January 2009.

BackToMenu _ NextMonth _ LastMonth _ BackToTop
Date Pics Title Comment
2009.01.31.  SWING STREET CAFE /
JOE SAMPLE & DAVID T.WALKER (1978) 
つくづく自分はギターが好きなんだなと思います。ジャズでもロックでも、どうしてもギターが入っているものがよくなってしまうんです。コルトレーンもズート・シムズも大好きですが、やっぱり頭のすみでギターが入っていたらと思っているんです。これはジャズでもギターが好きと思えるようになった原点の一枚ですが、81年にリリースされた、ジョー・サンプルの名盤ですね。デヴィッド・T・ウォーカーがR&Bテイストを持ち込み、典型的なジャズギターとは違うんですが、そのブレンド具合が絶妙で、非常に心地よいんです。 
2009.01.30.  CHOICE / ZOOT SIMS (2007)  ガツンとくるジャズとはいえ、コルトレーンとかとは大分違う世界ですね。スイングするビ・バップの世界ではこのおじさんが大好きです。若き日の録音でも、元気なおじさん的印象でして、朗々と吹ききってしまいますからネエ。この盤は1950年代のパシフィック・ジャズの音源コンピですが、ここではジェリー・マリガンやボブ・ブルックマイヤーなどが、ピアノも弾いていて、何だか面白いことになっています。 
2009.01.29.  MY FAVORITE THINGS :
COLTRANE AT NEWPORT /
JOHN COLTRANE (2007)
 
ECMの柔らかい世界にばかり浸っていると、たまにはガツンとくるものが聴きたくなります。これはコルトレーンの没後40周年記念盤というわりにはメチャクチャ安く売られているものですが、内容はニューポート・ジャズ・フェスの音源を1枚にまとめたものです。63年と65年の音源でして、それは、それは、もうバリバリ。2テイク収録されている「MY FAVORITE THINGS」は当然ながら素晴らしいのですが、フル・ヴァージョンで収録された「IMPRESSIONS」も聴き応え十分です。 
2009.01.28.  BATIK / RALPH TOWNER (1978)  こちらはもっとECMぽい音を聴かせるギタリスト、ラルフ・タウナーの78年のトリオ作品です。このフリーフォームなギターをジャズと解するか、微妙なところですが、ベースがエディ・ゴメス、ドラムスはジャック・デジョネットですからネエ...。何ともアンビエントなメロディもはっきりしない世界なんですけど、時々はっとさせられるようなフレーズが出てきたり、・・・抽象画の展覧会に似た世界です。BGMには結構使えます。 
2009.01.27.  GATEWAY /
JOHN ABERCROMBIE, DAVE HOLLAND,
JACK DeJOHNETTE (1975)
 
こちらはあまりECMぽくないジャケットですが、ECMを代表するような一枚です。音はあまりにもECM的で笑えるほどですが、静謐な佇まいは、アバークロンビー特有というわけでもなかったんですネエ...。結局のところ、ここでもプロデュースしているECMの主宰者、マンフレッド・アイヒャーの個性と考えるべきなんでしょう。結局この後、多くの名盤を生み出すこのトリオの、記念すべき第一歩がこれなんですネエ。 
2009.01.26.  SING-A-LONGS AND LULLABIES FOR
THE FILM CURIOUS GEORGE /
JACK JOHNSON (2006)
 
さて、何とも気分の冴えない月曜日ですが、頑張って行きますかね...。こちらのジョンソンさんはサーファーのチャンピオンで素晴らしい映像監督でもあるマルチ・タレントな人です。この人のマッタリ感はホント癒されます。まあ、そんなにムリしなくて・・・といった気分になれるから月曜にピッタリです。「おさるのジョージ」のサントラですが、これが実にいいんだな。1曲目「アップサイド・ダウン」、いい曲です。 
2009.01.25.  SECOND SIGHT /
MARC JOHNSON'S BASS DESIRES (1987)
 
ファースト・アルバムのタイトルがグループ名になることはままありますが、これもその一つ。前年のファーストに続いてリリースされた2作目は、グループ名義になっておりました。今更にそれ以後が続くバンドとは思えないだけに、何を考えていたんだか、という気もします。如何せん地味な演奏に加えて、メンツが個性的すぎます。いかにもECM的な音質はクリアで非常に心地よいものですが、少しこちらに緊張を強いる曲もあるので、ついつい真剣に聴いてしまいます。 
2009.01.24.  BASS DESIRES /
MARC JOHNSON (1986)
 
ジョン・スコさんといえば、このアルバムもよかったですね。ベースのマーク・ジョンソンがリーダーとなるグループの演奏ですが、ギターはもう一人ビル・フリーゼルがいて、ドラムスはピーター・アースキンという4ピースです。ECMらしい音質で地味な内容ですが、これが結構心地よいんです。ギター2人はどちらも個性的で、常時はっきり聴き分けられて、ちょっと笑えます。タイトル曲はサイコー、1曲目「SAMURAI HEE-HAW」というワケの分からんタイトルも笑えます。 
2009.01.23. PICK HITS LIVE /
JOHN SCOFIELD (1987)
 
ギタリストでは、最近この人を聴く機会が圧倒的に多いのですが、意識して集めているわけではないのに、やたらと集まってくるんです。コレクターの方だったら、その辺のニュアンス、分かるんでしょうけどね。さて、これはライヴ・イン・東京なんですが、ドラムスのデニス・チェンバースが暴れています。ジョン・スコさんも、相変わらずのウネウネ・ギターに加えて、激しい音を出している曲もあり、ちょいと趣きがいつもと違うような印象です。個人的には、そういったボーダーレスなところが好きなんですけどね。 
2009.01.22.  YOUNG DJANGO /
STEPHANE GRAPPELLI (1979)
 
ジャズ・ギターでは最近これに驚かされましたね。ジャンゴ・ラインハルトと一緒にやっていたヴァイオリンのステファン・グラッペリ名義にはなっていますが、ヤングジャンゴことフィリップ・カテリーンと、若き日のラリー・コリエルが猛烈なテクを聴かせています。ベースはニルス・ペデルセンが参加し、ジャンゴ・ナンバーをカヴァーしています。もう猛烈です。音質はイマイチですが、まあジャンゴっぽくて迫力もあり、いいかもしれません。
2009.01.21.  ANTHOLOGY / AL DI MEOLA (2000)  もろジャズが嫌いなワケではありませんが、ジャズ周辺の先進的な音楽が何とも好きなんです。アシッド系、クラブ系、そしてフュージョンといったあたりは、曲も演奏もクオリティの高いものが、いくらでもありますからね。さて、この人もカテゴライズするのが難しい一人ですね。こういったベスト盤で聴くと、かなりバラエティに富んだ曲が並んでいることになります。文句なしのテクニック、血の濃さを感じさせる民俗音楽との融合、諸々の面で質の高さが感じられます。
2009.01.20.  NO TIME LIKE THE FUTURE /
INCOGNITO (1999)
 
アシッド・ジャズという言葉がいまだに通用するのか分かりませんが、UKソウルって言うのかな?ダンサブルなアシッド系代表?、インコグニートのこの盤は非常に聴き易い一枚でした。ストリングスを使うのはあまり好きではないのですが、全体に手間ひまかけた形跡が窺えます。ここではメイサのヴォーカルが、えらく存在感があっていいですね。この頃から英国的な色が失せていく気もして、寂しくもあるんですけどね...。 
2009.01.19.  RIO / TILL BRONNER (2008)  さて、月曜日、頑張って行きましょう・・・かね。先週の続きでスムースジャズに戻りましょう。これは、現代を代表するトランペッター兼ヴォーカリスト、現代版チェット・ベイカーとも言えるティル・ブレナーの新盤です。ブラジルのミュージシャンを起用してブラジル音楽をやっているわけですが、何をやらせても、格好いい人は格好いいんですかね。前作「OCEANA」があまりによかったので、ちょいと満足できないでいるんですけどね...。 
2009.01.18.  BLUES TRIBUTE /
FOGHAT & GUESTS (1978)
 
さて、日曜日、お休みではありませんが、映像モノ行きましょうかね。これはフォガットの全盛期に、大物ブルースマンをゲストに迎えてのニュー・ヨーク・ライヴです。ハニーボーイ・エドワーズ、ジョン・リー・フッカー、ポ−ル・バターフィールド、ジョニー・ウィンター、マディ・ウォーターズなどですが、これは貴重な映像なんじゃないですかネエ。画質はイマイチですが、音はさほど悪くないです。オールスターでの「HOOCHIE COOCHIE MAN」と「I JUST WANT TO MAKE LOVE TO YOU」は鳥肌モノですね。 
2009.01.17.  ALREADY FREE /
THE DEREK TRUCKS BAND (2009)
 
本日アップの下町音楽夜話は「オールレディ・フリー」。読んでみてください。2009年の1枚目がこの天才ギタリストの新盤とは予想外でした。実に嬉しいリリースです。全曲A++といった具合で、ハマってます。毎日聴きまくりです。マイク・マティソンというヴォーカルも本当に素晴らしい歌声です。デレク・トラックスのSGを使ったフィンガー・ピッキングのスライド・ギターは、非常に艶やかでよく歌っています。やはり現代のスライドの第一人者と言っていいでしょう。 
2009.01.16.  SO COOL / VARIOUS ARTISTS (2004)  クリス・ボッティの「DRIVE TIME」は、このコンピにも収録されています。他にはジェイミー・カラム、ジェシー・ヴァン・ルーラー、ジェシー・ハリス、ピーター・シンコッティ、ティル・ブレナーなど、現代を代表する洒落者が顔を揃えております。・・・ジェシー・ハリスだけ少々毛色が違いますけどね・・・。まあスムースジャズといえば聞こえはいいですが、今風のフュージョンですな。リズムが違うんですよ、リズムが・・・。 
2009.01.15.   THE VERY BEST OF CHRIS BOTTI (2002) 若き日のクリス・ボッティの音源を集めたベストですが、最近よりもこの時期の方が個人的には好きですね。非常に聴きやすいスムースジャズではありますが、ジャズ濃度が低くて、もう少しロック寄りのイメージです。実際にビル・ブラッフォードとかスティングあたりと一緒にやったりしていましたからネエ...。その中でも「DRIVE TIME」あたり、いいですネエ。 
2009.01.14.  WHEN I FALL IN LOVE /
CHRIS BOTTI (2004)
 
うーん、カッコよすぎるなあ。これは美形トランペッター、クリス・ボッティのバラード・カヴァー集なわけですが、個人的にはウィズ・ストリングスじゃなければもっとよかったのにと思っている盤です。ゲストではスティングとかエキセントリックなポーラ・コールさんあたりが目を引きますが、意外に地味です。ベースのブライアン・ブロムバーグがブリブリやっていて、何だか場違いなような、楽しいことになっています。 
2009.01.13.  NIGHT SESSIONS / CHRIS BOTTI (2001)  いやはや寒いですねえ。こう寒いと熱いものとか聴きたくもなりますが、反対にクールに決めるのも悪くはありません。さて、これはクリス・ボッティのヒット・アルバムですが、カッチョエエーといったところでして、まあオシャレなこと...。ショーン・コルヴィン等をフィーチャーして、かなり聴き易いスムースジャズをやっています。ベースのクリスチャン・マクブライドどギターのドミニク・ミラーがいい演奏を聴かせてます。渋いです。クールです。 
2009.01.12.  AL KOOPER & THE REKOOPERATORS (1992)  お休みの日は映像でも、と思っても最近あまりいい映像ものがないんです。強いていえばこれかな。これは当然アル・クーパー関連で期待もせずに買ったものですが、これが案外よかったんです。テレビ番組の映像のようですが、アル・クーパーのオルガンはかなり聴けます。加えて、ジミー・ヴィヴィノというギタリストが意外にいい演奏を披露しています。全然知らない人ですが、こういう上手い人、まだまだいるんですよネエ...。ちなみに、アントン・フィグもいいリズムを叩き出しております。 
2009.01.11.  TURN IT OUT /
SOULIVE (2000)
 
ソウライヴのデビュー盤なんですが、これは彼らをプッシュしてくれたジョン・スコフィールドが参加した2曲を追加した、リマスター盤です。この後リミックス盤もでるので、結局この原点が最も輝いていたということなのでしょうか?確かに格好良いんですよ、これが。オルガン・トリオ・ジャズの現代版といえばそれまでですが、ジミー・スミスとかと違って、ノリが現代的なんです。 
2009.01.10.  DANCE LESSON #2 /
KARL DENSON (2001)
 
チャーリー・ハンターやらMMWのクリス・ウッドやら、DJロジックやら、ジャムバンドの美味しいところを知り尽くしたメンツが集まっているブルーノート盤です。元々はレニー・クラヴィッツ・バンドのサックス奏者だった人でして、ファンキー・サックスの名うてと言ってもいい人なのですが、ソロではあまり売れてませんね。長めの曲が多く、聞き流している分には楽しめます。フルートも結構吹いているんですけど、どうも音的には雰囲気が合わないような気がしますね...。 
2009.01.09.  RETURN OF THE CANDYMAN /
CHARLIE HUNTER & POUND FOR POUND (1998)
 
チャーリー・ハンターは本当に多作の人なので、いくらでも出てきます。これはヴァイブのステフォン・ハリスをフィーチャーしたアルバムです。かなりジャズ寄りの内容ですが、やはりリズムなど諸々の要素から、素直にジャズとは言えない部分があります。何とも柔軟な人です。また、スティーヴ・ミラーの「FLY LIKE AN EAGLE」をカヴァーしているあたり、選曲でも楽しめる一枚です。 
2009.01.08.  READY...SET...SHANGO! /
CHARLIE HUNTER QUARTET(1996)
 
初期のアルバムですが、ここではデイヴ・エリスのテナーともう一人カルダー・スパナーというアルトのサックスをフィーチャーしています。ドラマーはスコット・アメンドラ、ジャジーで手堅いドラムスです。まだジャジーなことを勢いでやっているようですが、十分に個性的ではあります...。やっぱり音が面白いです。ブルー・ノートらしい音源ですね。これはオリジナル・リリースのCDですが、再発時はCCCDでリリースされた模様で、それなりに貴重盤となっているようです。 
2009.01.07.  CHARLIE HUNTER /
CHARLIE HUNTER (2000)
 
2000年にリリースされた自分の名前をタイトルにしたアルバムです。別にデビュー盤でも移籍第一弾でもありません。サックスやトロンボーンをフィーチャーしたちょいジャジーな一枚です。ドラマーのほかにもパーカッションがかなり前面に出ているように感じられます。こうなるとどうしてもベースレスなのがきになってしまうのは私だけでしょうか・・・。ここではソロもブリブリに弾いているので、テクニック的なことはしっかり確認できるんですけどね...。 
2009.01.06.  COME IN RED DOG, THIS IS TANGO LEADER /
CHARLIE HUNTER & BOBBY PREVITE (2004)
2004年にはドラマーとのデュオ・アルバムをリリースしています。たった二人で、しかもスタジオ・ライヴなんだそうですが、とてもそうは聴こえません。二人とも手数はかなり多い方ですからね。ボビー・プリヴェイトというドラマーは、フリー・ジャズやらプログレやらいろいろやるようですが、世の中にはまだまだ、知らないけど凄いという人がいますね。特別ジャジーでもなく、長尺のジャムバンドっぽい中身で、案外楽しめます。 
2009.01.05.  RIGHT NOW MOVE /
CHARLIE HUNTER QUINTET (2003)
 
2003年に移籍した第一弾は、サックスやトロンボーン、パーカッションなどを加えたクインテットできました。チャーリー・ハンターほど柔軟にいろいろな編成を組める人間も珍しいでしょう。これもジャムバンド系の特質でしょうか?編成ゆえのジャジーな本作は、彼にとって大きな転機だったのかもしれません。しかもここでは、メセニー・グループなどで活躍するグレゴア・マレのハーモニカが、非常に印象的ですから、音楽の幅が一気に広がったような気がします。 
2009.01.04.  BING, BING, BING! /
CHARLIE HUNTER TRIO (1995)
 
さて、久々にジャムバンド系にもどりましょうかね。今月コットンクラブで来日公演が予定されているチャーリー・ハンター・トリオですが、どうしても都合がつかず、残念ながらライヴで観ることは叶わないようですね。さて、昔のブルーノートっぽいジャケが何ともいいセンスを感じさせるこの盤は、サックスのデイヴ・エリスとドラムスのジェイ・レインとのトリオですが、ぽちぽちゲストも参加していて、それなりに音数を維持しています。昔のオルガン・ジャズのような雰囲気なんですが、オルガンは参加していないということが、また面白いんですけどね。 
2009.01.03.  DO RIGHT MAN /
DAN PENN (1994)
 
本日アップの下町音楽夜話は「ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート」。読んでみてください。ダン・ペンのアルバムではこの盤がイチバン好きです。彼の名曲のセルフカヴァーがたっぷり詰まっていますからね。「DARK END OF THE STREET」、もうサイコーです。ヘタウマと言われるヴォーカルも、大好きなんです。実に味があります。寡作なのが残念です。もっともっと聴きたいですね。
2009.01.02.  MOMENTS FROM THIS THEATRE /
DAN PENN AND SPOONER OLDHAM (2006)
 
こちらはダン・ペンと彼と仲のよい名キーボーダー、スプーナー・オールダムのライヴです。多々ある名曲のセルフ・カヴァーなわけですが、実に渋い演奏と歌声です。見た目は2人とも、そこらの安酒場でころがってるアル中みたいなものですが、どうしてこんなに心に沁みる音楽を紡ぎ出せるんでしょうかね。ゆったりしたリズムが眠気も誘うのですが、あまりに心地よい浮遊感に脱帽です。のんびりできるこんな季節だからこそのオススメです。 
2009.01.01. JUNKYARD JUNKY /
DAN PENN (2008)
今年1枚目のオススメは、このオッサンから行きましょうか。マッタリとした雰囲気がお正月にはピッタリでしょう。60年代のメンフィス・ソウルの名曲をいっぱい書いている人ですが、私はこの人のヴォーカルが好きなので、一応シンガー・ソングライターだと思っております。「IS A BLUEBIRD BLUE」などの往年の名曲のセルフカヴァーも含まれたこの新盤、入手するのに苦労しました。マイナーな上に寡作なので仕方ないんですけどネエ。でもいい曲、多いですよ、ホント。
BackToMenu _ NextMonth _ LastMonth _ BackToTop