケリーの「ケリー・ブルー」。最近はまれるジャズがないんです。ジャズを聴き始めた頃、ロリンズやマイルスやビル・エヴァンスではないものが聴きたくて、背伸びして買ったこの盤、はまりにはまったことが懐かしいです。★

あらためて思うに、最近はまれるジャズがない。ノラ・ジョーンズをジャズと捉えるなら、ここ数年で唯一彼女がそうかもしれないが、はまれるジャズにはトンと出会っていない。新規開拓する気力がなくなっているのかもしれないが、新しい人たちで、それだけの魅力を持った、つまり過去の巨人連中に伍するだけの魅力を持った人間に出会っていないのだ。ニコラス・ペイトンやジョシュア・レッドマンあたりは惹かれるものがあるが、今語れるほどではないので、そのうち聴きたいなと思うものとして挙げておくに留める。クリスチャン・マクブライドのベースは相当に気になるけどね。最近はレストランとか、どこに行ってもジャズがBGMに使われているが、音楽自体が硬直化しているよなあ。

さて7月、今月どれだけ動けるかで、今後しばらくの動向が決まってしまう大事な月ではある。選挙なんかやってる場合ではないのだが・・・。とにかく、気合を入れていきましょー。

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